太陽光発電の価格・設置費用 2019年(令和元年)のメーカー別相場大公開 費用対効果シミュレーションも

「太陽光発電は儲かる」。これは間違いありません。

ただし一つだけ条件があります。

それは「業者に騙されて高い価格で買わないこと」です。

この記事では、2019年の太陽光発電の相場価格をメーカーごとに大公開します。

売電価格や設置費用の推移など、少し難しい内容もありますが、騙されずに買うために読んでみてください。

目次

2019年太陽光発電の設置費用 相場価格は154万円

経済産業省の資料から確認できる2019年太陽光発電の相場価格は以下の通りです。

太陽光発電 2019年の相場価格 (住宅用)
設置容量 設置費用 1kWあたりの価格
5.00kW 154.0万円 30.8万円/kW

※こちらの数値は
調達価格等算定委員会|経済産業省
の配布資料から算出しました。

この相場価格は経済産業省が算出した日本全国の太陽光発電の相場価格です。

太陽光発電はオーダーメイドの製品ですので、設置場所の大きさや屋根材、メーカーによって価格が大きく変わります。
この価格は目安と考えておいてください。

メーカーや条件別の相場価格については後程紹介します。

2019年太陽光発電 1kWあたりの相場価格は約30万円

2019年の太陽光発電、1kWあたりの相場価格は以下の通りです。

太陽光発電 2019年の相場価格 (住宅用)
設置容量 設置費用 1kWあたりの価格
5.00kW 154.0万円 30.8万円/kW

※こちらの数値は
調達価格等算定委員会|経済産業省
の配布資料から算出しました。

太陽光発電の1kWあたりの価格は「kW単価」とも呼ばれ、太陽光発電の「割安・割高」を考える際によく用いられます。

kW単価は設置費用総額÷パネルのkW数で計算することができます。
設置費用総額は工事代や諸経費まですべて含めた金額です。

kW単価の計算方法

なぜ「割安・割高」を考える際に「kW単価」がよく用いられるかというと、パネルのkW数が発電量のおおよその目安になるからです。

発電量が多ければ多いほど、電気代削減効果や、売電収入が増えますのでkW単価が安いということは、それだけ「お得」ということになるのです。

kW単価は「蓄電池やオール電化の価格」「補助金」は除くのが一般的

kW単価を計算するときに「蓄電池やオール電化の価格」や「補助金」は除いて考えるのが一般的です。
なぜなら「蓄電池やオール電化」を含めた場合、太陽光発電単体に比べてkW単価が安くなるのは当たり前ですし、補助金分を差し引けば安くなるのが当然だからです。
kW単価は「太陽光発電単体」の設置費用総額から算出すると覚えておきましょう。

2019年太陽光発電メーカー別の相場価格一覧

2019年の太陽光発電メーカー別の相場価格一覧はこちらです。

王道メーカー(高性能) 王道メーカー(標準) 良コスパメーカー 
(上の■メーカー名をクリックすると非表示になります)

(2019年7月改定)
メーカー
(型式)
変換効率設置容量
(パネル枚数)
相場価格
(税込)
相場kW単価
(税込)
収支
パナソニック(HIT)
Panasonic

(VBHN252WJ01)
19.6% 6.05kW (24枚)151.6万円25.1万円/kW 収支を確認 »
5.04kW (20枚)140.0万円27.8万円/kW 収支を確認 »
4.03kW (16枚)123.0万円30.5万円/kW 収支を確認 »
3.02kW (12枚)100.5万円33.3万円/kW 収支を確認 »
シャープ(ブラックソーラー)
SHARP

(NQ-256AF)
19.6% 6.14kW (24枚)176.6万円28.8万円/kW 収支を確認 »
5.12kW (20枚)152.3万円29.8万円/kW 収支を確認 »
4.10kW (16枚)126.0万円30.7万円/kW 収支を確認 »
3.07kW (12枚)97.6万円31.8万円/kW 収支を確認 »
シャープ(単結晶タイプ)
SHARP

(NU-226AH)
19.6% 6.10kW (27枚)163.2万円26.8万円/kW 収支を確認 »
5.42kW (24枚)150.5万円27.8万円/kW 収支を確認 »
4.52kW (20枚)130.0万円28.8万円/kW 収支を確認 »
3.16kW (14枚)94.2万円29.8万円/kW 収支を確認 »
シャープ(多結晶タイプ)
SHARP

