【2025年最新】太陽光発電の価格相場と設置費用はいくら?価格データを大公開。メーカー別/kW毎の太陽光パネルの相場価格も◆専門家監修

「太陽光発電と蓄電池の見積サイト『ソーラーパートナーズ』」記事編集部です。
この記事では、太陽光パネルおよび蓄電池セットの相場価格や、メーカーごとの相場価格を大公開します。
このデータは自社施工会社の一括見積りサイトであるソーラーパートナーズが独自に収集したデータです。
近年、太陽光発電の訪問販売で相場とかけ離れた高額な見積もり・契約が増えています。私たちは「実際の成約価格データ」を公開し、相場感を可視化することで、消費者の皆さまに注意喚起を行います。
<<本記事は2025年10月に更新しました。>>
-
太陽光発電の相場価格
住宅用太陽光発電の相場価格は税込みで約129万円です。
(設置容量:5kW、補助金適用前) -
太陽光発電・蓄電池の相場価格
住宅用太陽光発電と蓄電池セットの相場価格は税込みで約282万円です。
(設置容量:太陽光発電5kW・蓄電池10kWh、補助金適用前)
これらは平均的な設置容量で計算しています。また工事費用も含む金額です。補助金は差し引き前なので、お住まいの地域によってはここから更に減額となります。
太陽光発電の普及のために各自治体が太陽光発電・蓄電池の補助金を交付しています。これらを活用すれば、太陽光発電の設置費用を抑えられます。
>>太陽光発電補助金情報の一覧
\太陽光の優良業者を見積比較/
※無料で何度でも見積が可能です
- 1 家庭用太陽光発電 太陽光パネルの相場価格
- 2 家庭用太陽光パネルのkW単価は平均26万円
- 3 太陽光パネルの補助金適用後の相場価格
- 4 太陽光パネルの価格のチェックポイント
- 5 2025年 経済産業省が算出した太陽光発電の相場価格は平均163万円
- 6 2025年 経済産業省が算出した太陽光発電 1kWあたりの相場価格は平均32.6万円
- 7 2025年 ソーラーパネルメーカー別、相場価格一覧
- 8 2025年度の太陽光発電 売電価格は15円
- 9 実際の見積り例 太陽光発電と蓄電池 同時購入の設置費用
- 10 太陽光発電と蓄電池セット容量別設置費用の相場価格を算出する方法
- 11 太陽光発電の価格・設置費用 推移
- 12 太陽光発電の費用対効果シミュレーション
- 13 ソーラーパネルは設置容量を増やしたほうが費用対効果が高くなる
- 14 メンテナンス・定期点検費用の目安
- 15 廃棄費用の目安
- 16 自治体によっては補助金で設置費用が安くなる場合も
- 17 住宅用太陽光発電の設置費用 見積書の例
- 18 太陽光パネルは初期費用0円で付けられる?0円ソーラーとは?
- 19 太陽光発電の価格に関する、経験者からの口コミ・評判
- 20 太陽光発電の設置費用についてよくある質問
- 21 太陽光発電の設置費用が高くなる要因
- 22 ソーラーローンを使えば実質無料で導入も可
- 23 太陽光発電をカーポートに設置する費用は?
- 24 太陽光発電の設置費用報告・運転費用報告
- 25 太陽光発電の設置費用を安くする方法
- 26 太陽光発電の設置費用 まとめ
家庭用太陽光発電 太陽光パネルの相場価格
ソーラーパートナーズが企画運営するソーラーパートナーズ総研では、当社の見積りネットワークにおける2025年1月~2025年9月の取引実績(4,300件)から相場価格を算出しました。
太陽光発電、蓄電池を導入した方が、実際にどれぐらいの金額で設置しているのかの参考にしてみて下さい。
太陽光パネルの相場価格は約129万円
一般的な住宅屋根に載せられる容量の平均は5kWです。
これらの費用は見積もりの総額(税込)であり、上記の内訳にあるパネル代・パワコン代・架台代・工事代を全て含んでいます。
また、補助金はまだ適用されていない価格になります。実際にはここから100万円以上の補助金額が割引になる場合もあります。
既に太陽光パネルの見積書をお持ちの方は、見積り総額と比較してみて下さい。
設置容量 | 価格(税抜き) | 価格(税込み) |
---|---|---|
2kW | 100.0万円 | 110.0万円 |
3kW | 95.5万円 | 105.1万円 |
4kW | 109.3万円 | 120.2万円 |
5kW | 117.7万円 | 129.4万円 |
6kW | 123.5万円 | 135.8万円 |
7kW | 132.0万円 | 145.2万円 |
8kW | 142.0万円 | 156.2万円 |
9kW | 150.7万円 | 165.8万円 |
平均設置容量は5kWなので、太陽光発電単体の相場価格は約130万円と言っても差し支えないでしょう。市場では訪問販売による提案を中心に太陽光パネル単体で200万円を超える提案が出回っていますが、相場からすると高いということになります。
当社では、太陽光業界における一部の不当な提案を問題視し、「自社施工会社での見積り比較」を推奨する普及活動を10年以上続けています。もし不当な業者と契約してしまった場合でも、クーリングオフで何とかなる場合もあります。しかし、太陽光パネルを設置してしばらく経ってから、高額な契約だったことに気が付いても、もう遅いのです。
