【2025年】岩手県の住宅用太陽光発電・蓄電池補助金は新築限定で最大77万円!申請方法、締切など詳しく解説【令和7年】
【岩手県の補助金まとめ】
補助対象 | 補助率・単価 | 上限額 | ポイント |
---|---|---|---|
高断熱住宅(等級6/7) | 定額 | 等級6: 1,000,000円/戸 等級7: 1,800,000円/戸 |
新築のみ。建物本体に出る大きな補助 |
太陽光発電 | 70,000円/kW | 350,000円(5kWまで) | FIT/FIPの認定は不可 |
蓄電池 | 51,000円/kWh | 357,000円(7kWhまで) | 太陽光・HEMSとあわせて申請 |
HEMS | 補助率2/3 | 66,000円/戸 | 太陽光とセットで必須 |
- 対象は新築の戸建て。申請者がすむ家だけが対象です。
- 申請は先着順。予算しだいで早く締まります。
- 工事(契約・着工)は交付決定のあと。先に動くと対象外です。
<<本記事の内容は岩手県公式の公開情報(2025年4月28日更新)をもとに作成しました。>>
2025年(令和7年)岩手県の太陽光発電・蓄電池補助金の概要
岩手県の制度名は「いわて省エネルギー住宅建設推進事業費補助金」(いわてZEH+住宅等普及促進事業のうち新築向け)です。新築で省エネ性能を高めた住宅を応援する制度で、建物本体の補助にくわえ、太陽光・蓄電池・HEMSにも補助が出ます。公開・更新は2025年4月28日、受付は2025年5月1日スタートです。
区分 | 内容 | 補助率・単価 | 上限 | 備考 |
---|---|---|---|---|
高断熱住宅 | 断熱等性能 等級6/等級7 | 定額 | 等級6: 1,000,000円/戸 等級7: 1,800,000円/戸 |
建物本体に対する補助 |
太陽光発電 | 新築住宅に設置(必須) | 70,000円/kW | 350,000円(5kW) | FIT/FIPの認定は不可 |
HEMS | エネルギー管理(必須) | 補助率 2/3 | 66,000円/戸 | 太陽光とセットで導入 |
蓄電池 | 太陽光と連携(選択) | 補助率 1/3 | 357,000円(7kWh) | 機器・工事費が対象 |
結論:建物の等級を上げるほど補助が大きく、太陽光+HEMSは必須、蓄電池はつけるとさらに加算されます。
2025年(令和7年)岩手県の太陽光発電・蓄電池補助金はいくらもらえる?
ここでは設備ぶん(太陽光+蓄電池)を中心に、わかりやすく試算します。家本体(等級6/7)の定額補助は別枠です。
太陽光発電の補助金
太陽光は70,000円/kW、ただし上限は5kW=350,000円です。
蓄電池の補助金
蓄電池は51,000円/kWh、上限は7kWh=357,000円です。10kWhをつけても、補助は7kWh相当で頭打ちになります。
太陽光(kW) | 太陽光補助額 | 蓄電池(10kWh想定) | 蓄電池補助額 | 設備合計(太陽光+蓄電池) |
---|---|---|---|---|
1 | 70,000円 | 10kWh | 357,000円(7kWh上限) | 427,000円 |
2 | 140,000円 | 10kWh | 357,000円 | 497,000円 |
3 | 210,000円 | 10kWh | 357,000円 | 567,000円 |
4 | 280,000円 | 10kWh | 357,000円 | 637,000円 |
5 | 350,000円(上限) | 10kWh | 357,000円 | 707,000円 |
6 | 350,000円(据置) | 10kWh | 357,000円 | 707,000円 |
7 | 350,000円(据置) | 10kWh | 357,000円 | 707,000円 |
8 | 350,000円(据置) | 10kWh | 357,000円 | 707,000円 |
9 | 350,000円(据置) | 10kWh | 357,000円 | 707,000円 |
10 | 350,000円(据置) | 10kWh | 357,000円 | 707,000円 |
※上表は設備ぶんの合計です。HEMS(最大66,000円)も同時に加わります。建物本体の等級6/7の定額補助は別枠で支給されます。
相場との比較(目安)
太陽光5kW+蓄電池10kWhの相場が2,600,000円(税込)とすると、設備ぶんの補助は最大773,000円(太陽光350,000円+蓄電池357,000円+HEMS66,000円)。
自己負担は約1,827,000円まで下げられます。
これにくわえて、建物本体に1,000,000円(等級6)~1,800,000円(等級7)の補助が別途つきます。
2025年(令和7年)岩手県 太陽光発電・蓄電池補助金の申請期限は?
受付期間:2025年5月1日(木)~2025年12月12日(金)
- 事業開始(契約締結)は2025年4月1日以降。
- 工事は2026年3月15日までに完了が条件です。
- 先着順のため、予算しだいで早期終了します。
工事や契約を先に進めると補助の対象外になります。まずは見積もりをそろえ、交付決定を受けてから着工しましょう。
2025年(令和7年)岩手県 太陽光発電・蓄電池補助金の適用条件
岩手県:対象となる住宅に関する条件
- 岩手県内の新築戸建てで、申請者が常時すむ家であること。
- 断熱等性能等級6または等級7を満たすこと(ZEHを上回る基準)。
- 県産木材5m3以上を使用すること。
- 気密性能試験でC値1.0以下を満たすこと。
- 建設現場見学会などを実施すること。
岩手県:申請者・施工に関する条件
- 施工業者は岩手型住宅賛同事業者、または岩手県地域型復興住宅グループの登録事業者。
- 交付決定後に契約・着工すること(先行着工は不可)。
- 提出は岩手県建築住宅センターへ。郵送または持参。
岩手県:設備に関する条件
- 太陽光発電+HEMSは必須。蓄電池は任意だが同時導入で加算。
- FIT/FIPの認定は不可(売電目的は対象外)。
- 機器は新規・未使用。機器・工事費が補助対象。
岩手県の太陽光発電・蓄電池補助金についてよくある質問
本制度は新築の高断熱住宅(等級6/7)を対象に、太陽光・HEMS(必須)と蓄電池(任意)を組みあわせて支援します。既存住宅の単体設置は対象外です。
本補助は自家消費をねらいとしています。売電を主目的とする制度の認定を受けると対象外になるためご注意ください。
先着順のため、工務店選びと見積もりを早めに進め、交付決定を受けてから契約・着工しましょう。完了は2026年3月15日までです。
岩手県の太陽光発電・蓄電池補助金をしっかり受け取るには
今回は、岩手県の太陽光発電・蓄電池補助金について解説しました。
補助金をしっかり受け取るためには、いくつも申請を出さなくてはいけませんが、決して無視できない大きな金額です。
しかし、毎年補助金絡みでのトラブルは後を絶ちません。しっかり申請してくれそうな良心的な業者にお見積りを出していただくことを強くお勧めします。
ソーラーパートナーズには、厳しい審査をクリアした企業だけが加盟しております。
気軽に相談できる専門のアドバイザーもおりますので、ご利用をお待ちしております。