【2024年】太陽光発電はやめたほうがいい理由を徹底調査。本当にやばい?後悔しないための3つのポイントを徹底解説
本記事では、
「太陽光発電をオススメされたけど今さら買って大丈夫なのかな?」
「太陽光発電を設置したけど、後悔してる人はいないのかな?」
という疑問にお答えします。
太陽光発電の検討は考えなければいけないことが多く、混乱してしまうこともあるかと思いますが、本記事では、以下3点を出来る限り分かりやすく解説しています。
・やめたほうがいいと言われる3つのパターンの後悔を回避する方法
・やめたほうがいい2つの太陽光発電の買い方・選び方
・太陽光発電で後悔しないおすすめの買い方
太陽光発電・蓄電池の専門アドバイザー相談してみませんか?
今さら太陽光発電を買うのはやめたほうがいい?
今から太陽光発電を買って後悔しないために①
太陽光発電の価格推移を知る
太陽光発電は今さら遅いという主張をする人がちらほらいますが、根拠となる太陽光発電システムの価格データが驚くほど古く高い金額で計算しているので、それならば確かに今さら買わない方がいいという結論になってしまいます。
しかし実際は太陽光発電システムの価格は各企業の努力により大幅に安くなっています。
10年前と比べたら同じ設置容量で142万円、今の制度がスタートした2009年と比べると185万円も安くなっているのです。
この現状を知らずに、騙されて高く購入してしまっては確かに元は取れませんので注意が必要です。
今から太陽光発電を買って後悔しないために②
人気メーカーの移り変わりを知る
2000年代はシャープが人気で、テレビCMもたくさんやっていたので、太陽光発電を設置していない人でも太陽光と言ったらシャープという程の知名度がありました。
2010年代に入ると東芝やソーラーフロンティア、海外メーカーの参入など競争が激化しますが、パナソニックの一番人気が定着しました。
しかし2020年代に入るとパナソニック人気に陰りが出始め、カナディアン・ソーラーやQセルズなどの海外メーカー人気が強くなり、さらに海外メーカーのOEM供給パネルを使用したエクソルやネクストエナジーなどの安価な国内メーカーの台頭もあり、今は群雄割拠となっています。
安かろう悪かろうと古い観念でメーカー選びをすると、時代遅れのメーカー選択になってしまいますので注意が必要です。
今から太陽光発電を買って後悔しないために③
売電単価の推移を知る
売電単価は安くなってきていて、たしかに売電収入は減ってきていますのでここだけを見れば太陽光発電は買わないほうがいいと思うかもしれませんが、上に書いたようにシステム価格自体がかなり安くなってきているので関係ありません。
そして以前と違うことがもう1つ。電気代がとにかく高くなっています。
結果として電気代の削減効果が非常に大きくなっているので、太陽光発電を導入するメリットが高いままなのです。
このことを知らずに古い知識のままで、太陽光発電はとにかく売電できないといけないと考えていると、メリットが小さくなってしまいます。
今は太陽光発電は電気を余らせて売る時代ではなく、電気代を下げることでメリットが出る本来の形に戻っているのです。
今から太陽光発電を買って後悔しないために④
電気代の推移を知る
上記で説明したように電気代が高くなったことによって、今や太陽光発電は電気を売る時代ではなく、電気を使う時代になっています。
特に2022年以降電気代は急激に高くなりました。
こちらは2022年末に消費者561人へ電気代の上がり下がりと節電意識についてアンケートした結果です。
このグラフで最も衝撃的なことは、月の電気代が上がったか・下がったか9割以上もの人が把握しているということです。
それだけ2022年の電気代の推移は家計に影響を与えるものだったとうかがい知れますし、節電意識が高くなり、太陽光発電や蓄電池への興味が3倍以上も高くなった理由も納得できます。
古い記事にだまされない事です。
今さら太陽光発電はもう遅いと主張している人達が、根拠としているデータも考えた方もとにかく古いです。そしてインターネットはそもそも古い時代に書かれた記事も検索にひっかかって出てきてしまうので、今の時代に即したデータを見るようにしてください。
それこそ以前は太陽光発電を付ける方は、なるべく多く電気を余らせた方がいいので、夏などのエアコンを使わなければしのげない休日は家族でショッピングモールに出かけた方がいいですよと、冗談ではありますが半分本気でアドバイスしていました。