「これから30年以上、モニターで発電量を確認するたびに気持ちが落ち込むことに耐えられるのか…」というお話を伺った際には、何もできないもどかしさを痛感しました。これから契約を検討する方には、必ず自社施工会社で見積り比較して欲しいと考えています。
太陽光パネルと蓄電池セットの相場価格は約280万円
次に太陽光パネルと蓄電池セットの相場価格です。近年では電気代が上がっていること、防災意識が高まっていることから、発電した電気を売るのではなく貯めることを目的として蓄電池をセットで導入する方の数が増えています。
その数は今や8割を超えるようになりました。
設置容量 | 価格(税抜き) | 価格(税込み) |
---|---|---|
2kW + 10kWh | 228.3万円 | 251.1万円 |
3kW + 10kWh | 231.1万円 | 254.2万円 |
4kW + 10kWh | 246.8万円 | 271.5万円 |
5kW + 10kWh | 250.5万円 | 275.5万円 |
6kW + 10kWh | 256.8万円 | 282.5万円 |
7kW + 10kWh | 250.6万円 | 275.7万円 |
8kW + 10kWh | 252.4万円 | 277.7万円 |
9kW + 10kWh | 261.2万円 | 287.3万円 |
一般的な5kWの太陽光パネルと10kWhの蓄電池でおおよそ280万円程度が相場価格となります。10kWhの蓄電池とは、停電時にエアコン・照明・冷蔵庫を10時間連続して使用できる程度の蓄電量です。
蓄電池は製品や容量によっての価格差が大きく、太陽光パネルに何の蓄電池をセットで導入するかで契約金額は大きく変動します。
ここまでソーラーパートナーズを利用した方の価格データを掲載してきました。ソーラーパートナーズは中間マージンのなくて割安な自社施工会社をご紹介する見積もりサイトです。
それでは一般的な市場の販売会社の価格相場は実際にどれぐらいなのでしょうか。
ソーラーパートナーズでは、「問合せのあったお客様から、既に受けている提案の見積り価格を収集」し、データとして取りまとめました。
容量 (kW) | 金額(税抜き, 万円) | 金額(税込み, 万円) |
---|---|---|
4.0 | 320 | 352 |
5.0 | 346 | 381 |
6.0 | 345 | 380 |
こうしてデータを見比べてみると、ソーラーパートナーズの自社施工会社と比べて、一般的な販売会社は3割程度価格が高いことが分かります。
家庭用太陽光パネルのkW単価は平均26万円
設置容量 | 合計(税込) 万円 |
kW単価(税込) 万円/kW |
---|---|---|
3kW | 105.1 | 35.03 |
4kW | 122.2 | 30.55 |
5kW | 134.4 | 26.89 |
6kW | 135.8 | 22.64 |
7kW | 145.2 | 20.75 |
8kW | 156.2 | 19.52 |
9kW | 165.8 | 18.42 |
これは上記のソーラーパートナーズの取引実績から算出した太陽光パネルの「kW単価」です。
太陽光パネルは設置する容量が大きくなればなるほどkW単価は安くなります。1本のペットボトル飲料よりも、箱買いの方が1本あたりの価格が安くなるのと同じ、いわゆるボリュームディスカウントというものです。
設置容量が大きいほど発電量は増え、電気代削減・売電収入は大きくなります。屋根に載せられる容量には限りがありますが、できる限り多くの容量を載せられるようにメーカー選びを工夫する方が多いです。
太陽光パネルの補助金適用後の相場価格
地方自治体によっては太陽光パネル・蓄電池に補助金が出ている場合があり、ただでさえお得な太陽光発電設備の初期投資費用をより抑えることが可能です。
また、国の太陽光パネル補助金はありませんが、蓄電池補助金で最大60万円の支給があります。
今年から新設された神奈川県のモデルケースを見てみましょう。
項目 | 金額(円) | メモ |
---|---|---|
導入費用(相場) | 3,000,000 | 太陽光 5 kW + 蓄電池 10 kWh |
神奈川県補助:太陽光 | −350,000 | |
神奈川県補助:蓄電池 | −150,000 | |
国補助:蓄電池 | −600,000 | |
補助金合計 | −1,100,000 | |
最終自己負担額 | 1,900,000 | (= 3,000,000 − 1,100,000) |
結果:国と県の補助金を適用することで、本事例では110万円の値引きが入り、自己負担額が約190 万円(30%割引)となりました。
補助金は併用できるものとできないものがあります。特に財源が同じ国の制度同士の場合は重複申請が認められません。自治体側に国費が含まれていなければ併用可能であり、補助金を併用することで初期費用を大幅に抑えられます
地方自治体の太陽光発電の補助金についてより詳しく知りたい方はこちらをご確認下さい。
>>太陽光発電 補助金
太陽光パネルの価格のチェックポイント
続いて太陽光パネルの価格をチェックする上での重要なポイントをご紹介します。