(ND-175AC)
15.2% 6.13kW (35枚)157.7万円25.7万円/kW 収支を確認 »
5.25kW (30枚)140.5万円26.8万円/kW 収支を確認 »
4.20kW (24枚)116.6万円27.8万円/kW 収支を確認 »
3.15kW (18枚)90.7万円28.8万円/kW 収支を確認 »
長州産業(Bシリーズ)
CIC

(CS-274B61)
18.4% 6.03kW (22枚)154.2万円25.6万円/kW 収支を確認 »
5.48kW (20枚)147.9万円27.0万円/kW 収支を確認 »
4.11kW (15枚)116.8万円28.4万円/kW 収支を確認 »
3.29kW (12枚)98.1万円29.8万円/kW 収支を確認 »
長州産業(Gシリーズ)
CIC

(CS-320G31)
19.5% 6.40kW (20枚)176.5万円27.6万円/kW 収支を確認 »
5.12kW (16枚)148.5万円29.0万円/kW 収支を確認 »
4.48kW (14枚)136.3万円30.4万円/kW 収支を確認 »
3.20kW (10枚)101.9万円31.8万円/kW 収支を確認 »
長州産業(HIT)
CIC

(CS-N245SJ03)
19.1% 6.13kW (25枚)162.8万円26.6万円/kW 収支を確認 »
5.15kW (21枚)144.0万円28.0万円/kW 収支を確認 »
4.41kW (18枚)129.7万円29.4万円/kW 収支を確認 »
3.43kW (14枚)105.7万円30.8万円/kW 収支を確認 »
ソーラーフロンティア(標準タイプ)
SOLAR FRONTIER

(SFK185-S)
15.1% 6.11kW (33枚)153.7万円25.2万円/kW 収支を確認 »
5.18kW (28枚)137.7万円26.6万円/kW 収支を確認 »
4.07kW (22枚)114.0万円28.0万円/kW 収支を確認 »
3.33kW (18枚)98.0万円29.4万円/kW 収支を確認 »
ソーラーフロンティア(smaCIS)
SOLAR FRONTIER

(SFM110-R)
13.9% 6.05kW (55枚)151.1万円25.0万円/kW 収支を確認 »
5.06kW (46枚)133.5万円26.4万円/kW 収支を確認 »
4.40kW (40枚)122.3万円27.8万円/kW 収支を確認 »
3.08kW (28枚)90.0万円29.2万円/kW 収支を確認 »
京セラ(エコノルーツ)
Kyocera

(KJ220P-3MRCG)
16.2% 6.16kW (28枚)192.4万円31.2万円/kW 収支を確認 »
5.28kW (24枚)177.2万円33.6万円/kW 収支を確認 »
4.40kW (20枚)157.9万円35.9万円/kW 収支を確認 »
3.08kW (14枚)117.7万円38.2万円/kW 収支を確認 »
京セラ(ルーフレックス)
Kyocera

(KJ260P-MPTCG)
17.9% 6.21kW (-枚)195.8万円31.5万円/kW 収支を確認 »
5.15kW (-枚)174.4万円33.9万円/kW 収支を確認 »
4.15kW (-枚)150.2万円36.2万円/kW 収支を確認 »
3.20kW (-枚)123.3万円38.5万円/kW 収支を確認 »
カナディアンソーラー(PLATINUM)
Canadian Solar

(CS1K-330MS)
19.9% 6.60kW (20枚)163.9万円24.8万円/kW 収支を確認 »
5.28kW (16枚)142.2万円26.9万円/kW 収支を確認 »
4.62kW (14枚)134.0万円29.0万円/kW 収支を確認 »
3.30kW (10枚)102.6万円31.1万円/kW 収支を確認 »
カナディアンソーラー(QUORCA)
Canadian Solar

(CS6K-300MS)
18.3% 6.00kW (20枚)137.0万円22.8万円/kW 収支を確認 »
5.40kW (18枚)134.6万円24.9万円/kW 収支を確認 »
4.20kW (14枚)113.4万円27.0万円/kW 収支を確認 »
3.00kW (10枚)87.3万円29.1万円/kW 収支を確認 »
三菱電機(標準タイプ)
MITSUBISHI

