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家庭用蓄電池とは? メリット・デメリットから補助金情報まで徹底解説

「蓄電池?まだまだ高いでしょ?」

そう思っている方も多いですが、ここ数年で蓄電池の価格は大幅に下がり、今では太陽光発電を設置しているのであれば、蓄電池もセットにするのが、 もはや「標準」となってきています。

この記事では

  • 蓄電池が売れている理由
  • 卒FIT後の太陽光発電はどうするのが正解か?
  • 蓄電池のメリットとデメリット
  • 蓄電池の相場価格の考え方
  • 蓄電池の種類とメーカーの選び方
  • 蓄電池を後付けする際の注意点
  • 電気自動車との連携

まで、蓄電池に関する情報を網羅的に解説します。

この記事さえ読めば蓄電池の重要ポイントは全ておさえられるようにしています。
より詳しく知りたい方は各詳細ページをご覧頂きたいと思いますが、「蓄電池、ちょっと気になるな」という方に最適な内容であると思います。

目次

なぜ今、蓄電池はこれだけ売れているのか?

蓄電池設置件数

蓄電池を導入する方が急増しているのはご存知でしょうか?
これまでも堅調に推移してきた蓄電池市場ですが、以下のような背景から、ここ数年でその勢いがますます加速しました。

蓄電池の導入が急増している背景

  • 2019年11月に初めて、10年間の固定買取期間が終了する人が53万人も出てくる。(いわゆる2019年問題)
  • 2019年に国の蓄電池補助金が復活(4年ぶり)。
  • 製品ラインアップが増えて、あらゆるニーズに応えられるようになった。
  • 自然災害による大規模停電の増加で、災害対策としての需要が高まった。

太陽光発電を設置しているのであれば、蓄電池を導入するのが「あたりまえ」になってきています。

卒FIT後の太陽光は売電価格が激減

これから卒FITを迎える方は、太陽光発電の電気をなるべく使わず、余らせて売電することがお得になった10年間でした。
しかし、10年の固定買取期間が終わった後は、これまで通りの価格で売電することはできません。

卒FITによる売電メリットの差(2011年3月までに設置した場合)
10年目までの売電価格 11年目以降売電価格 年間メリット差※
北海道電力 48円 8円 -211,199円
東北電力 48円 9円 -205,919円
北陸電力 48円 8円 -211,199円
東京電力 48円 8.5円 -208,559円
中部電力 48円 7円 -216,479円
関西電力 48円 8円 -211,199円
中国電力 48円 7.15円 -215,687円
四国電力 48円 7円 -216,479円
九州電力 48円 7円 -216,479円
沖縄電力 48円 7.5円 -213,839円

※6kW太陽光発電システムの年間発電量6,600kWhを、2割を自家消費、8割を売電として計算。

蓄電するのが本当にお得?卒FIT後の3つの方向性

卒FITによって、売電メリットが大きく減少することについて説明しましたが、ではどうするのがお得でしょうか。
卒FIT後の太陽光発電の活用方法には大きく3つの方向性があります。

卒FIT後の一番メリットが出るプランは?

卒FIT後の方向性①
なにもしない(そのまま売電)

一つ目は卒FITを迎えても特に何も対策せず、そのまま放置するという方法です。

先ほど説明したように、卒FIT後は売電価格が急落してしまいます。
言わずもがなですが、何も対策をしないのはさすがにもったいないです。

ちなみに、卒FIT後の対策はなにもしないという場合にも、うっかり電力会社との再契約の手続きを忘れてしまうと、売電価格は0円となってしまいますので注意してください。

卒FIT後の方向性②
「生活スタイルを変えて」自家消費を増やす

2つ目は、生活スタイルを変えて、太陽光発電の電気を頑張って自家消費する方法です。

太陽光発電の電気を使ってしまい、安くなってしまった売電に回る電気量を極力少なくしようとするプランです。

また、本来なら使う必要のなかった電気を無理に日中に使おうとする動きは、トータルの電気使用量を増やしてしまい本末転倒な動きとなってしまいます。

さほど無理のない方法としては、深夜に稼働していたエコキュートを昼間の太陽光発電の電気で稼働させるというものがあります。
しかし、それでも手動で毎日切り替えをする必要があったり、天気予報と連動する自動化タイプの場合、天気予報が外れると高い昼間の電気代でエコキュートを稼働させてしまうというリスクがある、といったデメリットがあります。