太陽光発電の見積り価格を確認するうえで、注意しなければならないポイントは二つあります。
- 太陽光パネルの費用内訳を確認する
- 太陽光パネルのkW単価を確認する
太陽光パネルの設置費用には、本体価格だけでなく、パワーコンディショナーや架台、工事費用などの付随コストも含まれていて分かりづらいですよね。
まずはこれらの費用の整理の仕方と、製品毎の価格差を公平に比較するためのkW単価の使い方についてご紹介します。
チェックポイント①太陽光パネルの費用内訳について知る
相場価格データを見る前に、まずは経済産業省が公開している太陽光発電の費用内訳をご覧ください。
太陽光発電の費用は、パネル費用、パワコン費用、架台費用、工事費用など、複数の要素で構成されています。
太陽光発電システムは設置工事が必要であり、パネルだけを購入しても機能しません。そのため、関連部材や設置工事を含めた総費用を確認し、その価格が適正かどうかを見極めることが重要です。
よくある例として、パネルの本体価格が大幅に割引されていても、それ以外の経費が割高となり、結果的に総額が高くなる場合があります。
つまり、注目すべきはシステム全体の合計費用になります。
これからこの記事でご紹介する容量別・メーカー別の相場価格は、パネル代ではなく工事費用を含めた総額です。
チェックポイント②太陽光パネルのkW単価を確認する
太陽光発電の1kWあたりの価格は「kW単価」とも呼ばれ、太陽光発電の「割安・割高」を考える際によく用いられます。
kW単価は設置費用総額÷パネルのkW数で計算することができます。
なぜkW単価の指標を使うのかと言うと、太陽光パネルは製品によって出力やサイズが異なり、単純な価格比較が難しからです。
例えば下記の比較表を見てもどちらがお得なのかよく分からないですよね。
- 製品A:屋根に24枚乗る、価格はパネル1枚6万円
- 製品B:屋根に20枚乗る、価格はパネル1枚8万円
kW単価で比較すれば、シンプルに分かりやすくなるのです。
- 製品A:5kWで130万円 KW単価は26万円(130÷5)
- 製品B:4kWで120万円 kW単価は30万円(120÷4)
この場合は1kWの発電能力を製品Aは26万円、製品Bは30万円で手に入れられるということになります。
2025年 経済産業省が算出した太陽光発電の相場価格は平均163万円
ここまでソーラーパートナーズの相場価格をご紹介してきましたが、
次に経済産業省の資料から確認できる2025年太陽光発電の相場価格をご紹介します。
設置容量 | 設置費用 |
---|---|
5.00kW | 163万円 |
※こちらの数値は
調達価格等算定委員会|経済産業省 の配布資料から算出しました。
この相場価格は経済産業省が算出した日本全国の太陽光発電の相場価格です。
太陽光発電はオーダーメイドの製品ですので、設置場所の大きさや屋根材、メーカーによって価格が大きく変わります。
この価格は目安と考えておいてください。
メーカーや条件別の相場価格については後程紹介します。
2025年 経済産業省が算出した太陽光発電 1kWあたりの相場価格は平均32.6万円
2025年の太陽光発電、1kWあたりの相場価格は以下の通りです。
設置容量 | 1kWあたりの価格 |
---|---|
5.00kW | 32.6万円/kW |
※こちらの数値は
調達価格等算定委員会|経済産業省 の配布資料から算出しました。
kW単価は「蓄電池やオール電化の価格」「補助金」は除くのが一般的
kW単価を計算するときに「蓄電池やオール電化の価格」や「補助金」は除いて考えるのが一般的です。
なぜなら「蓄電池やオール電化」を含めた場合、太陽光発電単体に比べてkW単価が安くなるのは当たり前ですし、補助金分を差し引けば安くなるのが当然だからです。
kW単価は「太陽光発電単体」の設置費用総額から算出すると覚えておきましょう。
2025年 ソーラーパネルメーカー別、相場価格一覧
2025年の太陽光発電メーカー別の相場価格一覧はこちらです。
●王道メーカー(高性能) ●王道メーカー(標準) ●良コスパメーカー
(上の■メーカー名をクリックすると非表示になります)
太陽光発電メーカー別、ソーラーパネルの価格表
既に太陽光パネルと蓄電池のセット導入率は8割を超えているため、セットでのメーカー別価格表をお伝えします。
2025年の太陽光パネルの平均設置容量は5~6KWです。最も設置者の多かった太陽光パネル6kWと蓄電池13kWhの金額をメーカー別に比較してみましょう。
データは当社の見積りネットワークにおける2025年1月~2025年9月の取引実績(4,300件)から算出しています。
太陽光パネル6kW+蓄電池13kWhの金額(メーカー別)
メーカー | 平均相場価格(円) |
---|---|
長州産業 | 345万円 |
ハンファジャパン | 294万円 |
カナディアンソーラー | 304万円 |
シャープ | 351万円 |
AIKO | 338万円 |
やはり価格面では海外メーカーのハンファジャパンとカナディアンソーラーが特に安いことが分かります。これらは太陽光パネルの性能面を考慮していない表になりますが、同2社は性能・保証ともに業界トップレベルなので、コストパフォーマンスに優れていると言っても過言ではないでしょう。
