【長州産業】蓄電池の相場価格・口コミ・お得な買い方・特徴を徹底解剖!

近年、蓄電池市場は拡大し続けており、様々なメーカーから何種類も商品が出ています。
家庭用蓄電池メーカーの特徴ごとの整理ができないと、自分に適した蓄電池を選ぶことができない状況になってしまっています。
そこで、今回は長州産業の家庭用蓄電池の「相場価格・特徴」から、実際に設置した方の「口コミ・評判」まで、長州産業の家庭用蓄電池を徹底解剖します。
この記事では、
- 長州産業 蓄電池の相場価格
- 長州産業 蓄電池の種類と特徴
- 長州産業 蓄電池のよくある質問
- 長州産業 蓄電池の口コミ
について解説します。
この記事を読むと、長州産業の家庭用蓄電池をお得に買う方法や、長州産業の家庭用蓄電池を選ぶべき人についてもわかる内容になっています。
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- 1 長州産業はどんな会社?
- 2 長州産業の蓄電池の人気は?
- 3 長州産業の蓄電池は2つのシリーズがある
- 4 長州産業 2025年の蓄電池の相場価格
- 5 長州産業の蓄電池を選ぶメリット
- 6 長州産業の蓄電池を選ぶデメリット
- 7 長州産業の蓄電池Smart PV multi(スマートPVマルチ)の特徴
- 8 長州産業の蓄電池Smart PV plus(スマートPVプラス)の特徴
- 9 長州産業の蓄電池Smart PV multi(スマートPVマルチ)の運転モード
- 10 長州産業の蓄電池Smart PV plus(スマートPVプラス)の運転モード
- 11 長州産業蓄電池のよくある質問
- 12 長州産業 蓄電池の口コミ
- 13 長州産業の蓄電池をお得に買う方法
- 14 まとめ
長州産業はどんな会社?
長州産業は山口県に本社を置く、1980年に給湯器メーカーとして創業した会社です。
太陽光発電システムや蓄電池システム以外にも、有機ELデバイス装置や真空プロセス装置の製造も行っています。
1998年に太陽光発電システムの販売を開始した当初は、パナソニック(当時は三洋電機)からHITという太陽光パネルのOEM供給を受けていましたが、2009年からは自社での太陽光パネル製造を行っています。
太陽光発電と2019年前後から太陽光発電と蓄電池のセット購入割合の増加に伴い、蓄電池の販売も始めました。
蓄電池はオムロンとダイヤゼブラ電機(元田淵電機)と提携することで、ほぼ全方位的なラインアップを取りそろえたことにより時流を掴み、今や国内の太陽光発電のメーカーシェアで堂々の1位となっています。
長州産業の蓄電池の人気は?
太陽光発電では押しも押されぬトップメーカーとなった長州産業ですが、後付けで蓄電池を検討する方にとっても人気メーカーとなっています。
長州産業の蓄電池は、オムロンかダイヤゼブラ電機製ですので、オムロンブランド、ダイヤゼブラ電機ブランドでも同じ蓄電池を設置購入することができます。
それであればオムロンやダイヤゼブラ電機の方が良さそうな気が一見しますが、蓄電池を販売設置する会社はこれまで太陽光発電を販売設置してきている会社がメインですので、それらの会社はオムロンやダイヤゼブラ電機よりも長州産業の取り扱い歴の方が長いため、自然と長州産業の蓄電池を提案することが多くなります。
結果として、オムロンやダイヤゼブラ電機よりも長州産業ブランドの蓄電池の方が多く売れているのが現状です。
長州産業の蓄電池は2つのシリーズがある
単機能、ハイブリッド、特定負荷、全負荷と全タイプの蓄電池をラインアップ
長州産業の蓄電池には「Smart PV multi(スマートPVマルチ)」「Smart PV plus(スマートPVプラス)」と2つのシリーズがあります。
特に「Smart PV multi(スマートPVマルチ)」は同じ機種の蓄電池を機器構成を変えることで、単機能にもハイブリッドにも、そして特定負荷にも全負荷にもすることが可能で、まさに隙が無いシリーズです。
長州産業 2025年の蓄電池の相場価格
「Smart PV multi(スマートPVマルチ)」「Smart PV plus(スマートPVプラス)」それぞれの相場価格は以下の通りです。
シリーズ | 蓄電容量 | 相場価格(税込) |
---|---|---|
スマートPVマルチ | 6.5kWh | 163.44万円 |
スマートPVマルチ | 9.8kWh | 185.34万円 |
スマートPVマルチ | 16.4kWh | 310.75万円 |
スマートPVマルチ(屋外) | 6.3kWh | 169.3万円 |
スマートPVマルチ(屋外) | 12.7kWh | 211.5万円 |
スマートPVプラス | 7.04kWh | 175.5万円 |
スマートPVプラス | 14.08kWh | 280万円 |
長州産業の家庭用蓄電池は、他メーカーの同容量程度の製品と比較すると、若干価格が高い傾向があります。
元々はOEM元のメーカーが10年の保証に対して、長州産業は15年の保証を付けることで付加価値を付けていたのですが、OEM元のオムロンやダイヤゼブラ電機でも15年の保証が用意されました。
しかし、スマートPVマルチの方は、長州産業側が20年保証の商品を用意したことで依然として高い人気を誇っています。
他メーカーの相場価格は以下の記事に掲載しています。
長州産業の蓄電池を選ぶメリット
メリット1.