卒FIT後の方向性③
「蓄電池で賢く」自家消費する

3つ目は、蓄電池を使って自家消費をするという方法です。

日中に太陽光発電が発電した電気で、使わずに余った分は蓄電池に貯めておきます。

夕方以降の太陽光発電が発電をしていない時間帯にも、蓄電池に貯めておいた電気を自由に使うことができますので生活スタイルを変えることなく、無理せずに太陽光発電の電気を有効活用することができます。

ちなみに、普段電力会社から買っている電気の単価は25円/kWh~32円/kWhです。

そのまま売電すると7円や8円の価値にしかならない太陽光発電の電気は、蓄電池に貯めて自家消費すると、25円~32円の価値になります。

どうするのがお得かは明らかですね。

蓄電池の3つのメリット

ここで改めて、蓄電池を設置する3つのメリットをご紹介します。

蓄電池のメリット①
停電時に電気が使える

蓄電池があれば、停電が起きたときにも太陽光発電で作った電気を蓄電池に貯めて、必要な時に使うことができます。

例えば、蓄電容量7.2kWhの蓄電池がフル充電の状態であれば、以下の電子機器を12時間使用し続けることができます。
(フル充電は3時間程度で完了します。)

7.2kWhの蓄電池で同時に12時間使い続けられる電子機器

停電時に電気を使えないとどれぐらい困るのかというのはなかなかイメージしにくいと思いますが、電気が使えないとどんなことが起こるでしょうか。

例えば冷蔵庫が使えずに食品が全て腐ってしまうかもしれませんし、携帯電話の充電ができずに連絡が途絶えてしまうかもしれません。

赤ちゃんのいる家庭であれば、お湯を沸かすことができずにミルクが作れないということも考えられます。

実際に北海道のブラックアウトを経験した方の中には、蓄電池の必要性を強く感じ、すぐに蓄電池を購入した方もいました。

実際に災害が起こる前に蓄電池を導入しておくのは賢明な判断と言えるはずです。

関連記事
【蓄電池アンケート調査結果】停電で困ることランキング 停電時に太陽光発電の電気を使えない人が半数?

蓄電池のメリット②
太陽光発電の電気を自家消費できる

蓄電池があれば、太陽光発電でつくった電気の自家消費比率を高めることができるというメリットがあります。

先ほど説明した卒FITのケースはもちろん、これから太陽光発電を導入する人は売電価格よりも電力会社から購入する電気の方が割高になりますので、 蓄電池を導入して自家消費比率を高めたほうがお得になります。

関連記事
これからの家庭用太陽光発電は「自家消費の時代」に。自家消費に欠かせない三種の神器とは

蓄電池のメリット③
深夜の割安な電力を使うことができる

一般的に蓄電池を導入すると、電力会社との契約を深夜料金が安いプランに変更します。
(オール電化を導入済みの方は既にこのようなプランになっているはずです。)

太陽光発電で貯めた電気を夜に使うだけでなく安い深夜電力をさらに貯めて、太陽光発電がまだ動き出さない朝の時間帯に使うことで2つめの経済メリットを得ることができます。

