【2025年】香川県の住宅用太陽光発電・蓄電池補助金は2種類で最大65万円!申請方法、締切など詳しく解説【令和7年】
【2025年(令和7年)香川県の補助金まとめ】
制度名 | 補助対象 | 補助額 | 上限額 |
---|---|---|---|
かがわスマートハウス促進事業(重点対策加速化) | 太陽光のみ/太陽光+蓄電池(既存住宅) | 太陽光:8万円/kW 蓄電池:経費の1/3 |
太陽光:45万円 蓄電池:20万円 |
かがわスマートハウス促進事業(県単独) | 蓄電池/V2H/断熱改修/ZEH | 蓄電池:経費の1/10 V2H:定額10万円 ZEH:20万円 |
蓄電池:上限10万円 ZEHは子育て等で+5万円 |
- 太陽光の補助は重点対策側。FIT/FIP不可・自家消費重視がルールです。
- 蓄電池は2つの制度があり、同時併用は不可。案件に合う方を選びます。
- 重点対策は既存住宅限定。県単独はZEHや断熱も対象です。
2025年(令和7年)香川県の太陽光発電・蓄電池補助金の概要
香川県の太陽光・蓄電池は、性質の異なる2本立てです。太陽光の補助は「令和7年度かがわスマートハウス促進事業(重点対策加速化事業)」で実施。太陽光は8万円/kW(上限45万円)、蓄電池は補助対象経費の1/3(上限20万円)です。太陽光はFIT・FIPの認定不可、10kW未満、自家消費30%以上などの条件があり、受付番号の受領前に着工した設備は対象外です。第二次募集は~11/28まで、既存住宅のうち高松市・土庄町・綾川町も対象に含まれました。
もう一つの「令和7年度かがわスマートハウス促進事業(県単独)」は、蓄電池・V2H・断熱改修・ZEHを支援。蓄電池は経費の1/10(上限10万円)、V2Hは10万円、ZEHは20万円(子育て・複数世代は+5万円)です。太陽光を設置(または直近2年以内に設置)する場合は、県の「かがわスマートグリーン・バンク」入会が要件になる点も押さえましょう。
出典:令和7年度かがわスマートハウス促進事業(重点対策加速化事業)補助金/令和7年度かがわスマートハウス促進事業(県単独)
2025年(令和7年)香川県の太陽光発電・蓄電池補助金はいくらもらえる?
ここでは、太陽光1~10kW+蓄電池10kWh(1台)を想定し、重点対策の補助額で試算します。相場価格は税込み2,600,000円を目安とし、補助でどれだけ安くなるかも併記しました。
太陽光容量 | 太陽光の補助 | 蓄電池の補助 10kWh・上限適用 |
合計補助額 | 実質負担目安 相場2,600,000円-補助 |
---|---|---|---|---|
1kW | 80,000円 | 200,000円 | 280,000円 | 2,320,000円 |
2kW | 160,000円 | 200,000円 | 360,000円 | 2,240,000円 |
3kW | 240,000円 | 200,000円 | 440,000円 | 2,160,000円 |
4kW | 320,000円 | 200,000円 | 520,000円 | 2,080,000円 |
5kW | 400,000円 | 200,000円 | 600,000円 | 2,000,000円 |
6kW | 450,000円(上限) | 200,000円 | 650,000円 | 1,950,000円 |
7kW | 450,000円(上限) | 200,000円 | 650,000円 | 1,950,000円 |
8kW | 450,000円(上限) | 200,000円 | 650,000円 | 1,950,000円 |
9kW | 450,000円(上限) | 200,000円 | 650,000円 | 1,950,000円 |
10kW | 450,000円(上限) | 200,000円 | 650,000円 | 1,950,000円 |
※太陽光は8万円/kW(上限45万円)、蓄電池は経費の1/3(上限20万円)で計算。実際の交付額は見積内訳(税抜の対象経費)や要件充足により変動します。
2025年(令和7年)香川県 太陽光発電・蓄電池補助金の申請期限は?