しかし今は全く逆の状況になっています。
以前はメリットが出にくかった、電気代が高い家庭、二世帯住宅の方などは非常に太陽光発電向きに変わっています。古い記事、考え方に騙されずにぜひ前向きに検討してみてください。
太陽光発電はやめた方がいいのかを購入者に調査してみた
実際に太陽光発電を購入した方は「太陽光発電はやめた方がいい」と考えているのでしょうか。
アンケートを実施しました。
ぜひ参考にしてみて下さい。
期間 | 2023年10月31日~2023年11月15日 |
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対象 | ソーラーパートナーズで太陽光発電を導入した利用者 |
ソーラーパートナーズ以外で太陽光発電を導入した利用者 | |
太陽光発電を導入していない方 | |
集計数 | 合計427名 |
まず当社の見積り比較を利用して、太陽光発電を導入された方のアンケート結果がこちらです。
全体の98%の方が「やった方がいい」と回答しており、太陽光発電導入者の満足度が高いことが分かります。
次にソーラーパートナーズではなく、他社で太陽光発電を導入した方のアンケート結果がこちらです。
全体の90%の方が満足しています。
ソーラーパートナーズの利用者と比較すると満足度は1割程度低いです。
- 電気代削減の効果が大きいため
- 自宅で電気を作れて安心できるから
- デメリットよりメリットが上回るから
- 初期費用が高い
- 故障リスクがある
- メンテナンス費用が掛かる
太陽光発電には電気代削減効果があり、デメリットをメリットが上回るという意見が多くありました。
一方で高額な製品ということもあり、初期費用の用意へのネガティブな意見も見られました。
メンテナンス費用については定期点検やパワコン交換は後から必ず発生するものですので、導入前のシミュレーション段階であらかじめ考慮しておくべきでしょう。
最後に太陽光発電を導入していない方のアンケート結果がこちらです。
全体の22%の方が「やめた方がいい」と回答しています。
まだ太陽光発電を導入していない方の中には太陽光発電に不信感を持っている方もまだまだ多いようです。
- 電気代を削減できるから
- 売電価格が減って元が取れないから
- 近隣住民に迷惑が掛かる
太陽光発電の普及が進み、生産量の増加により設置コストが下がっています。
その結果、売電価格も低下していますが、売電よりも自家消費での電気代節約の方がメリットが大きいため、単に売電価格が下がったとしても太陽光発電をやめる必要はないでしょう。
また「近隣住民に迷惑が掛かる」という声もありました。
山岳地帯に設置するような産業用太陽光発電の不祥事が続いた影響で、まだまだ太陽光発電に悪いイメージを持つ方も多いようです。
住宅用太陽光発電の「近隣住民に迷惑が掛かる」ポイントとしては反射光問題が挙げられますが、これは通常、太陽光発電に不向きな北面に設置した場合に発生することが大半です。
適切な施工会社に依頼することの重要性がこの点からも明らかになります。
太陽光発電と蓄電池セットでの購入はやめたほうがいい?
蓄電池セットで後悔しないために①
自分の電気契約プランを知る
蓄電池をオススメする会社がよく使う営業トークに、「安い深夜電力を蓄電し、昼間放電することで差額メリットを得ることができる」があります。
これは蓄電池の使い方として決して嘘ではないのですが、一般的な家庭は深夜電力は安くありません。
オール電化の家庭は、基本的にはこの深夜電力が安い電気料金プランにしてあるので問題ありませんが、ガスを併用している家庭は通常「従量電灯」という時間帯別の電気料金プランではなく、使う電気量に応じて単価が変わるプランになっています。
まずは自宅の電気料金プランがどのようなタイプになっているかを知る必要があります。
蓄電池セットで後悔しないために②
適正価格を知る
ソーラーパートナーズはその昔、太陽光発電システムの相場価格を業界で初めて公開したことで、業界中から非難を浴びました。
1円でも高く売りたい会社からしたら、絶対にお客さんに見られたくない情報だったからです。
しかし今や太陽光発電を購入する方の7割近くの方が蓄電池をセットで購入されていますので、段々とこの情報が役に立たなくなってしまっています。