(PV-MA2450N)
17.2% 6.13kW (25枚)161.5万円26.4万円/kW 収支を確認 »
5.15kW (21枚)143.1万円27.8万円/kW 収支を確認 »
4.41kW (18枚)129.0万円29.3万円/kW 収支を確認 »
3.43kW (14枚)105.3万円30.7万円/kW 収支を確認 »
三菱電機(マルチルーフ)
MITSUBISHI

(PV-MA2500N)
17.6% 6.00kW (24枚)170.2万円28.4万円/kW 収支を確認 »
5.00kW (20枚)149.1万円29.8万円/kW 収支を確認 »
4.00kW (16枚)125.0万円31.3万円/kW 収支を確認 »
3.00kW (12枚)98.1万円32.7万円/kW 収支を確認 »
東芝(プレミアム大型)
TOSHIBA

(SPR-X22-360)
22.1% 6.48kW (18枚)185.8万円28.7万円/kW 収支を確認 »
5.04kW (14枚)161.4万円32.0万円/kW 収支を確認 »
4.32kW (12枚)152.8万円35.4万円/kW 収支を確認 »
3.24kW (9枚)125.4万円38.7万円/kW 収支を確認 »
東芝(プレミアム標準)
TOSHIBA

(SPR-X21-265)
21.3% 6.36kW (24枚)181.8万円28.6万円/kW 収支を確認 »
5.30kW (20枚)169.2万円31.9万円/kW 収支を確認 »
4.24kW (16枚)149.5万円35.3万円/kW 収支を確認 »
3.18kW (12枚)122.8万円38.6万円/kW 収支を確認 »
東芝(エクセレント)
TOSHIBA

(SPR-E20-250)
20.1% 6.00kW (24枚)166.1万円27.7万円/kW 収支を確認 »
5.00kW (20枚)155.1万円31.0万円/kW 収支を確認 »
4.00kW (16枚)137.5万円34.4万円/kW 収支を確認 »
3.00kW (12枚)113.1万円37.7万円/kW 収支を確認 »
東芝(GXシリーズ)
TOSHIBA

(TGX-280PM-WHT-J)
17.1% 6.16kW (22枚)201.7万円32.8万円/kW 収支を確認 »
5.04kW (18枚)172.6万円34.3万円/kW 収支を確認 »
4.20kW (15枚)150.2万円35.8万円/kW 収支を確認 »
3.36kW (12枚)125.2万円37.3万円/kW 収支を確認 »
Qセルズ(Q.ANTUM)
Q.cells

(Q.PEAK-G5.1 310)
18.6% 6.20kW (20枚)142.7万円23.0万円/kW 収支を確認 »
5.58kW (18枚)136.2万円24.4万円/kW 収支を確認 »
4.34kW (14枚)112.0万円25.8万円/kW 収支を確認 »
3.10kW (10枚)84.4万円27.2万円/kW 収支を確認 »
ネクストエナジー(高出力タイプ)
Next Energy

(NER660M300)
18.3% 6.00kW (20枚)145.3万円24.2万円/kW 収支を確認 »
5.40kW (18枚)134.9万円25.0万円/kW 収支を確認 »
4.20kW (14枚)108.1万円25.7万円/kW 収支を確認 »
3.00kW (10枚)79.5万円26.5万円/kW 収支を確認 »

各メーカーを様々な角度から比較したメーカー比較ランキングはこちらです。

各メーカーの特徴と比較ランキング solar-partners.jp

業者からもらった見積が「高いかも…」と思ったら

お手元の見積書のkW単価が相場価格を上回っていたら要注意。
相見積もりをとって提案内容を比較してみることをおすすめします。

ソーラーパートナーズなら完全無料で地元の太陽光業者の紹介をしています。簡単に最大3社の見積がもらえますので、お気軽にご依頼ください。

2019年度の売電価格

太陽光発電はご家庭の電気を節約できるだけでなく、電気を売れる「売電制度」があるのが大きな魅力です。

2019年度の売電価格は以下の通りです。

太陽光発電 2019年度 売電価格
区分 売電価格 売電期間
買取価格
(10kW未満)
出力制御対応機器
設置義務なし
24円/kWh 10年間
出力制御対応機器
設置義務あり
26円/kWh 10年間
買取価格
(10kW以上)
14円/kWh+税 20年間