また今年度はAIKOソーラーもランクインしていることにも注目です。AIKOソーラーは東京都の上乗せ補助金の認定を受けているため、軽量・防眩モデルであれば補助金で大きく値引きが入ることになります。
各メーカーを様々な角度から比較したメーカー比較ランキングを作成しました。より詳しくメーカーについてご確認したい方はこちらからご覧ください。
もし、お手元の見積書のkW単価が相場価格を上回っていたら要注意。
相見積もりをとって複数メーカーの提案内容を比較してみることをおすすめします。
ソーラーパートナーズなら完全無料で地元の太陽光業者の紹介をしています。簡単に最大3社の見積がもらえますので、お気軽にご依頼ください。
2025年度の太陽光発電 売電価格は15円
太陽光発電はご家庭の電気を節約できるだけでなく、電気を売れる「売電制度」があるのが大きな魅力です。
2025年度の売電価格は以下の通りです。
区分 | 2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 2025年度 | 売電期間 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
売電価格 | 10kW未満 | 19円/kWh | 17円/kWh | 16円/kWh | 16円/kWh | 15円/kWh | 10年間 |
10kW以上50kW未満 | 12円/kWh | 11円/kWh | 10円/kWh | 10円/kWh | 10円/kWh | 20年間 | |
50kW以上250kW未満 | 11円/kWh | 10円/kWh | 9.5円/kWh | 9.2円/kWh | em>8.9円/kWh | 20年間 |
また2025年度から初期投資支援スキームに制度が移行。より早期の投資回収が可能となりました。
年度・期間 | 10kW未満 | 10kW以上(屋根設置) |
---|---|---|
2025年度(10月~3月):初期投資支援スキーム開始 | 24円(~4年) 8.3円(5~10年) |
19円(~5年) 8.3円(6~20年) |
2026年度 | 24円(~4年) 8.3円(5~10年) |
19円(~5年) 8.3円(6~20年) |
交付期間 | 10年間 | 20年間 |
固定価格買取期間として10kW未満は10年間、10kw以上は20年間、上記の売電価格で電気を売ることが確約されています。
売電価格について詳しくは以下の記事にまとめてあります。
実際の見積り例 太陽光発電と蓄電池 同時購入の設置費用
太陽光発電とセットで蓄電池を導入する方が増えており、2023年で約8割の方が蓄電池をセットで導入しました。
2024年はさらに自家消費の価値が上がりましたので、太陽光発電と蓄電池をセットで導入する方が8割を超えると予想されています。
2023年に太陽光発電と蓄電池をセットで導入した設置費用の事例をいくつか紹介します。
メーカー | 太陽光発電容量 | 蓄電池容量 | 設置費用 |
---|---|---|---|
パナソニック | 6.375kW | 5.6kWh | 3,078,500円 |
メーカー | 太陽光発電容量 | 蓄電池容量 | 設置費用 |
---|---|---|---|
シャープ | 5.460kW | 6.5kWh | 2,214,000円 |
メーカー | 太陽光発電容量 | 蓄電池容量 | 設置費用 |
---|---|---|---|
ハンファ(Qセルズ) | 4.85kW | 6.5kWh | 2,484,000円 |
これは実際にお客様が契約した価格です。
太陽光発電と蓄電池をセットで導入した場合には複合的な要因によって価格が上下しますので参考程度にお考えください。
また、蓄電池セットは適正価格がわかりにくいため、知らないうちに高額な契約を結ばされるケースが多発しています。
蓄電池は設置せずに太陽光発電だけにしたほうがいい場合もありますので、慎重に判断しましょう。
太陽光発電と蓄電池セット容量別設置費用の相場価格を算出する方法
この記事を一番最初に書いたのが2016年、それ以降時代にあわせて情報を更新してきましたが今や太陽光発電システムを設置する方の8割以上の方が全国どのエリアでも蓄電池をセットで購入されます。
もはや太陽光発電システムのみでの購入の方はごく稀という状況になってきておりますので、蓄電池容量別の相場価格の考え方をお伝え致します。
蓄電池9.8kWhセット設置費用の相場価格
蓄電池の種類は多くの、太陽光メーカーとの組み合わせで無限にパターンが作れてしまいますので、一旦目安となる現在圧倒的にシェア1位の長州産業の蓄電池(オムロン製)の相場価格をお伝えします。
9.8kWhの特定負荷蓄電池の場合は、太陽光発電システムの価格にプラスして税込150万円で計算してください。
9.8kWhの全負荷蓄電池の場合は、太陽光発電システムの価格にプラスして税込165万円で計算してください。
蓄電池12.7kWhセット設置費用の相場価格
12.7kWhの特定負荷蓄電池の場合は、太陽光発電システムの価格にプラスして税込170万円で計算してください。