全ラインアップが網羅されているので抜け漏れがない
蓄電池は単機能型とハイブリッド型の2つに大きく分類されます。
さらに停電時に全ての電気が使えるタイプの全負荷型、一部の電気だけ使えるタイプの特定負荷型に分類されます。
つまり単機能の全負荷型、単機能の特定負荷型、ハイブリッドの全負荷型、ハイブリッドの特定負荷型の4つのタイプに分けられ、どれを選ぶべきかは求めている環境によって変わってきます。
長州産業はこの4つのタイプ全ての蓄電池を用意しており、かつ蓄電池の容量もバリエーションがあります。つまりどんなニーズがあろうと対応できるラインアップになっています。
メリット2.
太陽光発電メーカーとしてシェア1位の安心感
今や太陽光発電を購入する方の7割以上が蓄電池をセットで購入する時代になっています。
蓄電池の豊富なラインアップを武器に、長州産業は現在圧倒的と言っていい程の人気を誇っています。
また、国内メーカーということで安心感を感じる方も多いようです。
メリット3.
保証期間が長い
長州産業は太陽光発電においても蓄電池においても、OEM商品とともに成長してきたメーカーです。
OEM元との差別化を図るために、保証面を充実させる戦略をとってきました。
蓄電池においても、OEM元との差別化のため、現在最長となる20年保証が用意されています。
長州産業の蓄電池を選ぶデメリット
デメリット1.
販売会社によっては、オムロンやダイヤゼブラ電機ブランドの方が安いケースも
長州産業の蓄電池はオムロンとダイヤゼブラ電機よりOEM供給を受けて販売しています。
つまり同じ蓄電池をオムロンブランド、ダイヤゼブラ電機ブランドで購入することが可能です。
Smart PV multi(スマートPVマルチ)がオムロン、Smart PV plus(スマートPVプラス)がダイヤゼブラ電機です。
ですので、オムロン仕入れが強い会社や、ダイヤゼブラ電機の仕入れの方が長州産業の仕入れよりも強い会社の場合、長州ブランドではない方が安くなるということがありえます。
デメリット2.
販売会社によっては、相場と大きくかけ離れた価格での契約が散見
長州産業はかつては知る人ぞ知るというメーカーで、数年前まではパナソニックやシャープなどの方が人気は上でした。
その中で、他の会社と競合しないで高く売ることができるメーカーということで訪問販売会社が好んで販売していたメーカーでもあります。
シェア1位となった今でこそ多くの会社が取り扱うようになったため、最近ではあまり聞きませんが、それでもかつての名残で驚くほどの高額で提案している会社がちらほらいるので注意が必要です。
長州産業の蓄電池Smart PV multi(スマートPVマルチ)の特徴
「スマートPVマルチ」の特徴1.
単機能・ハイブリッド・全負荷・特定負荷の全ラインアップ
蓄電池はその容量をどうするかを考える前に、単機能型にするのかハイブリッド型にするのか、それが決まったら次は全負荷型がいいのか特定負荷型がいいのかを考える必要があります。
そこが決まってようやく、だったら蓄電容量はこのくらいあった方がいいなという事が考えらえます。
この4パターンを同一メーカー、同一シリーズの中で検討できるのはユーザーとしては非常に検討しやすく助かります。
「スマートPVマルチ」の特徴2.