固定価格買取期間として10kW未満は10年間、10kw以上は20年間、上記の売電価格で電気を売ることが確約されています。

また、固定価格買取期間が終了した後は電力会社との自由契約で売電価格が決定されます。
経済産業省の想定では、11年目以降の売電価格は11円/kWh程度とされています。

売電価格について詳しくは以下の記事にまとめてあります。

売電価格について詳しく solar-partners.jp

太陽光発電と蓄電池 同時購入の設置費用

太陽光発電とセットで蓄電池を導入する方が増えています。

2019年に太陽光発電と蓄電池をセットで導入した設置費用の事例をいくつか紹介します。

広島県のお客様 太陽光発電と蓄電池の設置費用
メーカー 太陽光発電容量 蓄電池容量 設置費用
パナソニック 6.375kW 5.6kWh 3,078,500円
大阪府のお客様 太陽光発電と蓄電池の設置費用
メーカー 太陽光発電容量 蓄電池容量 設置費用
シャープ 5.460kW 6.5kWh 2,214,000円
北海道のお客様 太陽光発電と蓄電池の設置費用
メーカー 太陽光発電容量 蓄電池容量 設置費用
Qセルズ 4.85kW 6.5kWh 2,484,000円

これは実際にお客様が契約した価格です。
太陽光発電と蓄電池をセットで導入した場合には複合的な要因によって価格が上下しますので参考程度にお考えください。

太陽光発電と蓄電池についてもっと詳しく solar-partners.jp

蓄電池セットは適正価格がわかりにくいので要注意!

蓄電池セットで高額な契約を結ばされるケースが多発しています。
蓄電池は設置せずに太陽光発電だけにしたほうがいい場合もありますので、慎重に判断しましょう。

ソーラーパートナーズではお客様の状況にあわせて、蓄電池を設置するべきかどうかをご案内した上で、地元の優良業者の紹介が可能です。お気軽にご依頼ください。

太陽光発電の価格・設置費用 推移

太陽光発電の価格・設置費用の推移は以下の通りです。
太陽光発電 設置費用の推移

ご覧の通り太陽発電の設置費用は毎年下がっており、2018年度の時点で既に余剰買取制度が始まった2009年時点の半額以下になっています。
もちろん、2019年にはさらに安くなることが予想されます。

一方の売電価格は2009年の48円/kWhと比べて2019年は24円(出力制御対応機器設置義務ありエリアは26円)とちょうど半額になります。
設置費用の下げ率の方が、売電価格の下げ率よりも大きいため、太陽光発電の費用対効果は以前よりも高くなっています。

費用対効果シミュレーション

愛知県で太陽光発電を設置した場合の収支シミュレーション

電気代削減(年間) 売電収入(年間) 導入メリット(年間)
21,394円 162,999円 184,393円

収支シミュレーション(万円)

設置費用がどのように回収されるかを示したグラフです。

年数費用導入メリットメリット(累計)
0年目151.6万円(設置費用)0.0万円0.0万円
1年目-18.4万円18.4万円
2年目-18.4万円36.8万円
3年目-18.3万円55.2万円
4年目2万円(点検費用) 18.3万円71.5万円
5年目-18.2万円89.7万円
6年目-18.2万円107.9万円
7年目-18.1万円126.0万円
8年目2万円(点検費用) 18.1万円142.1万円
9年目(設置費用の回収完了) 18.0万円160.2万円
10年目-18.0万円178.2万円
11年目-9.4万円187.6万円
12年目2万円(点検費用) 9.4万円194.9万円
13年目-9.3万円204.3万円
14年目-9.3万円213.6万円
15年目-9.3万円222.9万円
16年目2万円(点検費用) 9.3万円230.2万円
17年目20万円(パワコン交換) 9.3万円219.4万円
18年目-9.2万円228.7万円
19年目-9.2万円237.9万円
20年目2万円(点検費用) 9.2万円245.1万円
(20年目以降もメリットは出続けます)
・設置費用は相場価格(2019年7月改定)をもとに算出。
・回収年数=設置費用÷導入メリット
・売電価格:24円/kWh(2019年度中に設置の場合)
・11年目以降の売電価格:11円/kWhと仮定。
・買電価格:26円/kWhを仮定(一般的な家庭の買電価格)
・4年ごとに訪問点検費用2万円を計上
・17年目にパワコン交換費用20万円を計上(20万円/台×1台)
・毎年0.27%ずつ発電量が劣化していくと仮定。
実際の発電量や設置費用は、屋根の方角や勾配、屋根材などによって変わります。
正確な発電量シミュレーションが必要でしたら見積り依頼をしてください。

