【2025年】長野市の住宅用太陽光発電・蓄電池補助金はいくら?申請方法、締切など詳しく解説【令和7年】
【2025年(令和7年) 長野市の補助金まとめ】
補助対象 | 補助金額 | 主な条件 |
---|---|---|
定置型蓄電池(単体) | 50,000円/基 | 新品。国または県の補助対象製品として登録のあるもの。市内事業者が設置。 |
定置型蓄電池(太陽光と同時設置) | 100,000円/基 | 太陽光と連系。発電した電気を蓄電・自宅で使用できること。 |
V2H(電気自動車の充給電設備) | 60,000円/基 | 車⇔住宅で相互に給電できる設備。新品。市内事業者が設置。 |
受付状況:令和7年度は予算額に達したため受付終了と案内されています。次年度や再開有無は公式ページでご確認ください。
- 申請は着工前。交付決定後に工事開始。
- 1世帯(または1中小企業者)につき、(1)蓄電池・(2)V2Hは各1基まで。
- 実績報告は引渡し後30日以内または年度末(3/31)の早い方。
2025年(令和7年)長野市の太陽光発電・蓄電池補助金の概要
長野市の補助制度の正式名称は「長野市温暖化対策推進補助金」です。家庭や事業所の温室効果ガス削減・停電対策を目的に、蓄電池とV2Hの導入費用を支援します(太陽光パネル単体の補助はありません)。
※国・県の補助金と併用可。
対象 | 補助額 | 上限 | 主なポイント |
---|---|---|---|
蓄電池(単体) | 5万円/基 | — | 新品・登録製品。市内事業者施工。 |
蓄電池(太陽光と同時) | 10万円/基 | — | 太陽光と連系し自家消費できること。 |
V2H | 6万円/基 | — | EVと住宅間で相互給電可能。 |
運用メモ:令和7年度は「予算額に達したため受付終了」との発表(更新日:2025年6月23日)。ただし制度自体の流れや条件は次年度も大きく変わりにくいため、内容を把握しておくと準備が楽になります。
2025年(令和7年)長野市の太陽光発電・蓄電池補助金はいくらもらえる?
長野市は蓄電池・V2Hが主役です。金額は容量に関係なく定額です。
モデルケース | 想定設備 | 補助額 | 相場260万円(税込)に対する値引き感 |
---|---|---|---|
蓄電池のみ | 蓄電池 10 kWh 1台 | 50,000円 | ▲5万円(約2%) |
太陽光+蓄電池 | 太陽光 5 kW + 蓄電池 10 kWh | 100,000円(蓄電池枠) | ▲10万円(約4%) ※太陽光単体の市補助は無し |
太陽光+V2H | 太陽光 5 kW + V2H 1基 | 60,000円(V2H枠) | ▲6万円(約2%) |
長野市は「蓄電→自家消費」を後押ししています。太陽光と同時に蓄電池をつけると補助額が倍(5万→10万円)になるのがポイントです。
2025年(令和7年)長野市 太陽光発電・蓄電池補助金の申請期限は?
公表上の期間:令和7年4月7日〜令和8年1月31日(予定)。
ただし予算到達で受付終了。2025年6月時点の市発表では令和7年度は締切済みです。次年度に向けて、見積→書類準備→着工前申請までを早めに進めると安心です。
申請の流れ(要点)
①交付申請(必ず工事着工前)
②交付決定
③工事・設置
④引渡し完了
⑤実績報告(引渡し後30日以内または3/31の早い方)
⑥交付確定→⑦請求→⑧入金
2025年(令和7年)長野市 太陽光発電・蓄電池補助金の適用条件
長野市:対象となる住宅・事業所に関する条件
- 設置場所:申請者が居住する住宅、または事業に用いる事業所。
- 対象設備は新品のみ。中古・修繕は対象外。
- 対象設備は国または県の補助対象製品として登録があること。
長野市:申請者に関する条件
- 長野市内に住所(個人)または本社・事業所(中小企業者)がある方(完了・実績報告までに転入/設置でも可)。
- 市税の滞納なし、暴力団関係者でないこと。
- 1世帯(または1中小企業者)につき各メニュー1基まで。
長野市:設備・施工に関する条件
- 蓄電池:インバータ・コンバータ等と一体で構成される機器。
- 太陽光と同時設置の場合:連系し、発電電力を蓄え自宅・事業所で使用できること。
- 市内に本社または事業所を有する事業者による設置に限る(市内業者施工が必須)。
注意点(よくあるミス)
・交付決定前に契約・工事をすると対象外。
・書類の名義(申請者・領収書・口座名義)はすべて同一に。
・写真はカラーで設置状況が分かるものを用意。
・年度内(3/31)までに実績報告が出せないと支給不可。
長野市の太陽光発電・蓄電池補助金についてよくある質問
太陽光は単体では市補助の対象外です。ただし、太陽光と同時に蓄電池を導入すると、蓄電池の補助額が5万円→10万円になります。
市は併用可と明記しています。上乗せで総負担を抑えられるため、国・県の要件(登録製品など)もあわせて確認しましょう。
交付決定通知を受け取ってから工事に入ります。先に工事すると対象外になるので要注意です。
長野市の太陽光発電・蓄電池補助金をしっかり受け取るには
今回は、長野市の補助金について解説しました。
補助金をしっかり受け取るためには、いくつも申請を出さなくてはいけませんが、決して無視できない金額です。
しかし、毎年補助金絡みのトラブルは後を絶ちません。交付決定前に着工してしまった、申請書の名義がバラバラ、実績報告が期限超過——こうしたミスで受給できない例が多いです。
書類や段取りに慣れた良心的な業者を選び、早めに見積と書類準備を進めましょう。次年度の募集開始直後に申し込める体制を整えておくと安心です。