蓄電池の3つのデメリット

蓄電池の業者の中にはメリットばかり説明をして、デメリットの説明を一切しない業者もいますので、十分な予備知識を付けておくことが必要です。

蓄電池のデメリット①
初期投資費用が必要になる

やはり家庭用蓄電池を導入する上で最もネックになるのが、初期投資費用が必要になるという点です。

蓄電池の導入によって経済効果が生まれるとはいっても、一時的に手元のキャッシュがなくなってしまうのはデメリットと言えます。

初期投資の負担を軽減するためには、ローンを活用するという方法があります。

これから太陽光発電を購入する方は、太陽光発電と一緒にローンに組むことができますし、太陽光発電を既に設置済みの方は、蓄電池単体でもローンを組むことは可能です。

蓄電池が経済メリットを生んでくれますので、実質的にはわずかな負担で導入することが可能です。

関連記事
ソーラーローン(太陽光発電・蓄電池ローン)金利と支払い方法で損をしないためのポイント

蓄電池のデメリット②
蓄電池は徐々に劣化する

家庭用蓄電池のデメリットとして、次に挙げるのが、蓄電池の劣化です。

蓄電池は性質上、充放電を繰り返すごとに蓄電可能容量が減っていくという特性があります。

劣化のしやすさはメーカーによって異なりますので、メーカー選びの際の一つの判断材料にしましょう。

関連記事
iPhoneの30倍!?家庭用蓄電池のサイクル寿命とは

蓄電池のデメリット③
設置スペースが必要になる

蓄電池を検討するときについ忘れがちなのが設置スペースが必要になるということです。

10年以上設置をする蓄電池ですので、設置スペースを確保できるかも考えて検討するようにしましょう。

屋内に蓄電池の設置スペースがない場合には、屋外に設置できるタイプの蓄電池を選ぶという選択肢もあります。

例えば、高寿命の蓄電池として有名な東芝エネグーンは、屋外設置タイプの蓄電池です。

また、屋内用の蓄電池でもコンパクトなサイズの製品を選ぶという選択肢もあります。

例えばオムロンの蓄電池KP-BU65-Aは、横452mm×高さ656mm×奥行き120mmと非常にコンパクトです。

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蓄電池の種類

蓄電池と言っても、いくつかの種類に分かれます。
現在市場に流通している家庭用蓄電池の主流はリチウムイオン蓄電池です。

蓄電池の種類 コスト
(1kWあたり)
メリット デメリット 備考
リチウムイオン電池 20万円 寿命が6~10年と長寿命。
サイクル数は3500回
コストがかかる PCや携帯のバッテリーに使用される電池。
家庭用蓄電池として主流の電池となっている。
鉛蓄電池 5万円 寿命が~17年と一番長い。
サイクル数は3000回
充放電のエネルギー効率が他の電池よりも低くなる。
使用回数とのバランスを見る必要がある。
電池の中では一番歴史が長い電池。
ガソリン車のエンジンを起動する時に使用されている。
ニッケル水素電池 10万円 寿命が5~7年。
リチウムイオン電池と比較すると、安全性が高い。
事故放電が多く、コストパフォーマンスが悪い。 リチウムイオン電池が登場するまでのモバイルバッテリーは、ニッケル水素電池が使用されていた。
安全性が高いため、小さなお子様がいるご家庭で使用される場合がある。
NAS電池 4万円 サイクル数に制限がなく、他の蓄電池よりも長期間使用できる。 長時間使用することによる部品の劣化が避けられない。 日本ガイシ(株)のみが製造。
鉛蓄電池よりもコスト面で優れている電池として、大規模施設のバックアップ電源として使用されている。
レドックスフロー電池 寿命が20年。
NAS電池と同じようにサイクル数は無制限なので、半永久的に使用が可能。
重量エネルギー密度がリチウムイオン電池の1/5と低いため、小型化が難しい。 イオンの酸化還元反応を利用して充放電を行う電池。
次世代の蓄電池を担う安定化技術として期待されている。
リチウムイオン電池
コスト
(1kWあたり)
20万円
メリット 寿命が6~10年と長寿命。
サイクル数は3500回
デメリット コストがかかる
備考 PCや携帯のバッテリーに使用される電池。
家庭用蓄電池として主流の電池となっている。
鉛蓄電池
コスト
(1kWあたり)
10万円
メリット 寿命が5~7年。
リチウムイオン電池と比較すると、安全性が高い。
デメリット 充放電のエネルギー効率が他の電池よりも低くなる。
使用回数とのバランスを見る必要がある。
備考 電池の中では一番歴史が長い電池。
ガソリン車のエンジンを起動する時に使用されている。
ニッケル水素電池
コスト
(1kWあたり)
5万円
メリット 寿命が~17年と一番長い。
サイクル数は3000回
デメリット 事故放電が多く、コストパフォーマンスが悪い。
備考 リチウムイオン電池が登場するまでのモバイルバッテリーは、ニッケル水素電池が使用されていた。
安全性が高いため、小さなお子様がいるご家庭で使用される場合がある。
NAS電池
コスト
(1kWあたり)
4万円
メリット サイクル数に制限がなく、他の蓄電池よりも長期間使用できる。
デメリット 長時間使用することによる部品の劣化が避けられない。
備考 日本ガイシ(株)のみが製造。
鉛蓄電池よりもコスト面で優れている電池として、大規模施設のバックアップ電源として使用されている。
レドックスフロー電池
コスト
(1kWあたり)
メリット 寿命が20年。
NAS電池と同じようにサイクル数は無制限なので、半永久的に使用が可能。
デメリット 重量エネルギー密度がリチウムイオン電池の1/5と低いため、小型化が難しい。
備考 イオンの酸化還元反応を利用して充放電を行う電池。
次世代の蓄電池を担う安定化技術として期待されている。

