伊藤忠商事の蓄電池「スマートスター」相場価格・特徴・口コミを大公開!
伊藤忠商事の蓄電池「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」の中でもスマートスターLという9.8kWhの蓄電池をご存じの方も多いのではないでしょうか。
蓄電池は毎年人気の商品が移り変わります。
伊藤忠商事の「スマートスターL」も販売を開始した当時は、めずらしかった大容量全負荷型という特徴で一躍人気の商品となりました。
当時と比べて商品のラインナップも大きく変わったので、今回はスマートスター(SMART STAR)シリーズの蓄電池に関して、相場価格から口コミまで網羅的に解説いたします。
この記事では、
- 伊藤忠商事 蓄電池の相場価格
- 伊藤忠商事 蓄電池の特徴
- 伊藤忠商事 蓄電池のよくある質問
- 伊藤忠商事 蓄電池の口コミ
- 伊藤忠商事 蓄電池をお得に買う方法
について解説します。
この記事を読むと、伊藤忠商事スマートスターシリーズの蓄電池の概要だけでなく、お得に買う方法についてもわかる内容になっています。
ぜひチェックしてみてください。
- 1 伊藤忠商事の「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」はどんな蓄電池?
- 2 伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」 2024年蓄電池の相場価格
- 3 伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)」9.8kWh蓄電池の特徴
- 4 伊藤忠商事「SMART STAR3(スマートスタースリー)」13.16kWh蓄電池の特徴
- 5 伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)ハイブリッド」蓄電池の特徴
- 6 伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」 蓄電池のよくある質問
- 7 伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」 蓄電池の口コミ
- 8 伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」 蓄電池をお得に買う方法
- 9 まとめ
伊藤忠商事の「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」はどんな蓄電池?
伊藤忠商事の蓄電池「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」は、株式会社NFブロッサムテクノロジーズが製造している蓄電池です。
以前はエヌエフ回路設計ブロックという会社が製造していましたが、伊藤忠商事との合弁会社として設立したNFブロッサムテクノロジーズに移管しました。
このスマートスターという商品は、OEMで他のメーカーにも提供されており、ネクストエナジーのiedenchi-NXやDMMのDMM.make smartなどはスマートスターと同じ商品です。
元々の商品名「スマートスターL」では、明確に戦略として伊藤忠商事の社名は出さず、商品名のスマートスターを前面に押し出していましたが、最近は伊藤忠商事の商品として認識している人が多い印象です。
以前のイメージを持つ方は、スマートスターは単機能タイプの全負荷型というイメージを持つ方も多いかもしれません。
しかし、現在は「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」として、単機能だけでなくハイブリッド、そして様々な容量帯のラインナップを用意しています。
伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」 2024年蓄電池の相場価格
スマートスターの蓄電池の相場価格は以下の通りです。
シリーズ名 | 蓄電池容量 | 相場価格 |
---|---|---|
スマートスター(SMART STAR) | 9.8kWh | 181.5万円 |
スマートスター3(SMART STAR3) | 13.16kWh | 264万円 |
スマートスターハイブリッド | 6.3kWh | 170.2万円 |
スマートスターハイブリッド | 9.5kWh | 200万円 |
単機能のラインナップは、9.8kWhのスマートスターと、13.16kWhのスマートスター3です。
2024年から販売を開始したスマートスターハイブリッドは、6.3kWhと9.5kWhの商品があります。
その他のメーカーの相場価格は、以下の記事をご覧ください。
伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)」9.8kWh蓄電池の特徴
「SMART STAR(スマートスター)」の特徴1.
大型の単機能全負荷型
「SMART STAR(スマートスター)」の蓄電池は、全負荷型蓄電池と呼ばれる種類の蓄電池になります。
「SMART STAR(スマートスター)」は、全負荷型で、「全」とあるように全ての負荷を使えるという意味ですので、事前に負荷を特定をしておくという事もなく、分電盤全てをバックアップする蓄電池になります。
つまり、停電時に全ての電気が使えるということです。
エアコンやエコキュート、IHの使用も可能です。
そのため蓄電容量も大きく、「SMART STAR(スマートスター)」は9.8kWhと大容量になっています。
既設の太陽光発電システムに干渉することなく、そのままに設置することができる単機能型蓄電池ですので、保証のことを気にすることなく設置できるのも人気の理由の1つです。
「SMART STAR(スマートスター)」の特徴2.
停電時に太陽光発電が6kWまで稼働
「SMART STAR(スマートスター)」の蓄電池は、停電時に太陽光発電を6kWまで稼働することができます。
9.8kWhの大容量や、停電時出力が3,000Wあることなどももちろん特徴的ではあるのですが、他の蓄電池と決定的に違うのがこの部分だと思います。
一般的な蓄電池では停電が起きた場合に太陽光発電の自立運転モードが働き、そこからの充電になるので1.5kWずつが上限になります。
ところが全負荷型のスマートスターLの場合は、切替盤を分電盤の前に設置することによって、停電になっても自立運転モードにはならず、太陽光発電は通常運転を続けます。
仮に4kWの発電をしていたらそのまま全部使うことができるという事になります。
これは非常に大きなメリットなのですが、切替盤によって住宅内に電気を閉じ込める形になっているので、パワーコンディショナー2台を使用するなど非常に大きな容量の太陽光発電システムを設置している場合は、住宅内で電気がパンク状態になってしまい太陽光も蓄電池も稼働を止めてしまいますので、事前に注意事項をよく確認するようにしてください。
「SMART STAR(スマートスター)」の特徴3.