各メーカーの蓄電池セットでの相場価格についてはまだ弊社も一覧として公開できていませんので、専門アドバイザーに個別にご相談ください。
蓄電池セットで後悔しないために③
停電時の使い方を考える
太陽光発電と蓄電池をセットで導入することで、電気代削減メリットを最大化することができますが、蓄電池本来の使い道は停電時に電気を使えるようにすることです。
ですから平常時の太陽光発電とのセット使いの時のことだけ考えて購入してしまうと、いざ停電が起きてしまった時になぜこの蓄電容量にしたのかと後悔してしまうことになります。
停電時を想像し、どの部屋の照明をつけたいのか、どの家電を動かしたいのか、家じゅう全部を使えるようにしたいのか、特定部分だけでいいのか、エアコンはつけるのかなどを家族でしっかりと話し合っておくことが必要です。
ここをしっかりと考えることで、購入すべき適切な容量の蓄電池を選ぶことができるからです。
太陽光発電と蓄電池セットで購入することが当たり前になったことで、メーカー選びはさらに難しくなりました。
太陽光発電システムは各メーカーの太陽光パネルの性能よりも、太陽光パネルの形・大きさと自宅屋根屋根形状・寸法を落とし込みいざシステム設計をしてみないことには、どのメーカーが最適かがわかりません。ことには、どのメーカーが最適かがわかりません。
そこにさらにどの蓄電池をセットで導入するかも考えないといけなくなったからです。
全メーカーが同じ蓄電池ラインアップであれば別に難しくないのですが、当然のことながら各社用意している蓄電池が違いますし、価格も違います。
こうなると太陽光発電だけで考えるとA社がいいが、蓄電池セットとなるとB社の方がいいという事が起きてきます。
最適なメーカーを選びはさらに難しくなったという事を頭に入れておくこと。
たった1つのメーカーだけを提案してくる会社のいう事は鵜呑みにしないようにすることが肝心です。
ソーラーパートナーズは複数メーカーの提案ができることも加盟基準の1つとなっています。
新築で太陽光発電を設置するのはやめたほうがいい?
新築太陽光で後悔しないために①
住宅ローンに組み込む
新築時に太陽光発電を設置するのと、既築の戸建てに設置するのとでは決定的に違うことがあります。
それは住宅ローンに組み込めるか組み込めないかです。
既築の戸建てに太陽光発電を設置する場合ももちろんソーラーローンはありますが、ローン金利とローン期間の長さが違います。
変動金利か固定金利によっても違いますが、ほとんどの場合は現在住宅ローン金利は1%を切っています。
仮に太陽光発電システムが120万円であった場合、金利1%の住宅ローン(35年返済)に組み込んだら、月々の支払額はわずか3,387円となります。
これがソーラーローン金利2.3%(15年返済)であると月々の支払額は7,888円と倍以上になるため、負担感の大きさは否めません。(繰り上げ返済をしない場合は金利負担額は返済期間が長いため住宅ローンの方が実は大きくなります。)
月々わずかな負担額で太陽光発電が導入できるのは非常にメリットなのですが、新築時はなにかと当初予定金額よりも住宅部分の費用がかさみます。
結果として住宅ローン借入限度額を超えてしまい、泣く泣く太陽光発電システムを住宅ローンに組み込むことを諦める方が後を絶ちません。
新築太陽光で後悔しないために②
屋根形状を考える
オシャレな家の屋根と、太陽光発電システムの設置に向いている屋根は大概の場合には合いません。
太陽光パネルは長方形ですので、三角や台形の屋根には効率的に載せることができず、また屋根面自体に段差がある場合は、自己日影と言って自分の建物自体が自分の屋根に影を落とすため、同じくパネル設置には向きません。
設計士さんは住宅設計のプロではありますが、ほとんどの場合太陽光発電には精通していません。ですので太陽光向きの屋根にしてくださいと注文を出していたにも関わらず、太陽光の専門家から見たら出来上がってきた屋根は全く太陽光を設置できる屋根ではないというケースがかなりあります。
まだ設計の自由が利く段階で、太陽光の専門家に確認しておくことをオススメします。
新築太陽光で後悔しないために③
初期費用0円も考える
①の住宅ローンに絡む話ではありますが、新築時に太陽光発電を設置するメリットの1つが住宅ローンに組み込めることです。
ところが上にも書いたように太陽光発電用の住宅ローン借入枠が残らないというケースも多く発生してしまいます。