上記は平均的な価格で太陽光発電を導入した場合の費用対効果をシミュレーションです。

太陽光発電にとっての費用対効果とは「価格・設置費用」に対して、電気代削減額と売電収入をあわせた「導入メリット(経済効果)」がどれぐらいあるかで考えます。

10kW未満の太陽光発電の場合、高い売電価格が約束されている10年間で元がとれるかどうか、を気にされる人が多いです。

しかし、10年目以降も電気代削減はできますし、11円/kWh程度で売電は可能と考えられています。

また、各メーカーの保証条件から考えて、太陽光発電は少なくとも25年以上の寿命があると考えられますので、10年よりも長期で考えるのが適切です。

設置容量を増やしたほうが費用対効果が高くなる

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基本的には太陽光発電の費用対効果を最大化させるためには、初期投資費用が高くなっても設置容量を増やしたほうが有利です。

理由は以下の2点です。

設置容量を増やしたほうが費用対効果が高くなる理由

  • 太陽光発電の電気が余っても売電できる
  • 設置容量を増やしたほうがkWあたりの単価が安くなる

「設置容量を増やしたほうがkWあたりの単価が安くなる」のは、上記の画像のように設置容量を増やした分パネルや架台、ケーブル代は高くなっても、その他の費用はほとんど変わらないのが理由です。

容量を抑えたほうが費用対効果がよくなる場合もある

現在売電価格が確定している2019年度の時点では、売電価格は購入している電力料金とほぼ同じぐらいの価格ですが、
今後売電価格が下がっていくのは間違いありません。
また、固定買取期間終了後は売電価格が電力料金よりも大幅に安くなるので太陽光発電で作った電気を自家消費する割合を増やしたほうがお得になっていきます。

設置容量を増やしたほうが「kWあたりの単価が安くなる」ということに加え、余った電気を蓄電池に貯めて自家消費するという方法もあるので、
総合的に判断する必要はありますが、設置容量を抑えて自家消費率を高めたほうがお得になる可能性もあるということは認識しておいてください。

メンテナンス・定期点検費用の目安

太陽光発電には、設置費用の他にメンテナンス・定期点検の費用が必要になることも覚えておきましょう。

一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)が定める「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」によると、メンテナンス・定期点検は4年に一回以上、費用は定期点検1回あたり2万円程度が相場とされています。

また、経済産業省資源エネルギー庁の資料によると、パワーコンディショナーは20年に一度程度交換が必要になり、交換費用の目安は20万円とされています。

実際には定期点検は無料としている業者もありますし、パワーコンディショナーの交換費用がもう少し安くなる可能性も十分あると思いますが、ランニングコストの目安として考えておくといいと思います。

メンテナンスについて詳しく solar-partners.jp
カテゴリ: 寿命・耐久性

補助金がもらえる自治体もある

補助金によって太陽光発電の設置費用を抑えられることがあります。

現在、太陽光発電に対する国からの補助金は支給されていませんが、地域によっては補助金の支給を行っている地方自治体もあります。

例えば福島県は2018年度には1kWあたり4万円、上限16万円もの補助金を支給しています。

以下のページに地方自治体の補助金情報をまとめてありますので、是非ご確認ください。

地方自治体の補助金情報はこちら solar-partners.jp

設置費用の内訳

設置費用は部材代、工事代、諸経費に分かれる

太陽光発電の設置費用は、以下の3つに分類できます。

  • 太陽光発電の部材代
    太陽光パネルや架台、パワコン、ケーブルなど
  • 工事代
    設置のための職人さんの人件費や足場代など
  • 諸経費
    システム部材に含まれないコーキング材などの費用

