NEWS

2024.04.24
総研ページオープン


2024.06.05
住宅用太陽光発電・蓄電池価格調査2024 公開


2026.05.25
費用推移、価格相場など更新

データ利用の注意点

引用のタグはこちら

出典:<a href="https://www.solar-partners.jp/reports" target="_blank" rel="noreferrer noopener" >ソーラーパートナーズ総研</a>

ソーラーパートナーズ総研の
活動について

ソーラーパートナーズ総研は、太陽光発電と蓄電池の比較・見積りサイト『ソーラーパートナーズ』を企画運営する株式会社ソーラーパートナーズにおける調査・研究機関です。2009年に余剰電力買取制度が開始されてから15年が経ち、太陽光発電は国内に広く普及しました。一方で、流行に乗じた不適切な営業活動もいまだに数多く見受けられます。私たちはそれらを課題として捉え、独自の調査データに基づく客観的な情報を消費者の皆様に適切に提供することで、太陽光発電業界全体の健全な発展に貢献することを目的としています。

住宅用太陽光発電の
システム費用の年別推移

住宅用太陽光発電のシステム費用はこれまで長期的に低下してきた。2012年の46.5万円/kWから、2022年には27.5万円/kWまで下がっており、約10年間で大きくコスト低減が進んだ。
一方で、コロナ禍以降は下落傾向が一服している。2022年以降は29万円前後で推移しており、横ばいから微増の動きが見られる。
このことから、システム費用は年々下がり続ける局面から、近年は下げ止まりの局面に入っているといえる。

住宅用太陽光発電のシステム費用の年別推移 住宅用太陽光発電のシステム費用の年別推移

※こちらの数値は調達価格等算定委員会|経済産業省の配布資料から算出しました。

最新相場レポート

これらはソーラーパートナーズを通じて2026年に実施された取引の平均値から算出しています。(価格は全て税込)

太陽光発電
平均価格(2026年)


139
万円


平均6.0kw
蓄電池
平均価格(2026年)


209
万円


平均12.2kwh
太陽光パネル+蓄電池
平均価格(2026年)


327
万円


平均6.0kw/平均13.2kWh

家庭用 太陽光パネル・蓄電池メーカーランキング調査

  • 調査対象:当社を通じて設置工事を行ったユーザーの契約データ
  • 調査方法:取引データから設置内容を集計
  • 対象期間:2024年1月1日~2024年12月31日(自社実施)

全国版と東京都版の二つに分けて人気シェアランキングを発表します。まずは全国版のランキングです。

全国メーカーランキング

昨年までは国産メーカーの長州産業とシャープが順位を上げる一方で、海外勢のカナディアンソーラーが「低価格」を前面に出した戦略でシェアを着実に拡大していました。今年に入って最も劇的な動きを見せたのがハンファジャパン( Qセルズ・Re.RISE)です。同社は高出力ながら価格を抑えた「Q.TRON」と、日本向けに設計された「Re.RISE」を相次いで投入。SNS での口コミ拡散も追い風となってシェア2位に急浮上しました。

次に東京都のランキングです。東京都は比較的屋根が小さく、また設置容量に応じて高額な補助金が出るため、他の都道府県とはメーカーの選ばれ方が異なります。

東京メーカーランキング

東京都内では長州産業が特に高く評価されました。小型・正方形・台形と形状の異なるモジュールを取りそろえ、限られた屋根面積でも設置容量を最大化できる点が特徴です。さらに経済産業省の「機能性 PV」認定を受けているため、追加の補助金を獲得できることも魅力となりました。

  • 調査対象:ソーラーパートナーズを利用して 2025年に太陽光発電を契約した案件
  • 調査方法:提携している全国の販売施工店から契約報告を受けた情報を集計
  • 集計期間:工事契約に至った期間が、2025年1月1日から2025年12月31日

太陽光発電メーカーのランキングは、全国版(東京都を除く)と東京都版に分けて集計しています。
東京都を全国版から除外しているのは、以下の要因により、全国と東京都ではメーカーの選ばれ方(傾向)が異なるためです。

全国メーカーランキング 東京メーカーランキング

全国版・東京都版ともにカナディアンソーラーの躍進が際立っていました。主力製品の高い変換効率が評価されている点に加え、施工工程を含めた仕入れコストの低減を実現している点が施工業者から選ばれるポイントとなったようです。

東京都においては、昨年に引き続き長州産業がトップシェアを維持しました。都内の狭小住宅にマッチする多彩なラインナップに加え、機能性PVを対象とした上乗せ補助金に対応した点が引き続き追い風となっています。
また、東京都でシェア3位のAIKOソーラーが大きな注目を集めています。本格的な国内進出を経たばかりですが、機能性PVの上乗せ補助金に対応した防眩・軽量モデルであり、かつ高い変換効率を実現している点が評価され、初のランクインながら14%という高いシェアを獲得しています。

