DMM 蓄電池の相場価格・特徴・口コミを徹底解剖!

さまざまな蓄電池メーカーの中で、どの蓄電池を選ぶべきか悩みませんか?
今回はDMMの蓄電池に関して、相場価格から口コミまで網羅的に解説いたします。
この記事では、
- DMM 蓄電池の相場価格
- DMM 蓄電池のシリーズ別の特徴
- DMM 蓄電池のよくある質問
- DMM 蓄電池の口コミ
- DMM 蓄電池をお得に買う方法
について解説します。
この記事を読むと、DMMの蓄電池の概要だけでなく、お得に買う方法についてもわかる内容になっています。
ぜひチェックしてみてください。
DMMの蓄電池は1種類。スマートスターLと同一ではないので注意
DMMは非常に幅広い事業を運営している非上場ながら巨大企業です。
蓄電池の前に太陽光発電メーカーとして最後発で参入している関係で、業界内での知名度や提案企業が少ないですが、太陽光発電の方は、DMM.make solarとして、そしてこの蓄電池はDMM.make smartの名称で展開しています。
そのDMMの蓄電池は、1種類のみです。
これは伊藤忠商事が出しているスマートスターLや、ネクストエナジーのiedenchi-NXと基本的には同じ蓄電池で、エヌエフ回路設計ブロックが製造しています。
単体の蓄電池としては現在一番人気であるスマートスターLの蓄電池販売店への知名度が高く、DMMは取り扱い企業が少ないため、あまり提案を受けている方を聞きませんが、全く同じ商品ではないので、その点を説明致します。
伊藤忠商事のスマートスターLに関しては下記記事を読んでみてください。
DMM 蓄電池の相場価格
DMMの蓄電池相場価格は以下の通りです。
シリーズ名 | 蓄電池容量 | 相場価格 |
---|---|---|
MS3098-DM/B | 9.8kWh | 203.4万円 |
ネクストエナジーのIedenchi-NXよりは少し高く、伊藤忠商事のスマートスターLよりは安く販売されています。
直近ではスマートスターLの相場価格ももう少し下がってきているので、現状はほぼ差がないとみてよいと思います。
その他の蓄電池メーカー相場価格はこちらの記事に掲載しています。
DMM 蓄電池「DMM.make smart」の特徴
「DMM.make smart」の特徴1.
大容量全負荷型だから停電時に安心
「DMM.make smart」は全負荷型蓄電池と呼ばれる種類の蓄電池なので、分電盤全てをバックアップする蓄電池になります。
つまり、「DMM.make smart」は停電時に全ての部屋の電化製品が使用できるので、200V電源のエアコンやエコキュートなども利用することが可能です。
また、現在主流の蓄電池では、停電時に同時に使うことができる電気は1,500W~2,000Wとなっていますが、DMM.make smartは3,000Wと非常に大きくなっています。
全負荷型蓄電池は特定負荷型と違い、大きめのエアコンやエコキュートなど200V電源を必要とする家電を含めて家中のすべての電源が通常通りに使えることが特徴ですが、同時に使える電力が限られている場合は結局のところ特定負荷型のように限定した利用しかできません。
しかし、同時出力が3,000Wあれば、エアコンを一斉に入れるなどをしない限りは通常生活では支障を感じることはないと思われます。
「DMM.make smart」の特徴2.
AI機能はなし
冒頭で、スマートスターLやiedenchi-NXは同じ蓄電池であると説明させて頂きましたが、唯一違う点はAIによる最適制御機能は付いていないという点です。
スマートスターLやiedenchi-NXが売りの1つとしている、AIによる最適制御機能は、日々の電気の使い方や天気予報などから最適な充放電を行ってくれるというものです。
ただこの機能は別途毎月の利用料が発生しますので、その追加費用がかからないと考えれば、トータルのコストは下がりますので決して劣ったポイントとは言えないと思います。
とにかく同じ蓄電池なのですが、全て同じではないということだけ覚えておいてもらえれば十分です。
「DMM.make smart」の特徴3.