蓄電池の価格

太陽光発電と比較しても、蓄電池はメーカーや製品、販売店によって価格のバラつきが多い製品です。
相場価格も定まっていないのが正直なところです。

強いて言えば、価格目安の参考になるのは、国の補助金の目標価格です。

2019年度に国の補助金が復活し、目標価格を下回らないと補助金を支給しないという条件が付きましたので、その価格に近づいて行くと思われます。

その目標価格が180,000円/kWhです。

いま一番売れ筋なのは、伊藤忠商事が総販売元になっている「スマートスターL」という9.8kWhの蓄電池です。

このスマートスターLで計算すると、上記の計算になります。

実際にはもう少し高く販売されていた蓄電池なのですが、この補助金が出たことによって、市場はこの金額に収斂して行ってる様子が見えます。

もう少し蓄電容量を抑えたタイプですと、こちらも人気があるオムロンの6.5kWhの蓄電池がありますが、同じ計算をするとこのような感じになります。

家庭用蓄電池の補助金

蓄電池を検討する際に必ずチェックしておきたいのが補助金情報です。

補助金は大きく、国のものと地方自治体のものがあります。

家庭用蓄電池 国の補助金

2019年度は家庭用蓄電池の国の補助金があった

2019年度は「平成31年度『災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金』」という名称で家庭用蓄電池に対して、国が補助金を支給しています。

2019年度の補助金の上限額は最大60万円と非常に高額でしたが、実際に受け取れる補助金額は上限額よりだいぶ安いことがほとんどです。

例えば、8kWh蓄電池を総額125万円(工事費込み)で設置した場合の例では23.6万円の支給になります。(種別は災害型と仮定)

関連記事
2019年度 家庭用蓄電池に大型補助金! かんたん解説「災害時に活用可能な家庭用蓄電システム導入促進事業費補助金」

2020年度には家庭用蓄電池の国の補助金は支給されない見込み

2020年度は概算要求に含まれていなかったので、国の蓄電池補助金の支給はなくなる見込みです。

とはいえ、家庭用蓄電池自体の価格が大幅に下がってきています。そのため、実際に導入する際の自己負担は2019年度と大差ないといえます。

関連記事
蓄電池補助金2020年はどうなる?お得な買い方は?

家庭用蓄電池 地方自治体の補助金

地方自治体も家庭用蓄電池の補助金を用意している場合があります。例えば、宮城県の場合、2019年度には蓄電池に8万円/kWhの補助金が支給されていました。

また、蓄電池の関連製品のV2Hには7万円/kWh、HEMSには2万円/kWhの補助金がつきました。

業者が補助金情報を把握していないケースも散見されます。 蓄電池をご検討する際には地方自治体から補助金が支給されていないか、ご自身でも必ず確認するようにしてください。