制度 | 予約期間 | 申請期限 | 備考 |
---|---|---|---|
重点対策(太陽光・蓄電池) | 一次:6/6~8/21 二次:8/22~11/28 |
~2026/1/30(17:00必着) | 受付番号受領前の着工は対象外。予算到達後は補欠受付。 |
県単独(蓄電池・V2H・ZEH等) | 5/12~2026/2/27(平日) | ~2026/3/31(17:00必着) | 原則R7/4/1以降の着工対象。ZEHは一部締切済み。 |
重点対策は予約→交付申請→工事の順。番号取得前に工事すると対象外です。県単独は原則R7/4/1以降の着工が対象ですが、国の交付金を活用する自家消費型太陽光・蓄電池は予約前着工不可なので要注意です。
ポイント:二次募集で高松市・土庄町・綾川町の既存住宅も対象に。予算到達で補欠→受付終了の流れもあるため、早めに準備を進めましょう。
期限・受付状況の最新は必ず公式ページをご確認ください。
2025年(令和7年)香川県 太陽光発電・蓄電池補助金の適用条件
香川県:対象となる住宅に関する条件
- 重点対策:県内の既存住宅(住民票で居住確認)。太陽光のみ、または太陽光+蓄電池が対象。蓄電池のみは対象外。
- 県単独:県内の住宅(店舗・事務所との兼用含む)。ZEH新築・購入、蓄電池・V2H、断熱改修が対象。
いずれも県税の滞納がないこと等の共通条件があります。
香川県:申請者に関する条件
- 県税(個人住民税を含む)に滞納がないこと。
- 重点対策:他の国・県の同種補助との重複受給不可(断熱は可)。
- 県単独:太陽光を新設・直近2年以内に設置する場合、かがわスマートグリーン・バンク入会が必要(一定の例外あり)。
重点対策でのJ-クレジット登録は不可。県単独ではスマグリ入会が要件になるケースがあります。
香川県:設備に関する条件
- 太陽光(重点対策):FIT/FIP認定不可、10kW未満、自家消費30%以上、発電量の計測機器、PPA/リース不可 など。
- 蓄電池(重点対策):20kWh未満、停電時専用の非常用電源は不可、導入価格12.5万円/kWh以下に努める、SII登録品、定置型 など。
- 蓄電池(県単独):自家消費型太陽光と連系が必要。
機器の型番要件や提出書類は手引・様式で事前確認を。
ZEH・V2H・断熱改修の補助もチェック(県単独)
新築でZEHを建てる場合は20万円(子育て・複数世代は+5万円)。V2Hは10万円、断熱改修は20万円(同加算あり)。ZEHの予約は一時上限到達で受付終了のアナウンスも出ています。検討中の方は最新情報をご確認ください。
香川県の太陽光発電・蓄電池補助金についてよくある質問
重点対策は太陽光のみ/太陽光+蓄電池のどちらも申請可能です。蓄電池のみは対象外なので注意しましょう。
重点対策の太陽光はFIT・FIP認定不可で、自家消費30%以上の運用が必須です。売電を主目的とした運用は想定されていません。
重点対策で太陽光・蓄電池を導入する場合、県単独の蓄電池・V2Hとの併用はできません(断熱の併用は可)。重複申請にならないよう設計しましょう。
重点対策は受付番号受領前の着工は対象外です。県単独は原則R7/4/1以降の着工が対象ですが、国交付金を使う自家消費型PV・蓄電池は予約前着工不可です。
香川県の太陽光発電・蓄電池補助金をしっかり受け取るには
今回は、香川県の太陽光発電・蓄電池補助金について解説しました。
補助金をしっかり受け取るためには、いくつも申請を出さなくてはいけませんが、決して無視できない大きな金額です。
しかし、毎年補助金絡みでのトラブルは後を絶ちません。しっかり申請してくれそうな良心的な業者にお見積りを出していただくことを強くお勧めします。
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