12.7kWhの全負荷蓄電池の場合は、太陽光発電システムの価格にプラスして税込185万円で計算してください。
蓄電池16.4kWhセット設置費用の相場価格
16.4kWhの特定負荷蓄電池の場合は、太陽光発電システムの価格にプラスして税込215万円で計算してください。
16.4kWhの全負荷蓄電池の場合は、太陽光発電システムの価格にプラスして税込230万円で計算してください。
太陽光発電の価格・設置費用 推移
太陽光発電の価格・設置費用の推移は以下の通りです。
ご覧の通り太陽発電の設置費用は毎年下がっており、2018年度の時点で既に余剰買取制度が始まった2009年時点の半額以下になっています。
2021年時点では3分の1近くに価格は下がっております。
一方の売電価格は2009年の48円/kWhと比べて約40%の2021年は19円となります。
売電価格と同じように設置費用が安くなっているにも関わらず、コロナ禍で家庭での電力需要が増えた関係もあり電気代が高くなってきています。そのため太陽光発電の費用対効果は以前よりも高くなっているのです。
できる限り早く太陽光発電で電気代削減したいという方はコチラからお問合せ下さい。
太陽光発電の費用対効果シミュレーション
上記は平均的な価格で太陽光発電を導入した場合の費用対効果をシミュレーションです。
太陽光発電にとっての費用対効果とは「価格・設置費用」に対して、電気代削減額と売電収入をあわせた「導入メリット(経済効果)」がどれぐらいあるかで考えます。
10kW未満の太陽光発電の場合、高い売電価格が約束されている10年間で元がとれるかどうか、を気にされる人が多いです。
しかし、10年目以降も電気代削減はできますし、11円/kWh程度で売電は可能と考えられています。
また、各メーカーの保証条件から考えて、太陽光発電は少なくとも25年以上の寿命があると考えられますので、10年よりも長期で考えるのが適切です。
ソーラーパートナーズでは、より詳細な太陽光発電のシミュレーションを確認することも可能です。
ソーラーパネルは設置容量を増やしたほうが費用対効果が高くなる
基本的には太陽光発電の費用対効果を最大化させるためには、初期投資費用が高くなっても設置容量を増やしたほうが有利です。
理由は以下の2点です。
設置容量を増やしたほうが費用対効果が高くなる理由
- 太陽光発電の電気が余っても売電できる
- 設置容量を増やしたほうがkWあたりの単価が安くなる
「設置容量を増やしたほうがkWあたりの単価が安くなる」のは、上記の画像のように設置容量を増やした分パネルや架台、ケーブル代は高くなっても、その他の費用はほとんど変わらないのが理由です。
容量を抑えたほうが費用対効果がよくなる場合もある
現在売電価格が確定している2024年度の時点では、売電価格は購入している電力料金よりも低く、今後も売電価格が下がっていくのは間違いありません。
また、固定買取期間終了後は売電価格が電力料金よりも大幅に安くなるので太陽光発電で作った電気を自家消費する割合を増やしたほうがお得になっていきます。
設置容量を増やしたほうが「kWあたりの単価が安くなる」ということに加え、余った電気を蓄電池に貯めて自家消費するという方法もあるので、
総合的に判断する必要はありますが、設置容量を抑えて自家消費率を高めたほうがお得になる可能性もあるということは認識しておいてください。
メンテナンス・定期点検費用の目安
太陽光発電には、設置費用の他にメンテナンス・定期点検の費用が必要になることも覚えておきましょう。
一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)が定める「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」によると、メンテナンス・定期点検は4年に一回以上、費用は定期点検1回あたり2万円程度が相場とされています。雨染み・漏水の早期発見にもつながるので、家の健康診断と思っておくと安心です。
また、経済産業省資源エネルギー庁の資料によると、パワーコンディショナーは20年に一度程度交換が必要になり、交換費用の目安は20万円とされています。
実際には定期点検は無料としている業者もありますし、パワーコンディショナーの交換費用がもう少し安くなる可能性も十分あると思いますが、ランニングコストの目安として考えておくといいと思います。
また通常は定期点検の費用の中に含まれますが、程度によっては想定外の費用が発生する可能性もあります。
- 鳥害(ハト・カラス)対策:巣やフンで配線や発電量に影響が出ることがあります。清掃で数万円の出費になることも。
- 清掃:極端な花粉・黄砂などで汚れた場合には必要に応じて1〜3万円程度の清掃を検討。
- 台風・積雪のあと:異常がある場合にはメンテナンスに。
いずれにしても日々の発電量チェックが重要です。
廃棄費用の目安
通常は太陽光パネルを廃棄する=建物を解体するときとなることがほとんどだと思いますが、場合によっては廃棄が必要となることがあります。
例えば屋根リフォーム・外装塗装をする時、太陽光パネルを入れ替えたい時が当てはまります。
掛かる費用の目安は以下の通りです。
-
項目:撤去作業
内容:足場の設置、パネル・架台・配線の取り外し、補修 -
項目:運搬
