【2025年】相模原市の住宅用太陽光発電・蓄電池補助金は2種類!設置は最大28万円+α、ゼロ円ソーラーの補助金も。申請方法、締切など詳しく解説【令和7年】
<<本記事の内容は2025年9月に確認しました。>>
【相模原市の補助金まとめ】
補助制度 | 補助対象 | 補助額(上限) |
---|---|---|
住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金(購入設置) | 太陽光発電(2~<10 kW)、蓄電池、V2H、ZEH など | 太陽光:80,000円/戸、蓄電池:200,000円/台(ほか ZEH 30万円 等) |
住宅用初期費用ゼロ太陽光発電設備等導入補助金(0円ソーラー) | 事業者が初期費用を立替えて設置する太陽光・蓄電池 | 太陽光:70,000円/kW(5 kWまで) ※市内施工は+30,000円/kW加算 蓄電池:補助対象経費の1/3(上限510,000円) |
- 相模原市は「購入設置」と「0円ソーラー」の2本立て。同じ設備での併用は不可。
- 購入設置は事業完了後に申請する方式(完了日の定義あり)。
- 0円ソーラーは事業者へ交付され、月額の電気料金やリース料が割引されます。
2025年(令和7年)相模原市の太陽光発電・蓄電池補助金の概要
相模原市は、住宅の再エネ導入を支援するため、「住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金」(購入設置向け)と、「住宅用初期費用ゼロ太陽光発電設備等導入補助金」(いわゆる0円ソーラー=事業者向け)を実施しています。
それぞれ制度の仕組みが異なるため、自費で購入して設置するのか/0円ソーラーを利用するのかで選びましょう。
制度名 | 主な対象と要件 | 補助額 | 出典 |
---|---|---|---|
住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金 | 太陽光は2~<10 kW、新品/余剰連系。蓄電池は連系し、SII(環境省ZEH化等支援事業)対象品。各設備1世帯1回。事業完了後に申請。 | 太陽光8万円/戸、蓄電池20万円/台(ほか V2H 20万円、ZEH 30万円、LCCM加算 10万円 など) | 市公式ページ/ご案内PDF |
住宅用初期費用ゼロ太陽光(0円ソーラー) | 登録済み事業者のリース/電力販売プランで設置。補助は事業者へ交付→料金へ還元。太陽光は5 kWまでが対象。 | 太陽光7万円/kW(市内施工+3万円/kW)、蓄電池は1/3・上限51万円 | 市公式ページ |
2025年(令和7年)相模原市の太陽光発電・蓄電池補助金はいくらもらえる?
ここでは一般的な家庭(太陽光5 kW+蓄電池10 kWh)を例に、購入設置と0円ソーラーでの受け取りイメージを比較します。
① 購入設置(住宅用スマートエネルギー設備等導入奨励金)
太陽光容量(kW) | 太陽光補助額 | 蓄電池(10 kWh×1台) | 合計補助額 |
---|---|---|---|
2~9.9 | 80,000円 | 200,000円 | 280,000円 |
相場価格2,600,000円(太陽光5 kW+蓄電池10 kWhの目安)に対して、約280,000円分が減額され、実質 2,320,000円程度になります。※価格は目安
② 0円ソーラー(事業者向け補助・料金に還元)
太陽光容量 | 太陽光 補助額(上限5 kW) | 蓄電池(10 kWh) | |
---|---|---|---|
市外施工 | 市内施工(+3万円/kW) | ||
1 kW | 70,000円 | 100,000円 | 上限510,000円(155,000円/kWhの1/3×10 kWh≒516,000円 → 上限51万円) |
3 kW | 210,000円 | 300,000円 | |
4 kW | 280,000円 | 400,000円 | |
5 kW | 350,000円 | 500,000円 |
ポイント
0円ソーラーは補助金が事業者に交付され、電気料金やリース料が安くなる形で還元されます。
購入価格が下がる制度ではないため、月々の支払い総額や譲渡条件(概ね10年)まで含めて比較しましょう。
2025年(令和7年)相模原市 太陽光発電・蓄電池補助金の申請期限は?
