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2024.04.24
総研ページオープン


2024.06.05
住宅用太陽光発電・蓄電池価格調査2024 公開

データ利用の注意点

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出典:<a href="https://www.solar-partners.jp/reports" target="_blank" rel="noreferrer noopener" >ソーラーパートナーズ総研</a>

ソーラーパートナーズ総研の
活動について

ソーラーパートナーズ総研は、太陽光発電と蓄電池の比較・見積りサイト『ソーラーパートナーズ』を企画運営する株式会社ソーラーパートナーズにおける調査・研究機関です。2009年に余剰電力買取制度が開始されてから15年が経ち、太陽光発電は国内に広く普及しました。一方で、流行に乗じた不適切な営業活動もいまだに数多く見受けられます。私たちはそれらを課題として捉え、独自の調査データに基づく客観的な情報を消費者の皆様に適切に提供することで、太陽光発電業界全体の健全な発展に貢献することを目的としています。

住宅用太陽光発電の
システム費用の年別推移

2023年は既築のシステム費用が28.5万円から27.8万円に減少したのに対し、新築のシステム費用が26.9万円から28.8万円に増加したことで、全体のシステム費用は増加となった。

住宅用太陽光発電のシステム費用の年別推移 住宅用太陽光発電のシステム費用の年別推移

※こちらの数値は調達価格等算定委員会|経済産業省の配布資料から算出しました。

最新相場レポート

これらはソーラーパートナーズを通じて2023年に実施された取引の平均値から算出しています。(価格は全て税込)

太陽光発電
平均価格(2023年)


137
万円


平均5.6kw
蓄電池
平均価格(2023年)


194
万円


平均10.1kwh
太陽光パネル+蓄電池
平均価格(2023年)


292
万円


平均5.5kw/平均9.8kWh

家庭用 太陽光パネル・蓄電池メーカーランキング調査

  • 調査対象:当社を通じて設置工事を行ったユーザーの契約データ
  • 調査方法:取引データから設置内容を集計
  • 対象期間:2024年1月1日~2024年12月31日(自社実施)

全国版と東京都版の二つに分けて人気シェアランキングを発表します。まずは全国版のランキングです。

全国メーカーランキング

昨年までは国産メーカーの長州産業とシャープが順位を上げる一方で、海外勢のカナディアンソーラーが「低価格」を前面に出した戦略でシェアを着実に拡大していました。今年に入って最も劇的な動きを見せたのがハンファジャパン( Qセルズ・Re.RISE)です。同社は高出力ながら価格を抑えた「Q.TRON」と、日本向けに設計された「Re.RISE」を相次いで投入。SNS での口コミ拡散も追い風となってシェア2位に急浮上しました。

次に東京都のランキングです。東京都は比較的屋根が小さく、また設置容量に応じて高額な補助金が出るため、他の都道府県とはメーカーの選ばれ方が異なります。

東京メーカーランキング

東京都内では長州産業が特に高く評価されました。小型・正方形・台形と形状の異なるモジュールを取りそろえ、限られた屋根面積でも設置容量を最大化できる点が特徴です。さらに経済産業省の「機能性 PV」認定を受けているため、追加の補助金を獲得できることも魅力となりました。

  • 調査対象:当社を通じて設置工事を行ったユーザーの契約データ
  • 調査方法:取引データから設置内容を集計
  • 対象期間:2024年1月1日~2024年12月31日(自社実施)

蓄電池を太陽光パネルに後付けする場合と、同時設置する場合の二つに分けて発表します。まずは太陽光パネルに後付けする場合のランキングです。

人気メーカーランキング

今年も3年連続でニチコンが首位を獲得しました。全価格帯、容量、機能を網羅するような幅広いラインナップが特徴で、蓄電池とV2Hを組み合わせたトライブリッドシステムを世界に先駆けて開発した実績を持つメーカーです。

続いて、太陽光パネルと蓄電池を同時に設置する場合のランキングです。

人気メーカーランキング

蓄電池を単独で選ぶ場合と異なり、太陽光パネルと同時設置の場合のランキングは、太陽光パネルメーカーに大きく左右されます。長州産業は太陽光パネルメーカーとして最も人気が高いため、半分近くのシェアを占めることになりました。また、蓄電池単独のランキングにはいなかったQセルズは、最近太陽光パネルでシェアを取り戻しつつあるため、同時設置でランキング入りしているのが特徴的です。

調査データ一覧

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