内容:現場→中間処理施設など -
項目:廃棄・処分
内容:産業廃棄物としての適正処理
これらの合計はおおよそ30万円程度となります。ただし条件によって上限するため、どうしても心配な場合はシミュレーション段階で30~50万円程度の出費を見込んでおくべきです。
自治体によっては補助金で設置費用が安くなる場合も
補助金によって太陽光発電の設置費用を抑えられることがあります。
現在、太陽光発電に対する国からの補助金は支給されていませんが、地域によっては補助金の支給を行っている地方自治体もあります。
例えば福島県は2018年度には1kWあたり4万円、上限16万円もの補助金を支給しています。
今年度の最新の補助金情報はこちらからご確認ください。
住宅用太陽光発電の設置費用 見積書の例
あらためての復習とはなりますが、太陽光発電の設置費用は、以下の3つに分類できます。
- 太陽光発電の部材代
太陽光パネルや架台、パワコン、ケーブルなど - 工事代
設置のための職人さんの人件費や足場代など - 諸経費
システム部材に含まれないコーキング材などの費用
ではこれらの金額が、見積書にどのように記載されているかを見てみましょう。
商品名 | 数量 | 定価 (単価) |
金額 |
---|---|---|---|
太陽電池モジュール | 20 | 168,000円 | 3,360,000円 |
パワーコンディショナー | 1 | 290,000円 | 290,000円 |
接続箱 | 1 | 30,000円 | 30,000円 |
ケーブル | 3 | 8,000円 | 24,000円 |
発電量モニター | 1 | 95,000円 | 95,000円 |
工事費 (設置工事・電気工事等) |
1式 | 280,000円 | 280,000円 |
諸経費 (系統連系立会等) |
1式 | 21,000円 | 21,000円 |
合計 | 4,100,000円 | ||
消費税 | 410,000円 | ||
合計(消費税込み) | 4,510,000円 | ||
値引き額 | -3,010,000円 | ||
総金額(消費税込み) | 1,500,000円 |
太陽光発電の業者から渡される見積書では、上の表の「値引き額」のように、合計価格からまとめて値引きされていることがほとんどです。
まとめて値引きされているために各項目がいくらなのかがわかりにくく、複数の業者の見積書を比較したくても比較できないことが多いのです。
太陽光パネルは初期費用0円で付けられる?0円ソーラーとは?
「初期費用0円で太陽光パネルを付けられるという広告を見ました」
これはよく当社にご相談をいただいたお客様から聞く言葉です。
「初期費用0円」と聞くと半信半疑になりますが、実は仕組みを知れば納得できます。
代表的なのは、会社が設備費を負担するプラン(PPA・リースなど)と、ローンで後払いにするパターンです。
0円ソーラー(PPA・リースなど)の費用
設備代は会社が持ち、私たちは使った電気ぶんを支払う方式です。携帯の「端末代込みの0円プラン」に近い感覚です。初期費用がいらないので始めやすい一方、売電収入は会社側に入ることが多く、利益は控えめになりがちです。
契約は10〜20年ほどが目安で、途中解約や屋根修理の取り決めは事前確認が安心です。
- 最初の支出なし(設置費は会社負担)
- 昼間の発電は自宅で使える
- 余った電気の扱いは契約次第(多くは会社側)
- 夜や雨の日は従来どおり電力会社などから購入
ソーラーローンの費用
広告の0円が、実際はソーラーローンを指すこともあります。現金の持ち出しは最初にないものの、のちほど分割で返済します。設備は最初から自分名義なので、電気代の節約や売電収入は自分に入ります。
- 金融機関が立て替え、毎月返済(利息・手数料あり)
- 合計支払いは一括より増えやすいが、節電+売電で負担を相殺しやすい
太陽光発電は初期投資で100万円以上かかる製品なので、初期費用を抑えたいという考えは決して間違ったものではありません。当社でも多くの方がソーラーローンを利用して太陽光パネルを設置しています。
太陽光発電の価格に関する、経験者からの口コミ・評判
経験者の体験談1:見積もり比較で安価に導入

家を建ててしばらくして、太陽光パネルの見積もり業者が自宅に訪問しました。太陽光パネル以外にもたくさんのサービスがついていましたがうちには不要なサービスで、見積もりも360万円ほどしました。
その時は、太陽光パネルと蓄電池には魅力を感じたものの、相場がわからず、ソーラーパートナーズで業者を紹介してもらい見積もりをしてもらうことにしました。
ソーラーパートナーズの方は、業者との間に入ってもらい紹介してもらう形でしたので自分たちでなかなか探すことができなかった太陽光パネルの設置を請け負う会社を教えてもらうことができよかったです。
初めの訪問では人間性にも魅力を感じる会社で、これなら信頼できると思いました。見積もりは太陽光パネルと蓄電池で312万円ほど。
もう一つの会社は、太陽光パネルが200万円、蓄電池が60万円でした。停電時も一部屋はクーラーが使えた方がよいと考えていたので大容量の蓄電池にしました。どちらの会社もしっかりしたメーカーのソーラーパネルを使われていること、アプリから蓄電の様子などを確認できることから、値段の安い方に依頼を決めました。電気代がますます高くなる中、年々災害のリスクに在宅避難で備えたい思いもあり、太陽光パネルと蓄電池には大変満足しています。
