【長府工産】蓄電池の相場価格・お得な買い方・特徴・評判を徹底解剖!
長府工産という会社名を聞いたことはあるでしょうか?
太陽光発電や蓄電池、給湯器などの住宅エネルギー関連の機器を扱うメーカー商社なので、業界の人間でないとなかなか耳にしたことがないかもしれません。
ただし、最近は長府工産製の蓄電池を提案してもらったという方もかなり増えてきました。
今回は長府工産がどんな会社か、どんな蓄電池システムなのか、網羅的に解説していきたいと思います。
この記事では、
- 長府工産 会社概要
- 長府工産 蓄電池の相場価格
- 長府工産 蓄電池の特徴・保証
- 長府工産 蓄電池をお得に買う方法
- 長府工産 蓄電池のよくある質問
について解説します。
長府工産 会社概要
長府工産は住宅設備機器に関するメーカー商社で、給湯器の製造にノウハウを持っています。
メーカーとして取り扱っている商品は、太陽光発電、蓄電池、給湯器、V2H、オール電化などが主で、自社製品以外にも様々なメーカーの商品を販売会社や施工会社に卸しています。
会社名 | 長府工産株式会社 |
---|---|
設立 | 1980年6月 |
本社所在地 | 山口県下関市 |
事業内容 | 石油瞬間給湯機、太陽熱温水器、床暖房システム、ボイラー関連部品などの製造・販売 太陽光発電システム、蓄電池、オール電化製品、各種住宅設備機器の販売 |
長府工産 蓄電池の相場価格
長府工産 蓄電池の価格相場は以下の通りです。
型番 | 蓄電池容量 | 相場価格 |
---|---|---|
ESS-T3MCK | 7.4kWh | 163万円 |
ESS-T3XCK | 14.9kWh(7.4kWh×2台) | 249.7万円 |
長府工産 LiB Tower Plus(リブタワープラス)の一番の売れ筋は14.9kWhの大容量タイプです。
容量別の比率としては、89%(14.9kWh):11%(7.4kWh)と圧倒的に14.9kWhが人気です。
最近は世間的に大容量人気なので、7.4kWhだと物足りないと感じる層が多いのかもしれません。
長府工産 蓄電池の保証|長府工産とニチコンの違い
長府工産のLiB Tower Plus(リブタワープラス)はニチコン製のESS-T3シリーズのOEMです。
そのため、長府工産製と言ってしまうのははばかられるかもしれません。
しかし、あえて長府工産からこの商品を購入すべき大きな理由があります。
それは最大20年間の業界最長保証です。
ニチコンで同じ商品を購入する場合、
【15年間の無償保証】
・パワコン、蓄電池ユニット、V2H
・充放電コネクタ(10年)、リモコン(5年)
という保証を受けることができます。
蓄電池は無償保証が10年というメーカーもまだまだあるため、十分な内容だと言えます。
しかし、長府工産の場合は、
【15年の無償保証】
・パワコン、蓄電池ユニット、V2H
・充放電コネクタ(10年)
【5年の有償保証】(延長保証)
・パワコン、蓄電池ユニット
このように、無償の15年保証に有償にの5年を加えることで、現在最長となる20年保証を実現することができます。
リチウムイオン電池という性質上、使えば使うほど劣化するため、何年ぐらい使えるのか保証がないと心配な方も多いと思います。
そんな不安に寄り添った、まさに商社らしい保証内容です。
次は商品のメリットとデメリットを確認してみましょう。
長府工産 蓄電池「Lib Tower Plus(リブタワープラス)」の特徴
Lib Tower Plus(リブタワープラス)の特徴1.
ハイブリッドもトライブリッドもこれ1台
「Lib Tower Plus(リブタワープラス)」は、ハイブリッド型蓄電池です。
しかし、ただのハイブリッドではなく、V2Hを設置して電気自動車と連携させることができます。
最初はハイブリッドとして設置し、EVやPHEVを購入してからV2Hを追加で設置してトライブリッドシステムに変更することも可能です。
Lib Tower Plus(リブタワープラス)の特徴2.
容量の増設が可能
「Lib Tower Plus(リブタワープラス)」は、7.4kWhと14.9kWhのラインナップがあります。
しかし、14.9kWhを購入するには資金面でのハードルが高かったり、家族の人数を考えて7.4kWhで十分という場合もあります。
「Lib Tower Plus(リブタワープラス)」の嬉しいポイントは、最初は7.4kWhを設置しておいたら、ライフステージに合わせて蓄電ユニットを追加して14.9kWhに変更することができるという点です。
Lib Tower Plus(リブタワープラス)の特徴3.
業界最長保証
「Lib Tower Plus(リブタワープラス)」は、ニチコンのOEM商品を扱っています。
OEM元のニチコンが設けている保証は無償の15年保証のみですが、長府工産ブランドで購入する場合は無償の15年保証に加えて。有償オプションで合計20年の保証まで延長することが可能です。
長府工産の蓄電池をお得に買う方法
まず、LiB Tower Plus(リブタワープラス)と全く同じ商品を少しでも安く買いたいということであれば、過去の契約内容を見る限り、OEM元のニチコンで購入する方が価格が抑えられる可能性は高いです。
しかし、せっかくの20年保証を活かさない手はありません。
そのため、もし長府工産からお得に蓄電池を購入したいということであれば、長府工産と取引が多い販売施工会社から蓄電池を購入することをオススメします。
何度も触れていますが、長府工産は商社としての顔を持っています。
どの業界でも同じですが、基本的には商社から多くの商品を仕入れている販売施工会社の方が、お得に商品を卸してもらえる交渉力があります。
そのため、他のどのメーカーよりも【長府工産で提案可能】という会社ではなく【長府工産は何度も販売施工実績あり】という会社を選ぶことが重要になってきます。
長府工産 蓄電池のよくある質問
長府工産、長州産業、長府製作所はよく名前が似ている会社としてごっちゃになってしまう方もいるみたいです。
しかし、無理もありません。この三社は全て山口県創業で本社も山口県で、加えて住宅設備機器を扱う会社という共通点があります。
このように似たような経緯を持つ会社が多いのは、恐らく長府製作所が住宅機器の会社として大きく成功し、「長府ボイラ」というブランドを拡大させたことがきっかけだと思われます。
V2H(Vehicle to Home)は、電気自動車(Vehicle)の電気を家(Home)で使えるようにするシステムです。
長府工産の蓄電池システムLiB Tower Plus(リブタワープラス)はV2Hを組み合わせられることが魅力のひとつですが、蓄電池システム(蓄電池本体+パワコン)のみ導入することも可能です。
さらに、ライフスタイルに合わせて7.4kWhの蓄電池を14.9kWhに増設したり、V2Hスタンドを後から追加することもできるので、とても自由度が高いシステムです。
まとめ
長府工産の蓄電池システムについてはご理解いただけたでしょうか?
商社が扱う蓄電池システムなので、長府工産と取引がない会社から蓄電池を提案してもらう場合、全く名前が上がらないかもしれません。
しかし、商品としては家庭用蓄電池市場で最も人気のあるニチコンのOEMで、業界最長の保証までつけることができます。
縁がないと存在も知らない隠れ優良商品がLiB Tower Plus(リブタワープラス)という蓄電池システムです。
もし運よくこの記事にたどり着いて、この商品で提案を聞いてみたいというご要望があれば、弊社までご相談ください。
弊社ソーラーパートナーズは、太陽光発電や蓄電池の工事会社ネットワークを運営しています。
長府工産と取引がある地元の会社をご紹介できる場合もあるので、ご相談いただけたら可能な限りお力になりたいと思います。、