ではこれらの金額が、見積書にどのように記載されているかを見てみましょう。

住宅用太陽光発電の設置費用 見積書の例

5kW太陽光発電の設置費用(198.7万円)
商品名 数量 定価(単価) 金額
太陽電池モジュール 20 168,000円 3,360,000円
パワーコンディショナー 1 290,000円 290,000円
接続箱 1 30,000円 30,000円
ケーブル 3 8,000円 24,000円
発電量モニター 1 95,000円 95,000円
工事費(設置工事・電気工事等) 1式 280,000円 280,000円
諸経費(系統連系立会等) 1式 21,000円 21,000円
合計 4,100,000円
消費税 328,000円
合計(消費税込み) 4,428,000円
値引き額 -2,440,800円
総金額(消費税込み) 1,987,200円

太陽光発電の業者から渡される見積書では、上の表の「値引き額」のように、合計価格からまとめて値引きされていることがほとんどです。
まとめて値引きされているために各項目がいくらなのかがわかりにくく、複数の業者の見積書を比較したくても比較できないことが多いのです。

見積書を見るときのポイント solar-partners.jp
カテゴリ: 設置費用・価格

設置費用についてよくある質問

太陽光パネル1枚あたりの価格は?

太陽光パネルの1枚あたりの価格はいくらだったら適切なのでしょうか?教えてください。

申し訳ありませんが1枚あたりの価格を提示することは困難です。

パネル1枚あたりの価格を知りたいとの質問をいただくことが多いですが、これに答えるのは困難です。
何故なら、太陽光発電は工事費も含めた総費用からまとめて値引きをして、最終的にお客様に提示するのが慣例になっているからです。

もちろん、それぞれのパネルに定価はありますが、各メーカー定価はかなり高く設定していますので、目安としてもあまり参考にはなりません。
定価とは別に仕入れ価格もありますが、業者が仕入れ価格を教えてくれることはまずないでしょう。

また、メーカーごとに1枚あたりの出力が全く異なりますので、1枚あたりの価格を算出できたとしてもあまり意味がありません。

価格が適正かどうかを考えるのであれば、1kWあたりの価格であるkW単価で考えるのが適切です。

パワーコンディショナーの価格は?

パワーコンディショナーは1台いくらするのでしょうか。工事代込みでお願いします。

目安は20万円ですが参考程度にお考えください。

パネルと同様にパワーコンディショナーについても、目安の金額をお伝えするのは困難です。

もちろんパワーコンディショナーも定価は存在しますが、最終的に総額から大幅値引きをされて提案するのが慣例になっているからです。

どうしても目安金額を知りたいというのであれば、経済産業省資源エネルギー庁の資料ではパワーコンディショナーの交換費用の目安を1台あたり20万円としていますので、この金額を目安にしていただくのがいいと思います。

設置費用が変動する要因

以下のケースに当てはまる場合、一般的な相場価格に比べて設置費用が高くなります。

設置費用が変動する要因1.
「設置面数」が増えると費用は高くなる

設置する屋根面積が複数になると、設置工事に必要な工程が増えるため、見積もり価格は高くなります。
見積もり鑑定の際には、いくつの面に設置するかも踏まえて考える必要があります。

設置費用が変動する要因2.
「足場設置」が必要だと、費用は高くなる

足場設置が必要な場合には、費用は高くなります。
足場の必要面数や工事業者によっても足場代は変動がありますが、10~15万円程度の追加費用が必要になることが多いため、足場設置の有無見積もり価格にも大きな影響を与えます。

設置費用が変動する要因3.
「設置工法」によって費用は変わる

設置工法によって、見積もり価格に違いが出ます。

例えば瓦屋根に設置をする場合、主に「アンカー工法」「支持(差し込み)金具工法」「支持瓦工法」などの工法がありますが、アンカー工法<支持金具工法<支持瓦工法の順番で価格が高くなります。

その他の屋根材の場合でも、工法によって見積もり価格に違いがでてきます。

ソーラーローンを使えば実質無料で導入も可

太陽光発電を設置するときにはソーラーローンを使うことも可能です。

正確な統計ではありませんが、当社にご相談いただくお客様の半数以上は現金ではなくソーラーローンで太陽光発電を導入しています。

なぜこれだけソーラーローンを利用する方が多いかというと、電気代削減メリットと売電収入と月々の支払を相殺させることで実質的に負担なく太陽光発電を設置することができるからです。

金利など、ソーラーローンについて詳しくは以下の記事にまとめてありますので是非ご確認ください。

ソーラーローンについて詳しく solar-partners.jp
カテゴリ: 設置費用・価格

太陽光発電をカーポートに設置する費用は?