太陽光発電の見積もりを比較することで、よりお得な契約ができたお客様の体験談です。
訪問販売からは360万円で提案されていましたが、最終的には大型蓄電池も込みで260万円での導入となりました。業者選びを誤ると、導入費用が高く付くだけではなく施工品質やメンテナンスにも影響が出る場合があります。業者を比較することの重要性がよく分かります。
経験者の体験談2:訪問販売の見積もりが高すぎた

太陽光発電・蓄電池の導入を検討される際は、最低3社から見積りを取得し、「性能重視」「費用重視」などの選定基準を事前に決めることを強くお勧めします。私自身、クーリングオフを経験した苦い思い出があります。
大手スーパーのイベントをきっかけに、以前から興味のあった太陽光発電・蓄電池について話を聞きました。営業担当者が自宅まで訪問し、発電や売電収入のメリットについて詳しく説明してくれました。理系出身ということもあり、魅力的な話に引き込まれ、その場で契約を結んでしまいました。
しかし、冷静になってその夜に詳しく調べてみると、相場よりも約150万円も高額であることが判明。翌日にはクーリングオフを申請することとなり、無知さを痛感しました。
その後、独学で太陽光発電・蓄電池について学び、「ソーラーパートナーズ」の見積もりサイトにも問い合わせました。性能重視の観点から3社を選定し、最終的に1社に絞り込みました。複数社からの見積もりを比較し、自分の基準に合った会社を納得して選ぶことができました。
同じ失敗を避けるために、ぜひ複数社からの見積もり取得と選定基準の明確化を徹底してください。
このお客様は、見積もりを比較したことで、相場よりも約150万円も高いことに気が付くことができました。訪問販売1社から見積もりだけではその価格が適正なのかどうかは分かりません。当記事を参考に相場価格を把握したうえで、業者を比較することでより良いプランを検討することをお勧めします。
太陽光発電の設置費用についてよくある質問

パネル1枚あたりの価格を知りたいとの質問をいただくことが多いですが、これに答えるのは困難です。
何故なら、太陽光発電は工事費も含めた総費用からまとめて値引きをして、最終的にお客様に提示するのが慣例になっているからです。
もちろん、それぞれのパネルに定価はありますが、各メーカー定価はかなり高く設定していますので、目安としてもあまり参考にはなりません。
定価とは別に仕入れ価格もありますが、業者が仕入れ価格を教えてくれることはまずないでしょう。
また、メーカーごとに1枚あたりの出力が全く異なりますので、1枚あたりの価格を算出できたとしてもあまり意味がありません。
価格が適正かどうかを考えるのであれば、1kWあたりの価格であるkW単価で考えるのが適切です。

パネルと同様にパワーコンディショナーについても、目安の金額をお伝えするのは困難です。
もちろんパワーコンディショナーも定価は存在しますが、最終的に総額から大幅値引きをされて提案するのが慣例になっているからです。
どうしても目安金額を知りたいというのであれば、経済産業省資源エネルギー庁の資料ではパワーコンディショナーの交換費用の目安を1台あたり20万円としていますので、この金額を目安にしていただくのがいいと思います。
太陽光発電の設置費用が高くなる要因
以下のケースに当てはまる場合、一般的な相場価格に比べて設置費用が高くなります。
設置費用が変動する要因1.
「設置面数」が増えると費用は高くなる
設置する屋根面積が複数になると、設置工事に必要な工程が増えるため、見積もり価格は高くなります。
見積もり鑑定の際には、いくつの面に設置するかも踏まえて考える必要があります。
設置費用が変動する要因2.
「足場設置」が必要だと、費用は高くなる
足場設置が必要な場合には、費用は高くなります。
足場の必要面数や工事業者によっても足場代は変動がありますが、10~15万円程度の追加費用が必要になることが多いため、足場設置の有無見積もり価格にも大きな影響を与えます。
設置費用が変動する要因3.
「設置工法」によって費用は変わる
設置工法によって、見積もり価格に違いが出ます。
例えば瓦屋根に設置をする場合、主に「アンカー工法」「支持(差し込み)金具工法」「支持瓦工法」などの工法がありますが、アンカー工法<支持金具工法<支持瓦工法の順番で価格が高くなります。
その他の屋根材の場合でも、工法によって見積もり価格に違いがでてきます。
ソーラーローンを使えば実質無料で導入も可
太陽光発電を設置するときにはソーラーローンを使うことも可能です。
正確な統計ではありませんが、当社にご相談いただくお客様の半数以上は現金ではなくソーラーローンで太陽光発電を導入しています。
なぜこれだけソーラーローンを利用する方が多いかというと、電気代削減メリットと売電収入と月々の支払を相殺させることで実質的に負担なく太陽光発電を設置することができるからです。
金利など、ソーラーローンについて詳しくは以下の記事にまとめてありますので是非ご確認ください。
太陽光発電をカーポートに設置する費用は?