  • 調査対象:当社を通じて設置工事を行ったユーザーの契約データ
  • 調査方法:取引データから設置内容を集計
  • 対象期間:2024年1月1日~2024年12月31日(自社実施)

蓄電池を太陽光パネルに後付けする場合と、同時設置する場合の二つに分けて発表します。まずは太陽光パネルに後付けする場合のランキングです。

人気メーカーランキング

今年も3年連続でニチコンが首位を獲得しました。全価格帯、容量、機能を網羅するような幅広いラインナップが特徴で、蓄電池とV2Hを組み合わせたトライブリッドシステムを世界に先駆けて開発した実績を持つメーカーです。

続いて、太陽光パネルと蓄電池を同時に設置する場合のランキングです。

人気メーカーランキング

蓄電池を単独で選ぶ場合と異なり、太陽光パネルと同時設置の場合のランキングは、太陽光パネルメーカーに大きく左右されます。長州産業は太陽光パネルメーカーとして最も人気が高いため、半分近くのシェアを占めることになりました。また、蓄電池単独のランキングにはいなかったQセルズは、最近太陽光パネルでシェアを取り戻しつつあるため、同時設置でランキング入りしているのが特徴的です。

  • 調査対象:当社を通じて2025年に蓄電池を契約した案件
  • 調査方法:取引データから設置内容を集計
  • 対象期間:2025年1月1日~2025年12月31日(自社実施)
  • 有効サンプル数:3,000件(当社成約データより無作為抽出)

蓄電池メーカーのランキングは、太陽光発電と同時に設置する場合と、蓄電池を後から設置する場合(太陽光設置済み)で分けて集計しています。まずは太陽光発電と同時に設置した場合のランキングです。

メーカー別ランキング_太陽光と同時購入

また、メーカー別ではなく、機種別に分けたときのランキングはこちらになります。

機種別ランキング_太陽光と同時購入

続いて、蓄電池を後から設置した場合のランキングです。

メーカー別ランキング_蓄電池を後から設置
機種別ランキング_蓄電池を後から設置

ここ数年、2番手に位置していた長州産業がいずれもトップを獲得しました。機種別ランキングで見ても、1位は長州産業の12.7kWhという結果に。「大容量」「ハイブリッドタイプ」「全負荷型」を全て備えていますが、そこに「保証」の手厚さが加わることで人気を集め、高いシェア率となりました。
また、太陽光発電との同時設置か否かで、京セラとカナディアンソーラーの順位が大きく入れ替わる結果となりました。京セラは、長らく単機能タイプの蓄電池しか扱っていませんでしたが、Enerezza Plusというハイブリッドタイプの新製品を発売しました。
太陽光設置時には、単機能を理由に蓄電池を導入していなかった層の需要に刺さり、多くのユーザーに選ばれる形となりました。カナディアンソーラーは施工工程を含めた仕入れコストの低減を実現していますが、太陽光と蓄電池のセット導入においてはその強みが最大限に発揮される一方で、蓄電池単体の後付けとなるとコストメリットが十分に活かせず、結果として順位を落とす形となりました。

最新の調査レポート

  • 調査対象:当社を通じて2025年に東京都で太陽光パネル及び蓄電池を契約した案件
  • 調査方法:提携している全国の販売施工店から契約報告を受けた情報を集計
  • 対象期間:工事契約に至った期間が、2025年1月1日から2025年12月31日
  • 対象期間:有効回答数:1,300件(当社成約データより無作為抽出)
太陽光パネルと蓄電池セット容量別平均価格
東京都メーカーランキング

最も設置件数が多かった太陽光パネル6kW・蓄電池13kWhの容量帯における平均価格は、税込328.5万円となりました。既存住宅で太陽光パネル・蓄電池補助金を活用し、あわせてDR実証に参加することで、補助金総額は200万円超となり、自己負担は100万円程まで抑えられる試算です。
さらに、機能性PVなどの上乗せ補助金や市区町村の補助金を組み合わせることで、自己負担を一層抑えられる場合があります。

成約メーカーには東京独自の特色が見られます。全国ではカナディアン・ソーラーがシェア1位となった一方、東京都では長州産業が継続して評価されています。背景には、同社が都市部の狭小住宅に対応した柔軟なラインナップに強みを持つことがあると考えられます。
また、昨年度までは名前が挙がらなかったAIKOソーラーがシェア15%を獲得し、3位にランクインしました。軽量・防眩モデルのラインナップにより、上乗せ補助金の要件に対応できた点が評価されたとみられます。

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