既設のカーポートに太陽光発電を設置する場合、基本的には住宅屋根に設置する場合と大きな設置費用の変動はありません。

カーポートを新設して太陽光発電を設置する場合の価格目安は以下の通りです。

ソーラーカーポートの価格目安

  • 2台用カーポート:60万円+太陽光発電費用
  • 3台用カーポート:80万円+太陽光発電費用

詳しくは以下の記事にまとめてあります。

ソーラーカーポートの設置費用 solar-partners.jp

ソーラーカーポートのご提案も承ります

ソーラーパートナーズではソーラーカーポートのご提案も対応が可能です。
もちろん、既に設置されているカーポートへの設置も大丈夫です。

ご希望の方はお気軽にご依頼ください。

設置費用報告・運転費用報告

太陽光発電を設置した後には「設置費用報告」「運転費用報告」の必要があります。

「設置費用報告」とは「発電設備の設置に要した費用の報告」のことです。
「運転費用報告」とは「認定発電設備の年間の運転に要した費用の報告」のことです。

報告対象者は以下の通りです。

設置容量 報告形態
設置費用報告(増設費用報告) 運転費用報告
10kW未満※ 必要
(増設費用報告は不要)
経済産業大臣が求めた場合は必要
10kW以上 必要 必要

特例太陽光発電設備(2012年6月30日までに太陽光の余剰電力買取の申し込みを行った設備。設備IDの頭文字がF)は設置費用報告、運転費用報告ともに不要。
10kW未満であっても増設により10kW以上となった場合、増設費用報告は必要。

設置費用報告、運転費用報告の報告方法は経済産業省資源エネルギー庁のホームページに記載されている内容に従ってください。

費用の定期報告|経済産業省資源エネルギー庁(外部リンク)

太陽光発電の設置費用を安くする方法

設置費用を安くする方法1.
相見積もりをとる

設置費用を抑えるために1社だけの見積を聞いてすぐに契約をするのはやめましょう。

よく「営業の人の感じがよかったから」といった理由で、訪問販売の業者とすぐに契約してしまう方がいますが、このような買い方は非常に危険です。

実際に訪問販売の業者は相場より100万円以上高い提案をしていることもありますので十分注意が必要です。

太陽光発電は必ず複数社から見積を聞いてから契約をするようにしましょう。

設置費用を安くする方法2.
海外メーカーを選ぶ

設置費用を安くすることを重視するのであれば海外メーカーを選ぶのがお勧めです。

カナディアンソーラーやQセルズといった海外メーカーは世界規模で圧倒的な量産体制を築いていることもあり、国内メーカーに比べて設置費用を大幅に下げることが可能です。

安心感を重視して国内メーカーを選ぶ、という考え方もありますが、価格を最優先するのであれば海外メーカーを検討してみることをお勧めします。

設置費用を安くする方法3.
工事会社に直接依頼する

販売店ではなく、自社施工の工事会社に依頼すればお得に買える可能性が高まります。

なぜなら、工事をしていない販売店に依頼した場合、下請けの工事会社に対する工事代が中間マージンがかかってしまいますが、工事店に直接依頼すれば、その中間マージンが不要となるからです。

もちろん、販売店の中にも良心的な価格で提案してくれる業者はありますが、非常に安い金額しか工事会社に払わずないことで値引き分をねん出している可能性もあります。
その場合、施工不良を引き起こすリスクもあると認識しておきましょう。

複数メーカー取り扱い、自社施工の認定業者を紹介できます

ソーラーパートナーズではお客様に紹介する業者を「3メーカー以上取り扱い」「自社施工」の工事会社に限定しています。

簡単なお申込みで最大3社のお見積りを確認できますので、お気軽にお申込みください。

まとめ

この記事では、太陽光発電の設置費用や相場価格について総合的にまとめてみました。

単純に総額が安ければ「お得」とはならない太陽光発電は、価格の良し悪しを判断するのが難しい商品です。

この記事を読んで十分な知識をつけて、納得できる金額で太陽光発電を設置していただければ幸いです。

ソーラーパートナーズでは太陽光発電に関するご相談、優良業者の紹介を無料で承っております。
「もらった見積価格が適正かどうか不安だから相談したい」「相見積もりをとりたい」などお気軽にご依頼ください。

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