既設のカーポートに太陽光発電を設置する場合、基本的には住宅屋根に設置する場合と大きな設置費用の変動はありません。
カーポートを新設して太陽光発電を設置する場合の価格目安は以下の通りです。
ソーラーカーポートの価格目安
- 2台用カーポート:60万円+太陽光発電費用
- 3台用カーポート:80万円+太陽光発電費用
詳しくは以下の記事にまとめてあります。
ソーラーパートナーズではソーラーカーポートのご提案も対応が可能です。
もちろん、既に設置されているカーポートへの設置も大丈夫です。
ご希望の方はお気軽にご依頼ください。
太陽光発電の設置費用報告・運転費用報告
太陽光発電を設置した後には「設置費用報告」「運転費用報告」の必要があります。
「設置費用報告」とは「発電設備の設置に要した費用の報告」のことです。
「運転費用報告」とは「認定発電設備の年間の運転に要した費用の報告」のことです。
報告対象者は以下の通りです。
設置容量 | 報告形態 | |
---|---|---|
設置費用報告(増設費用報告) | 運転費用報告 | |
10kW未満※ |
必要 (増設費用報告は不要) |
経済産業大臣が求めた場合は必要 |
10kW以上 | 必要 | 必要 |
※特例太陽光発電設備(2012年6月30日までに太陽光の余剰電力買取の申し込みを行った設備。設備IDの頭文字がF)は設置費用報告、運転費用報告ともに不要。
※10kW未満であっても増設により10kW以上となった場合、増設費用報告は必要。
設置費用報告、運転費用報告の報告方法は経済産業省資源エネルギー庁のホームページに記載されている内容に従ってください。
太陽光発電の設置費用を安くする方法
設置費用を安くする方法1.
相見積もりをとる
設置費用を抑えるために1社だけの見積を聞いてすぐに契約をするのはやめましょう。
よく「営業の人の感じがよかったから」といった理由で、訪問販売の業者とすぐに契約してしまう方がいますが、このような買い方は非常に危険です。
実際に訪問販売の業者は相場より100万円以上高い提案をしていることもありますので十分注意が必要です。
太陽光発電は必ず複数社から見積を聞いてから契約をするようにしましょう。
設置費用を安くする方法2.
海外メーカーを選ぶ
設置費用を安くすることを重視するのであれば海外メーカーを選ぶのがお勧めです。
カナディアンソーラーやハンファ(Qセルズ)といった海外メーカーは世界規模で圧倒的な量産体制を築いていることもあり、国内メーカーに比べて設置費用を大幅に下げることが可能です。
安心感を重視して国内メーカーを選ぶ、という考え方もありますが、価格を最優先するのであれば海外メーカーを検討してみることをお勧めします。
設置費用を安くする方法3.
工事会社に直接依頼する
販売店ではなく、自社施工の工事会社に依頼すればお得に買える可能性が高まります。
なぜなら、工事をしていない販売店に依頼した場合、下請けの工事会社に対する工事代が中間マージンがかかってしまいますが、工事店に直接依頼すれば、その中間マージンが不要となるからです。
もちろん、販売店の中にも良心的な価格で提案してくれる業者はありますが、非常に安い金額しか工事会社に払わずないことで値引き分をねん出している可能性もあります。
その場合、施工不良を引き起こすリスクもあると認識しておきましょう。
ソーラーパートナーズではお客様に紹介する業者を「3メーカー以上取り扱い」「自社施工」の工事会社に限定しています。
簡単なお申込みで最大3社のお見積りを確認できますので、お気軽にお申込みください。
設置費用を安くする方法4.
太陽光発電の補助金を申請する
現在、国からの太陽光発電の補助金は出ていませんが、蓄電池の補助金は出ています。今は9割の方が太陽光発電と蓄電池をセットで導入する時代ですので、蓄電池補助金の恩恵は受けるべきでしょう。
また全国18の都道府県から太陽光パネルに補助金が出ており、市区町村ともなるとさらに多くの補助制度があります。
受給するためには条件を満たす必要がありますが、もし適用できるのであれば設置費用は安くなるでしょう。
太陽光発電の設置費用 まとめ
最後の設置価格についての重要事項をまとめます。
Q.一戸建ての太陽光発電にかかる費用は?
A. 一戸建ての平均設置容量は5kWで、その相場価格は税込みで約130万円です。ただしこの金額は製品の性能や保証の充実度によって上下します。
Q.2025年の太陽光発電の設置価格はいくらが目安ですか?
A. 日本全国の太陽光発電の相場価格は142.0万円です。
ただし屋根材や設置場所、メーカーによって大きく異なります。詳しくはこちら。
Q.太陽光発電の1kWあたりの相場価格の目安はいくらですか?
A. 1kWあたりの相場価格は約28.4万円です。
kW単価の詳しい解説はこちら。
Q.太陽光発電の設置費用を安くする方法は?
A. ⓵相見積もりをとる.⓶海外メーカーを選ぶ.③工事会社に直接依頼する.の3つです。
詳しくはこちら。
単純に総額が安ければ「お得」とはならない太陽光発電は、価格の良し悪しを判断するのが難しい商品です。
この記事を読んで十分な知識をつけて、納得できる金額で太陽光発電を設置していただければ幸いです。
ソーラーパートナーズでは太陽光発電に関するご相談、優良業者の紹介を無料で承っております。
「もらった見積価格が適正かどうか不安だから相談したい」「相見積もりをとりたい」などお気軽にご依頼ください。
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