しかしそんな時にも、いわゆる屋根貸しと呼ばれる「初期費用0円」や「0円ソーラー」「0円太陽光」と呼ばれる無料で設置できるサービスであれば、太陽光発電のメリットは自分で購入するよりも少ないものの、初期費用がかからないため住宅ローンの借入枠を気にする必要がないため、選択肢の1つとして考えておくことも良いと思います。
メーカーによって、蓄電池ラインアップが違います。
太陽光発電の部分は気に入ったにも関わらず、蓄電池の部分で好みが合わないという事も起こります。
また太陽光パネルはメーカーのパネルの大きさ・形と自宅屋根の大きさ・形との相性で設置できる枚数、容量が大きく変わってきますので、蓄電池が気に入っているのに太陽光発電の部分であきらめざるを得ないという事も起こります。
必然的に、複数のメーカーを提案できる業者から話を聞くことがとにかく大切になってきます。
単機能型蓄電池を提案してくる会社から買うのはやめたほうがいい
太陽光発電システムと蓄電池システムは別々のシステムです。
そして太陽光発電システムも蓄電池システムも両方とも「パワーコンディショナー」呼ばれる装置が必要です。
太陽光発電システムと蓄電池をセットで導入する場合は、パワーコンディショナーを1台で兼用するタイプのハイブリッド型蓄電池を導入します。
パワーコンディショナー1台分が費用としてかからなくなるだけでなく、パワーコンディショナー内で行われる交流から直流、直流から交流への変換時に出てしまうロスも大きく減らすことができるというメリットがあります。
ところが単機能型蓄電池というのは、蓄電池専用のパワーコンディショナーを用意して、太陽光発電システムと併設で設置するタイプの蓄電池です。
基本的には太陽光発電システムを設置して数年しか経っておらず、既に設置してある太陽光発電用のパワーコンディショナーを交換するには早過ぎるが、蓄電池を設置したい方が購入するタイプのものです。
ですので必ずしも駄目という訳ではないのですが、これから太陽光発電システムを購入しようとする方に、単機能型蓄電池を提案するということはあまりに費用と電気のロスが大きいので普通はしません。
月1回のチェックができないなら太陽光発電を買うのはやめたほうがいい
太陽光発電システムは基本的にはメンテナンスフリーな商品ですが、万が一故障をしたら発電量が減りますのでいち早く修理をする必要があります。
「故障をしたらすぐ直す」は当たり前の話ですが、車などと違って故障が誰にもわかる形で現れないため、太陽光発電においては意外と難しいことなのです。
私などは仕事柄、毎日暇さへあれば自宅の太陽光発電の発電状況をチェックしていますので、日の当たり方でおおよその発電量が予測できますが、仮にパネルに一部故障があって発電量が落ちていたとしても、天候にもよって発電量は刻一刻と変化する上に、日本には四季があるので、なかなかタイムリーに気付くことは難しいと思います。
その為にも、一ヶ月に1回発電量を当初の予測発電量、前年以前の同月の発電量との比較をすることが大事になってきます。
一ヶ月に1回、発電量をチェックするのは億劫すぎて無理だなという方は、もしパネルの一部に故障があって発電量が低下していてもずっと気づかないまま放置されることになってしまいますので、太陽光発電を買うのはもしかしたらやめた方がいいかもしれません。
後悔しない太陽光発電&蓄電池の買い方・選び方
太陽光発電の設置実績が多いことは大前提ですが、今や7割以上の方が太陽光発電と蓄電池をセットで購入する時代に、いまだに蓄電池の販売実績がない企業がかなりあります。
このような企業から買う事は避けた方が良いと思います。なぜなら蓄電池への理解度が高くないと最適な太陽光発電システムの提案ができないからです。
2010年3月に東日本大震災が起きた際に、太陽光発電を設置している家だけ夜も電気を使えていたという都市伝説が流れました。その当時は住宅用の蓄電池は出回っておらず全くのデマでしたが、今はそれが現実となり太陽光発電システムはもはや太陽光蓄電システムと呼ぶにふさわしいシステムになっています。
これらの変化に対応できているだけでなく、より安く、より安心な工事をしてくれる会社を探さなければなりません。
手前みそですが、ソーラーパートナーズの加盟企業はこの条件をクリアした企業だけが加盟しております。気軽に相談できる専門のアドバイザーもおりますので、ご利用をお待ちしております。