確認の方法がわからないという場合には、ソーラーパートナーズまでお気軽にお問い合わせください。

家庭用蓄電池メーカーの選び方

いざ蓄電池を検討しようと思うと、次に考える必要があるのがメーカー・機種選びです。

家庭用蓄電池は、価格以外にもメーカーや機種ごとに以下のような違いがあります。

家庭用蓄電池 メーカー・機種選びのポイント

  1. 太陽光発電と連携可orスタンドアローンタイプ
  2. 蓄電容量
  3. サイクル寿命
  4. 特定負荷型or全負荷型

メーカー選びのポイント1
太陽光発電と連携可orスタンドアローンタイプ

蓄電池には太陽光発電と連携できるタイプの製品と、太陽光発電とは連携せずに電力会社から供給される電気だけを蓄電できるスタンドアローンタイプの製品があります。

太陽光発電を導入する方は太陽光発電と連携できるタイプの製品を選ぶ方がほとんどですが、マンションなど太陽光発電を設置するのが難しい環境なのであればスタンドアローンタイプを導入するという選択肢もあります。

メーカー選びのポイント2
蓄電容量

家庭用蓄電池の電気を貯めることができる容量はメーカー・機種ごとに異なります。

平均的な容量は5~7kWh程度ですが、大型のタイプでは10kWhを上回る機種もあります。

どれぐらいの容量を選ぶかについては、災害時にどれぐらい電化製品を使いたいかによって判断します。

当然、蓄電容量が多い機種ほど設置費用が高くなる傾向がありますので、費用対効果を考えて機種選定をしてください。

メーカー選びのポイント3
サイクル寿命

メーカーや機種によって大きく異なるのがサイクル寿命です。

蓄電池は充放電を繰り返すことで徐々に蓄電可能容量が少なくなっていきます。
これをサイクル寿命と言います。

例えば、シャープのクラウド蓄電池システムの場合、約12,000回の充放電を繰り返しても初期の約70%の容量を維持できるとされています。

スマートフォンを使っている方なら、スマートフォンの充電の「持ち」が徐々に悪くなることを実感しているのではないかと思います。これはまさにサイクル寿命が減っているということです。

サイクル寿命はメーカーや機種によって異なりますので、選ぶ際の一つのポイントとなります。

住宅用「クラウド蓄電池システム※2」を発売|シャープ

メーカー選びのポイント4
特定負荷型or全負荷型

メーカー・機種選びのポイントとして、あまりよく知られていないのが特定負荷型と全負荷型の違いです。

特定負荷型とは、停電時にあらかじめ選んでおいた回路に限定をして電気が使える蓄電池です。

例えば、一階の照明や冷蔵庫を選んでおいたとすると、停電時に一階の照明や冷蔵庫を使うことはできるものの、二階のパソコンは使えない、といった具合です。

一方の全負荷型の場合には、停電時にも原則的に全ての電化製品を使うことが可能です。

現在市場に流通している蓄電池の大半は特定負荷型ですが、伊藤忠商事のSmartStarLや、4Rエナジーのエネハンドといった製品は全負荷型です。

特定負荷型に比べて全負荷型は高額になりますので、停電時の安心をどこまで求めるかでご判断ください。

蓄電池のメーカー選びについて、更に詳しく知りたい方は以下の記事をご確認ください。

関連記事
家庭用蓄電池 メーカー 比較ランキング 選び方のポイントは3つだけ

蓄電池のメーカー

パナソニック

パワーステーションS パワーステーション
パワーステーションS パワーステーション
型番 LJPB21A LJPC31
定価(税抜) 1,690,000円 1,940,000円
蓄電容量 5.6kWh 5.6kWh
サイズ 549mm×776mm×195mm 630mm×1700mm×250mm
重量 39.5kg 103kg
保証期間 10年 10年
停電時出力 2000W 2000W
放電時間 16時間(265W) 32時間(265W)
全負荷・特定負荷 特定負荷 特定負荷
[住宅用] 創蓄連携システム ラインアップ | panasonic

シャープ

クラウド蓄電池システム
JH-WB1621 JH-WB1821
型番 JH-WB1621 JH-WB1821
定価(税抜) 1,800,000円 2,910,000円
蓄電容量 4.2kWh 8.4kWh
サイズ 500mm×360mm×605mm 700mm×360mm×605mm
重量 77kg 135kg
保証期間 10年 10年
停電時出力 2000W 2000W
放電時間 20時間(430W)
全負荷・特定負荷 特定負荷 特定負荷
クラウド蓄電池システム | SHARP