制度 | 申請期間 | 対象(完了)期間 |
---|---|---|
購入設置(奨励金)第1期 | 令和7年9/1~9/30(必着) | 令和7年4/1~9/30 |
購入設置(奨励金)第2期 | 令和8年2/2~2/27(必着) | 令和7年10/1~令和8年2/27 |
0円ソーラー | 令和7年4/1~令和8年1/30(必着) ※先着、予算到達で終了 |
購入設置の奨励金は事業完了後に申請します。完了日の判定は「引渡日・領収日・接続契約締結日・住定日(住民票記載日)などの最も遅い日」です。ここを勘違いすると「対象期間外」になりやすいので、日付管理を丁寧に。
0円ソーラーは登録事業者が申請する仕組みのため、市の掲載プランから選ぶと安心です。
2025年(令和7年)相模原市 太陽光発電・蓄電池補助金の適用条件
相模原市:対象となる住宅に関する条件
- 相模原市内の住宅であること(住定日は住民票に記載)。
- 太陽光は2~<10 kWの余剰連系。新品であること。
- 蓄電池は太陽光と連系し、環境省のZEH化等支援事業の対象製品。
相模原市:申請者に関する条件
- 各設備種別ごとに1世帯1回(自家消費コースは6年、その他は10年で再申請可/転居等で住所が変われば再申請可)。
- 0円ソーラー補助を受けた同一設備は、購入設置の奨励金と同年度に併用不可。
相模原市:設備に関する条件
太陽光(購入設置)
- 太陽電池の公称最大出力またはパワコン定格が2~<10 kW。
- 申請者自身で受給契約(リース・電力販売契約の場合は除く)を締結。
- 未使用品であること。
蓄電池(購入設置)
- 未使用の定置用リチウムイオン蓄電池で、太陽光と連系していること。
- 環境省「戸建住宅ZEH化等支援事業」の補助対象機器であること。
0円ソーラー
- 市に登録されたプラン(リース/電力販売)の利用が必須。
- 太陽光は5 kWまでが補助対象。蓄電池は補助対象経費の1/3(上限51万円)。
相模原市の0円ソーラー(制度の別枠)
0円ソーラーは、事業者に交付→利用者の料金を割引する仕組みです。購入設置の奨励金とは性質が違うため、同じ住所・同じ設備での併用はできません。
市の掲載プラン(例:TEPCOホームテック「エネカリ」、かながわ0円ソーラー合同会社の各プラン)から比較検討し、月々の負担・譲渡条件・解約条件まで必ず確認しましょう。
相模原市の太陽光発電・蓄電池補助金についてよくある質問
購入設置は「総額が下がる」シンプルさが魅力。0円ソーラーは初期費用ゼロ・月額払いで、補助は料金に反映されます。合計支払額と譲渡条件まで見て比較しましょう。
購入設置の奨励金は、蓄電池が太陽光と連系し、対象製品であれば1台20万円が目安です(事業完了後に申請)。
購入設置は予定件数を超えると抽選となる案内があります。0円ソーラーは先着で、予算到達日に受付終了です。
相模原市の太陽光発電・蓄電池補助金をしっかり受け取るには
今回は、相模原市の太陽光発電・蓄電池補助金について解説しました。
補助金をしっかり受け取るためには、いくつも申請を出さなくてはいけませんが、決して無視できない大きな金額です。
しかし、毎年補助金絡みでのトラブルは後を絶ちません。しっかり申請してくれそうな良心的な業者にお見積りを出していただくことを強くお勧めします。
ソーラーパートナーズには、厳しい審査をクリアした企業だけが加盟しております。
気軽に相談できる専門のアドバイザーもおりますので、ご利用をお待ちしております。