AI機能搭載で充放電を最適化
スマートスターL(伊藤忠商事)の蓄電池にはAI機能「gridshare」が搭載されているため、翌日の天気予報や普段の電気の使用パターンなどを組み合わせて最適な充放電を行います。
例えば翌日が曇りの予報で、日中ある程度の電気利用があると判断した場合には、深夜電力を多めに蓄電しておくなどの動きを勝手に調整してくれます。
ただし、別途月々1,200円(税別)がかかります。
伊藤忠商事「SMART STAR3(スマートスタースリー)」13.16kWh蓄電池の特徴
「SMART STAR3(スマートスタースリー)」は上記で説明した「SMART STAR(スマートスター)」の特徴を持ち、一部進化させた性能となっています。、
「SMART STAR(スマートスター)」と比べて強化されたポイントは容量と停電時出力です。
「SMART STAR3(スマートスタースリー)」の特徴1.
さらに大きくなった大容量
「SMART STAR(スマートスター)」の時点で十分大きかった9.8kWhの容量が、「SMART STAR3(スマートスタースリー)」では13.16kWhの大容量に進化しました。
この容量は一般家庭の1.5日分に相当するので、停電時がたまたま天気が悪くても蓄電池だけで家の電気をまかなうことができます。
容量が大きくなったにもかかわらず、「SMART STAR(スマートスター)」と同じく3時間で充電をフルにできるのも嬉しいポイントです。
「SMART STAR3(スマートスタースリー)」の特徴2.
停電時の出力が5.5kVA
「SMART STAR(スマートスター)」は3kVAまで停電時に同時使用することが可能でしたが、「SMART STAR3(スマートスタースリー)」になって5.5kVAまで進化しました。
蓄電池を検討する時に、よく見落としてしまうのが停電時の出力です。
停電中でも不便を感じないよう大きな容量の蓄電池を購入したにもかかわらず、同時に使用できる電気(出力)が小さいために、普段通り使えなかったというケースもあります。
停電時の使いすぎ注意はもちろんですが、選択肢を広く持つという意味で高出力なのは手ばなしで嬉しい性能です。
伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)ハイブリッド」蓄電池の特徴
元々スマートスターが市場で高い人気を得ていた理由は、単機能型全負荷の大容量という特徴を持っているためでした。
その後、単機能型よりもハイブリッド型が人気となり、スマートスターの名前は聞かなくなってしまいましたが、満を持して登場したのがスマートスターハイブリッドです。
「SMART STAR(スマートスター)ハイブリッド」の特徴1.
6.3kWhと9.5kWhの選べる2タイプ
スマートスターハイブリッドは、容量別に6.3kWhと9.5kWhのタイプがあります。
それぞれの出力は、6.3kWhが3.0kVA、9.5kWhが5.0kVAとなっているので、停電時の使い方をイメージしながら選ぶことができます。
「SMART STAR(スマートスター)ハイブリッド」の特徴2.
全負荷200V対応
スマートスターハイブリッドは、これまでのスマートスターシリーズの特徴を踏襲し、もちろん全負荷型です。
加えてどちらの容量タイプでも200Vの機器に対応しています。
「SMART STAR(スマートスター)ハイブリッド」の特徴3.
AI制御も変わらず搭載
これまでのスマートスターシリーズと同様にAI制御「gridshare」を利用して、日々の充放電の時間や量をコントロールすることが可能です。
また、アプリ「蓄電システムモニター」で電気の使われ方も確認することができるので、家じゅうのエネルギーマネジメントのお供になってくれる機能です。
伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」 蓄電池のよくある質問
製造がNFブロッサムテクノロジーズで、どれも同じ蓄電池ですが、DMM.make smartのみAI制御機能がついていません。
スマートスターとiedenchi-NXはどちらもAI制御機能もついているので全く同じ蓄電池です。
保証年数なども変わりなく10年保証になります。
伊藤忠商事が親会社である、グリッドシェアジャパン株式会社がこのAI機能による充放電制御のサービスを行っており、原則外すことはできません。
2年経過後は解約することが可能となっています。
伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」 蓄電池の口コミ
スマートスターの蓄電池の口コミでよく聞かれるものをご紹介します。
- 「太陽光発電の容量が大きく、売電量も多いので、容量の大きいスマートスターの9.8kWhが大家族の我が家には最適だと思いました。」
- 「他の蓄電池と違ってスマートスターは、停電しても太陽光発電が6kWも発電するので安心です。」
- 「停電時に家中の電気が使えるのは何かあったときに安心だと思います。」
- 「天気や電気使用状況に応じてAIが勝手に動いてくれるのでとても便利です。」
やはり、停電時に活躍を期待する口コミが多い印象です。
伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」 蓄電池をお得に買う方法
伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」の蓄電池は、既存の太陽光発電システムのメーカーを問わないこと、大容量で全負荷型ととにかく説明がしやすい蓄電池であるため、訪問販売の会社に特に人気の蓄電池です。
ご存じの通り、訪問販売という業態は相対的に高額で販売する傾向にあるため、スマートスターをお得に買いたい場合は、訪問販売を販売経路の主としている会社からは購入しないことが一番の方法だと思います。
また、会社によっても金額が異なりますので、スマートスターの蓄電池をお得に買うためには、まず複数社から見積りを取って比較検討されることを強くおすすめいたします。
まとめ
伊藤忠商事「SMART STAR(スマートスター)シリーズ」蓄電池の特徴はご理解いただけましたか。
スマートスターの人気の理由は、大容量かつ停電時に太陽光発電を6kWまで稼働できる点が非常に魅力的だからです。
蓄電池を購入される方の多くが「停電時に備えたい」という思いから検討を開始されるのですが、スマートスターは停電時に非常に役立つ蓄電池だと思います。
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