【2025年】名古屋市の住宅用太陽光発電・蓄電池補助金は最大30万円。申請方法、締切など詳しく解説【令和7年】
【2025年 名古屋市の補助金まとめ】
名古屋市の「令和7年度 住宅等の脱炭素化促進補助」は、太陽光発電・蓄電池の同時導入を後押しする制度です。
(個人は「なごや太陽光倶楽部」入会申請が必要/交付決定前の着工は対象外)
補助対象 | 補助額 | 上限額 |
---|---|---|
太陽光(戸建・新築) | 1万円/kW | 最大9.99kW(概ね約10万円) |
太陽光(戸建・築10年以内) | 2万円/kW | 最大9.99kW(概ね約20万円) |
太陽光(戸建・築10年超) | 3万円/kW | 最大9.99kW(概ね約30万円) |
太陽光(共同住宅) | 2.5万円/kW | 最大9.99kW(概ね約25万円) |
蓄電池 | 1.5万円/kWh | 容量上限なし |
HEMS | 1万円/件 | — |
V2H充放電設備 | 5万円/件 | — |
受付期間:2025/4/16〜2026/2/13(消印有効)
※2025/8/12に予算上限到達のため受付終了(抽選該当者へ個別連絡)。
ポイント:自家消費前提(全量売電の配線は不可)/ZEH系の補助とは併用不可(同一区分)。
2025年(令和7年)名古屋市の太陽光発電・蓄電池補助金の概要
名古屋市は「令和7年度 住宅等の脱炭素化促進補助」を実施し、太陽光・蓄電池・HEMS・V2H・ZEH等を支援します。太陽光は住宅の築年数・種類に応じて1〜3万円/kW(上限9.99kW)、蓄電池は1.5万円/kWhです。交付決定前の着工は対象外、個人はなごや太陽光倶楽部への入会申請が必要です。受付は2025/4/16〜2026/2/13でしたが、2025/8/12時点で受付終了が告知されています。
2025年(令和7年) 名古屋市の太陽光発電・蓄電池補助金はいくらもらえる?
まずは結論(補助単価)
- 太陽光(上限9.99kW)
- 新築:1万円/kW
- 築10年以内:2万円/kW
- 築10年超:3万円/kW
- 共同住宅:2.5万円/kW
- 蓄電池:1.5万円/kWh(容量上限なし)
※太陽光は最大9.99kWまでが対象です。例:蓄電池10kWh=15万円
サッと把握:5kW + 蓄電池10kWh の場合
- 新築:20万円(太陽光5万円+蓄電池15万円)
- 築10年以内:25万円(太陽光10万円+蓄電池15万円)
- 築10年超:30万円(太陽光15万円+蓄電池15万円)
- 共同住宅:27.5万円(太陽光12.5万円+蓄電池15万円)
詳細の早見表(1〜10kWの概算)を開く
名古屋市の基準をそのまま金額化。太陽光1〜10kWと蓄電池10kWh(=15万円)を組み合わせた概算です。
太陽光(kW) | 新築 1万円/kW |
新築 合計 +蓄電池10kWh |
築10年以内 2万円/kW |
築10年以内 合計 | 築10年超 3万円/kW |
築10年超 合計 | 共同住宅 2.5万円/kW |
共同住宅 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 10,000 | 160,000 | 20,000 | 170,000 | 30,000 | 180,000 | 25,000 | 175,000 |
2 | 20,000 | 170,000 | 40,000 | 190,000 | 60,000 | 210,000 | 50,000 | 200,000 |
3 | 30,000 | 180,000 | 60,000 | 210,000 | 90,000 | 240,000 | 75,000 | 225,000 |
4 | 40,000 | 190,000 | 80,000 | 230,000 | 120,000 | 270,000 | 100,000 | 250,000 |
5(平均) | 50,000 | 200,000 | 100,000 | 250,000 | 150,000 | 300,000 | 125,000 | 275,000 |
6 | 60,000 | 210,000 | 120,000 | 270,000 | 180,000 | 330,000 | 150,000 | 300,000 |
7 | 70,000 | 220,000 | 140,000 | 290,000 | 210,000 | 360,000 | 175,000 | 325,000 |
8 | 80,000 | 230,000 | 160,000 | 310,000 | 240,000 | 390,000 | 200,000 | 350,000 |
9 | 90,000 | 240,000 | 180,000 | 330,000 | 270,000 | 420,000 | 225,000 | 375,000 |
10※ | 100,000 | 250,000 | 200,000 | 350,000 | 300,000 | 450,000 | 250,000 | 400,000 |
※太陽光は上限9.99kW。10kW行は概算の目安です。蓄電池は10kWh=150,000円(1.5万円/kWh)を加算。
価格への当てはめ(任意)
相場価格(税込2,600,000円)に対して、5kW+10kWhの一例:
- 新築:200,000円 → 実負担2,400,000円
- 築10年以内:250,000円 → 2,350,000円
- 築10年超:300,000円 → 2,300,000円
- 共同住宅:275,000円 → 2,325,000円
2025年(令和7年)名古屋市 太陽光発電・蓄電池補助金の適用条件
名古屋市:対象となる住宅に関する条件
- 市内の住宅に新たに設置すること。
- 太陽光は屋根または敷地内に設置。
- 太陽光の電気は当該住宅で自家消費(全量売電の配線は不可)。
- 太陽光の上限容量は9.99kW。
名古屋市:申請者に関する条件
- 個人:名古屋市民または設置住宅に家族等が居住/法人:本店等が市内。
- (個人)なごや太陽光倶楽部への入会申請が必要。
- 同区分の他補助(ZEH、ZEH同時の蓄電池、既設太陽光に接続する蓄電池)と併用不可。
名古屋市:設備に関する条件
- すべて未使用品(リース・移設は対象外)。
- 蓄電池:1.5万円/kWh、国(SII)登録機器。住宅での充放電・自家消費に活用。
- HEMS:愛知県補助の対象機器。V2H:CEV補助の登録機器。
名古屋市の太陽光・蓄電池補助で押さえたい注意点
- 交付決定前着工は対象外。許可が出てから工事へ。
- 太陽光は余剰売電型(全量売電×)の配線が条件。
- 年度内に工事から実績報告・請求まで完了する必要あり。
受付から交付決定まで約3週間要するため、工程は余裕を持って組みましょう。
名古屋市の太陽光発電・蓄電池補助金についてよくある質問
抽選の有無を含め、公式が個別連絡としています。来年度の実施有無は公表待ちなので、図面・機器選定・相見積りまで事前に整えておくと発表直後に動けます。
「太陽光の電気は住宅で消費」「配線は余剰のみ逆潮流(全量×)」が明記されています。
申請者要件に入会申請が含まれます(法人は市内に本店等)。
令和6→7年度の変更点として「蓄電システムの補助上限容量を撤廃」が明記されています。
名古屋市の太陽光発電・蓄電池補助金をしっかり受け取るには
今回は、名古屋市の太陽光発電・蓄電池補助金について解説しました。
補助金をしっかり受け取るためには、いくつも申請を出さなくてはいけませんが、決して無視できない大きな金額です。
しかし、毎年補助金絡みでのトラブルは後を絶ちません。しっかり申請してくれそうな良心的な業者にお見積りを出していただくことを強くお勧めします。
ソーラーパートナーズには、厳しい審査をクリアした企業だけが加盟しております。 気軽に相談できる専門のアドバイザーもおりますので、ご利用をお待ちしております。