京セラ

リチウムイオン蓄電システム
EGS-LM1201
型番 EGS-LM1201
定価(税抜) 3,700,000円
蓄電容量 12.0kWh
サイズ 1060mm×1250mm×300mm
重量 226kg
保証期間 15年
停電時出力 2000W
放電時間 23時間(430W)
全負荷・特定負荷 特定負荷
リチウムイオン蓄電システム | KYOCERA

オムロン

蓄電池ユニット
KP55S3-HY-3A
型番 KP55S3-HY-3A
定価(税抜) 1,690,000円
蓄電容量 6.5kWh
サイズ 452mm×656mm×120mm
重量 52kg
保証期間 10年
停電時出力 2000W
放電時間 29時間(300W)
全負荷・特定負荷 特定負荷
太陽光発電用 ハイブリッド蓄電システム KP55Sシリーズ | OMRON

ニチコン

ハイブリッド蓄電システム
ESS-H1L1
型番 ESS-H1L1
定価(税抜) 4,200,000円
蓄電容量 12kWh
サイズ 1060mm×1250mm×300mm
重量 257kg
保証期間 15年
停電時出力 5900W
放電時間 23時間(430W)
全負荷・特定負荷 特定負荷
ハイブリッド蓄電システム | nichicon

エリーパワー

POWER iE6 HYBRID
EPS-20B
型番 EPS-20B
定価(税抜) オープン価格
蓄電容量 6.2kWh
サイズ 655mm×300mm×1060mm
重量 130kg
保証期間 10年
停電時出力 3000W
放電時間 連続12時間(3000W)
全負荷・特定負荷 特定負荷
POWER iE6 HYBRID | エリーパワー

長州産業

蓄電池ユニット へやまる
CB-42CR2B< CB-LMK65A
型番 CB-LMK65A CB-42CR2B
定価(税抜) 2,550,000円 2,300,000円
蓄電容量 6.5kWh 4.2kWh
サイズ 452mm×656mm×120mm 698mm×999mm×250mm
重量 52kg 110kg
保証期間 10年 15年
停電時出力
放電時間
全負荷・特定負荷 特定負荷 特定負荷
スマートPV | 長州産業 へやまる | 長州産業

田淵電機

蓄電池
PKG-EHD-S55MP3B
型番 PKG-EHD-S55MP3B
定価(税抜)
蓄電容量 6.5kWh
サイズ 476mm×850mm×305.5mm
重量 85kg
保証期間 10年
停電時出力
放電時間
全負荷・特定負荷 特定負荷
蓄電ハイブリッドシステムPKG-EHD-S55MP3B | 田淵電機株式会社

Looop

Looopでんち
looopでんち
型番 LP-PKG-HB0101
定価(税抜)
蓄電容量 4.0kWh
サイズ 476mm×850mm×305.5mm
重量 85kg
保証期間 10年
停電時出力
放電時間
全負荷・特定負荷 特定負荷
looopでんち | looop でんき

伊藤忠商事

スマートスターL(Smartstar L)
スマートスターL
型番 LL3098HOS
定価(税抜) 2,850,000円
蓄電容量 9.8kWh
サイズ 761.6mm×1145mm×440mm
重量 195kg
保証期間 10年
停電時出力
放電時間
全負荷・特定負荷 全負荷
伊藤忠商事「SmartStar L」 | 株式会社Jアライアンス

テスラ

パワーウォール
テスラのパワーウォール
型番 Powerwall
定価(税抜) 990000円
蓄電容量 13.5kWh
サイズ 1150mm×753mm×147mm
重量 114kg
保証期間 10年
停電時出力
放電時間
全負荷・特定負荷 特定負荷
powerwall | tesla