停電時に太陽光発電が6kWまで稼働
「DMM.make smart」は、停電時に太陽光発電を6kWまで稼働することができます。
他の蓄電池と決定的に違うのがこの部分です。
これだけ聞くといまいちどういうことなのかピンとこないかもしれませんが、太陽光発電システムは停電時には通常通りには使うことができません。
停電が起きた場合は、同時に太陽光発電システムもストップします。
その後に手動で自立運転モードという停電時用のモードを作動させることによって、1.5kWを上限に停電時用コンセントから電気を取り出すことができるようになります。
一般的な蓄電池では停電が起きた場合には、この太陽光発電の自立運転モードを利用するので、当然充電できるのも1.5kWずつが上限になります。
ところが全負荷型の「DMM.make smart」の場合は、切替盤を分電盤の前に設置することによって、停電になっても自立運転モードにはならず、太陽光発電は通常運転を続けます。
つまり、仮に3kWの発電をしていたらそのまま全部使うことができるという事になるのです。
DMM.make smart 蓄電池のよくある質問
ビジネス界隈ではDMMは非常に有名な会社で、会長の亀山さんは顔出しNGながらも度々インタビューなど登場します。
その事業展開は多岐にわたります。
DMM.comのサイトを見たらわかりますが、事業紹介のページには、「領域とわず、なんでもやる」と大きく書かれています。
少なくとも常に30以上の事業運営がなされている巨大企業です。
上にも書きましたが、DMMの蓄電池とスマートスターL、iedenchi-NXとの違いは、AIによる最適制御機能のありなしです。
ただ無いだけであればもちろんオススメをしないのですが、AIによる最適制御は毎月1,000円以上の利用料がかかります。
ですので自分の中でその利用料以上の価値を感じるならば、スマートスターLなどを選ぶ方がいいと思います。
もちろん蓄電池自体の価格自体の差も比較する必要があります。
DMM.make smart 蓄電池の口コミ
DMM.make smartの蓄電池の口コミでよく聞かれるものをご紹介します。
- 「DMMは他のサービスを利用しているので、馴染みがあるので安心です。」
- 「停電時に家中の電気が使えるのは何かあったときに安心だと思います。」
- 「DMMの太陽光発電システムを設置しているので、そのままDMMで検討しました。」
- 「スマートスターLより少し安く買えるので、DMM.make smartの蓄電池を考えています。」
- 「AIによる最適制御はどのくらいの効果があるのが理解ができなかったのでDMMにしました」
- 「ビジネスライクに事業撤退しそうで怖い」
蓄電時自体よりも会社自体への言及が多いのが特徴的です。
DMM.make smartの蓄電池をお得に買う方法
DMM.make smartの蓄電池をお得に買う方法をご紹介いたします。
DMMは住宅用太陽光発電メーカーとしても事業を行っていますが、そのスタートは2017年と最後発かつそれほど大きく展開はされていません。
ですので蓄電池購入者層の中心である卒FITの方をOB客としては一切抱えておらず、結果として卒FITの方にうけるハイブリッド型蓄電池ではなく、卒FIT未満の方うけのよい単機能型蓄電池のみを販売しているのだと思います。
そうなるとシャープ特約店や京セラFC店など、OB客をすでに抱えている販売店が積極的に販売することはないので避けるべきだと思います。
ただそもそも提案ラインアップに加えている企業が少ないため、見つけることの方が難しいかもしれませんので、DMMのサイトから直接要望するのが一番良いと思います。
そしてその際に、必ずスマートスターLか、iedenchi-NXどちらかの提案を別企業から受けて比較することが一番大事です。
まとめ
DMMの蓄電池の特徴はご理解いただけましたでしょうか。
あまり提案企業が少ないので出会う機会はないかもしれませんが、伊藤忠商事のスマートスターLや、iedenchi-NXの提案を受けて興味を持たれた方は、比較対象として検討するのは面白いと思います。
ソーラーパートナーズでは、DMMの蓄電池の施工、提案のできる全国の優良業者を無料でご紹介するサービスを行っております。
「DMMの蓄電池をお得に買いたい」という方は下記フォームより、お気軽にお問い合わせください。
地元で最も評判の業者をご紹介いたします。