豊富な蓄電容量パターン
1つ目の特徴として主要4タイプが全部そろっていることをあげましたが、いくら4タイプが揃っていても蓄電池容量が1種類しかないと、これは様々なニーズを満たすことができません。
スマートPVマルチは屋内外設置可能な6.5kWh、9.8kWh、16.4kWhと屋外専用の6.3kWh、12.7kWhの合計5パターンの蓄電容量を揃えています。
「スマートPVマルチ」の特徴3.
コンパクト設計で屋内設置も可能
蓄電池(蓄電池ユニット)はいうなれば外見は単なる箱であり、さらに配線をしなければならないので屋内に置くとなるとどこか壁付けで設置しなければならず、かつその後移動させることはできません。
スマートPVマルチは蓄電池ユニットが非常にコンパクトな設計となっているので、屋内に設置する場合もそれほどの場所を取らずに済むことも大きな特徴です。
屋外に設置することも可能なので、多くの方は屋外設置を選んでいます。新商品の6.3kWhと12.7kWhが屋外専用なのも、そういうニーズがあってのことでしょう。
長州産業の蓄電池Smart PV plus(スマートPVプラス)の特徴
「スマートPVプラス」の特徴1.
1日2回充放電のスマートモード
スマートPVプラスは在庫不足により一時期発注ストップになるまでは、ハイブリッド型の全負荷タイプが希少であったこともあり発売当初から断トツの人気を誇りました。
そしてその人気を確固たるものにしたのは、この1日2回転できるスマートモードの搭載でした。
あくまでオール電化など時間帯別料金の電力プランを契約している方限定ではありますが、深夜電力の充電、朝に放電、太陽光発電の電気を充電、夜に放電と2回お得なポイントを作ることができます。
「スマートPVプラス」の特徴2.
停電時5500Wの大出力
スマートPVプラスは全負荷型の蓄電池ですので、停電時に家じゅう全ての電気を使うことが可能です。
しかし実際のところは停電時に出力できる上限が各蓄電池決まっており、スマートPVマルチの全負荷型であれば4,000Wとなっています。
ところがスマートPVプラスは5,500Wと大きいのが特徴です。ただこれだけの大出力を使ってしまうとすぐに充電していた蓄電池を使い切ってしまいますので、それに見合った蓄電容量が必要になりますが、それに対しても蓄電池ユニットを2つ繋げて14.08kWhとすることも可能になっています。
「スマートPVプラス」の特徴3.
3種類のパワーコンディショナー
5.5kW、8.0kW、9.9kWの3種類のパワーコンディショナーが用意されているのも大きな特徴です。大容量の太陽光発電システムに対応できることはもちろんですが、それよりも大きいのは9.9kWのパワーコンディショナーの場合に最大5回路まで対応できることです。
3方向の屋根に太陽光パネルを設置しているケースだと、少なくとも3回路必要となり、パネル枚数が増えれば4回路、5回路ととなってきますので、その点でも最大5回路まで対応できるというのは非常に大きな特徴となります。
長州産業の蓄電池Smart PV multi(スマートPVマルチ)の運転モード
スマートPVマルチは、通常の運転モードに加えてネットワークに繋ぐことでAIによる制御が可能です。
AIによって、翌日の天候によって夜間の充電量を調整したり、気象警報と連動して停電に備えて自動で急速充電してくれます。
どのモードを選ぶかは状況や目的によって異なりますが、基本的には下記のようになります。
・電気代単価より売電単価が安い→グリーンモード
・電気代単価よりも売電単価が高い→経済モード
・地震など予期できない停電にも万全に対策したい→安心モード
Smart PV multi(スマートPVマルチ)|グリーンモード
太陽光発電の電気を可能な限り自家消費するモードです。
固定価格買取期間が終了(卒FIT)した方や、売電期間中でも電気代単価より安い売電単価の場合は、普段はこちらのモードを活用すると経済的です。
Smart PV multi(スマートPVマルチ)|経済モード
太陽光発電のあまった電気を全て売電し、安い深夜電力を蓄電池にため、深夜電力と太陽光発電の発電が開始するまでの間(朝、夕)に放電するモードです。
深夜の電気代が安くなるプランに入っていて、かつ電気代単価よりも売電単価が高い方はこちらがお得になります。