蓄電池を後付けする時の注意点

既に太陽光発電を設置済みで、これから蓄電池を後付けする方への注意点

  1. メーカー保証が切れないかどうか確認する
  2. 既存の太陽光発電と蓄電池が連携できるか確認する

2019年問題対象者の方など、既に太陽光発電設置済みで蓄電池を後付けする場合には、いくつか注意しなければいけないポイントがあります。

例えば、既に設置している太陽光発電と異なるメーカーの蓄電池を設置する場合、太陽光発電の保証が切れてしまう可能性があります。

その逆に、同一メーカーの蓄電池をつけることで、太陽光発電の保証期間を延長するという戦略をとるメーカーもでてくるかもしれません。

いずれにしても蓄電池を後付けするときには保証面の配慮が必要です。

また、蓄電池と既存の太陽光発電に互換性があるかどうかも確かめる必要があります。

蓄電池後付けの機種選びはかなりややこしく、全てのメーカーの蓄電池が無条件に選べるわけではありません。
ご検討中の方はソーラーパートナーズまでご相談いただければ、蓄電池に精通したアドバイザーが無料でアドバイスします。

蓄電池を太陽光発電と同時導入の時の注意点

太陽光発電を検討していて、同時に蓄電池を設置しようとする方への注意点

  1. 蓄電池の保証年数を確認する
  2. 蓄電池の容量、性能も確認する

現在、太陽光発電システムの購入を検討している方がセットで同時蓄電池を購入しようとする場合にも気を付けなければならないポイントがあります。

太陽光発電システムの保証年数はパネルが25年、パワーコンディショナーなどそれ以外の機器が15年が最近の相場になってきています。

しかし、蓄電池の保証年数は10年が相場です。

停電時はもちろんその力を発揮してくれますが、固定買取期間が終了した10年後のいわゆる卒FITの時期に保証が10年では切れてしまいます。

有償にはなりますが、5年の延長保証を用意しているメーカーも多いので確認するようにして下さい。

また蓄電池の容量の種類が限られていますので、太陽光発電のメーカー比較をする際に、忘れずに同じく各メーカーの蓄電池の性能もチェックすることが大事です。

電気自動車との連系

トライブリッド蓄電池システム

蓄電池の中には電気自動車との連携ができる「トライブリッド蓄電システム」という製品もあります。

トライブリッド蓄電システムとは、「太陽光発電でつくった電気を一時的に蓄電池に貯めておき、電気自動車がご自宅に戻ってきてから、貯めておいた電気を電気自動車に移すことができる」という機器です。

電気自動車をお持ちのご家庭であればトライブリッド蓄電システムも一度検討してみるといいと思います。

トライブリッド蓄電システムについては以下の記事で解説していますので、気になる方は読んでみてください。

関連記事
ニチコン トライブリッド蓄電システムと2019年問題の新たな解決策 

V2H

トライブリッド蓄電システムとは違い、V2Hは蓄電池はありません。

V2Hは「Vehicle to Home」(ビークル トゥ ホーム)の略で、電気自動車と家をつなぐという意味で、電気自動車の電気を家で使えるように戻す仕組みのことです。

関連記事
太陽光発電とV2Hをうまく組み合わせるメリット ZEHの実現に向けて

蓄電池のこれから

2018年の北海道の大停電、2019年の千葉県の台風による長期停電と、自然災害による災害停電が現実味を帯びてきた事によって、2019年11月からの卒FITの方々の売電からの自家消費へのスイッチとは別の動きとして蓄電池購入の流れができています。

そして卒FITの方と、この停電に備えての方の蓄電池へのニーズは明らかに違います。

卒FITの方はパワーコンディショナーの交換まで視野に入れた方が多く、容量は必要最小限に抑える傾向がありますが、停電備えとしての購入検討の方はエアコンまで動かせることや、なるべく蓄電容量は大きいものを求める傾向があります。

パワーコンディショナーを交換するのかしないのか、蓄電池の容量はどうするのか、家全体をバックアップするタイプにするのか特定の電源だけ停電時に使えるタイプにするのかなど、様々なポイントがあり今現在の各メーカーからのラインアップではまだ満たしきれていないニーズもあるのが現状です。

これからより細分化されたニーズに応える蓄電池が各メーカーから販売されてくると思いますので、常にユーザー目線で必要な情報をわかりやすく整理した状態でお伝えできるようにしていきたいと思います。