Smart PV multi(スマートPVマルチ)|安心モード
基本的に経済モードと同じ動きをしますが、予期できない停電に備えるために朝夕の放電の際、蓄電池の残量に余裕をもっておくモードです。
AI制御によって気象現象が原因の停電はほとんど対応できますが、地震など予期できない停電には対応が難しいため、心配な場合はこのモードが最適です。
長州産業の蓄電池Smart PV plus(スマートPVプラス)の運転モード
スマートPVプラスは、4つのモードを搭載しており、それぞれ切り替えることができます。
状況別のおすすめモードは下記の通りです。
・売電単価よりも電気代単価の方が安い→ノーマルモード
・常に蓄電池に求めるものは停電対策だけ→蓄電モード
・売電単価よりも電気代単価が高い→スマートモード or 節エネモード
太陽光発電の平均発電量が1日の電気使用量を大きく上回っている
→スマートモード
太陽光発電の平均発電量が1日の電気使用量を大きく上回っていない
→節エネモード
Smart PV plus(スマートPVプラス)|スマートモード
太陽光発電の電気を可能な限り自家消費に回し、安い深夜電力もためるモードです。
太陽光の発電量によっては自家消費のみで家全体の電気をまかなうことができない場合もあるため、自家消費と深夜電力を両立したい場合におすすめです。
Smart PV plus(スマートPVプラス)|節エネモード
太陽光発電のあまった電気を最大限自家消費するモードです。
太陽光の発電量も蓄電池の容量も十分ある場合、電気の購入量を極力抑えるのが一番経済的なので、こちらのモードがおすすめとなります。
Smart PV plus(スマートPVプラス)|ノーマルモード
太陽光発電の電気をなるべく売電に回す、いわゆる売電優先モードです。
売電単価が電気代単価よりも高い方は、太陽光発電のあまった電気は自家消費するより売電した方が良いので、こちらのモードがおすすめです。
Smart PV plus(スマートPVプラス)|蓄電モード
もしもの停電に備えて常に100%充電を保つモードです。昼間は太陽光発電から充電し、夜間は深夜電力から充電します。
蓄電池を活用した電気代削減などは行えませんが、停電対策が譲れない目的の方におすすめのモードです。
長州産業蓄電池のよくある質問
長州産業の蓄電池はオムロン製です。長州産業は蓄電池の製造をしていません。
それならオムロンを選んだほうがいいのでは、と思うかもしれませんが、
オムロンよりも長州の方が安くなっていることが多いですし、保証期間も長州の方が長いので、むしろ長州を選ぶメリットは大きいです。
長州産業以外の太陽光発電と連携することが可能です。
ただし、連携させるのであれば保証面に注意が必要です。
ハイブリッド型の蓄電池を設置すると、既設の太陽光発電の保証がはずされてしまうことがほとんどです。
また、他メーカーの太陽光発電が原因で蓄電池が故障してしまった時には、長州産業側の保証の対象外となってしまいますのでご注意ください。
長州産業 蓄電池の口コミ
長州産業蓄電池についてよくある口コミを紹介します。
- 「思っていたよりはるかに蓄電池がコンパクトでした」
- 「蓄電池ユニットは屋内設置だったのですが、空気清浄機よりも小さかったです」
- 「大容量なのにコンパクトサイズで、置く場所にも困らなかったです」
やはりサイズがコンパクトだという印象を受ける方が多いようです。
長州産業の蓄電池をお得に買う方法
長州産業の製品に限りませんが、家庭用蓄電池をお得に導入するために何より重要なのが、業者探しです。
家庭用蓄電池は同じ商品でも業者によって提案価格が全然違いますし、工事品質や設置後の対応もピンキリです。
「営業の人の感じが良かったから」「なんとなく信頼できそうだから」といった理由で、訪問販売の業者とすんなりと契約してしまう方が大勢いますが、業者を選ぶ際は、面倒くさがらずに複数社の提案を聞いてから契約するようにしましょう。
まとめ
長州産業の家庭用蓄電池の特徴はご理解いただけましたか。
ソーラーパートナーズでは、保証期間の長さで評判の長州産業の蓄電池を提案できる全国の優良業者を無料でご紹介するサービスを行っております。
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