【2025年】福岡市の太陽光発電・蓄電池補助金が最大70万円超!申請方法、締切など詳しく解説【令和7年】

2025年福岡市補助金まとめ
【太陽光発電】
2万円/kW(上限10万円)
【蓄電池】
機器費の1/2(上限40万円)
【V2H】
機器費の1/2(上限20万円)
【エコキュート】
定額2万円
<<本記事のデータは2025年5月15日に更新しました。>>

福岡市の補助金は全国屈指のとても手厚い内容です。しかし、補助金の手引書を読み込まないとわからない条件がいくつかあります。知識がない業者に頼んでしまうと補助金が受けられなくなることがあるためご注意ください。
福岡市は全国でも屈指の大型補助金を用意しています。
加えて、国の補助金と併用できるため、他の市にお住まいの方と比べて圧倒的にお得に導入できるのが特徴です。
しかし、福岡市の補助金は内容が充実しているため、すぐに予算切れになってしまう可能性がとても高いです。
早め早めに準備をして、市の補助金も国の補助金も逃さないよう動きましょう。
今回は、福岡市の補助金について詳しく解説しますので、福岡市の自宅に検討してる方は是非最後までご覧ください。
補助金情報は自分で調べても専門用語が多くわかりづらいので、福岡市が発表している最新情報を以下3点を中心に出来る限り分かりやすく解説しています。
・2025年(令和7年)の福岡市の補助金はいくらもらえるのか
・太陽光発電・蓄電池をこれから購入する人が補助金をもらう方法
・福岡市の補助金をもらい損ねないようにするための注意点
福岡市以外で太陽光発電を検討している方はコチラ、蓄電池を検討している方はコチラをご確認ください。
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2025年(令和7年)福岡市の太陽光発電・蓄電池補助金の概要
今回の福岡市の補助金は正式名称「令和7年度 福岡市住宅用エネルギーシステム導入支援事業」です。
住宅用の補助率は以下の通りです。
区分 | 補助対象 | 補助率等 | 上限額 | 条件 |
---|---|---|---|---|
1 | 太陽光発電設備 | 2万円/kW | 10万円(5kW) | HEMSと区分2いずれか1つ以上と同時設置 |
2 | 蓄電池 | 機器費の1/2 | 40万円 | HEMSと区分1を設置 既に太陽光発電とHEMSがついている場合は不要 |
V2H | 機器費の1/2 | 20万円 | ||
エコキュート | 2万円/戸 | 定額2万円 |
上記の福岡市の補助金に加えて、新築を建てる場合と、蓄電池を設置したい場合は、今年は国の補助金が充実しているので、併用すると例年と比べてお得に設置することができます。
この補助金は、太陽光発電を中心としたエネルギーの自家消費を目的としているため、蓄電池、V2H、エコキュートで補助金を受けるためには、既設もしくは新設で太陽光発電が設置されている必要があります。
太陽光発電も同様に、新設するためにこの補助金を利用するには、蓄電池、V2H、エコキュートいずれかの設置が必須となります。
【太陽光】2025年(令和7年)福岡市の太陽光発電補助金はいくらもらえる?ポイントは蓄電池!
福岡県の太陽光発電の補助金は、出力(kW)×2万円で算出し、上限は10万円(5kW)となります。
ソーラーパートナーズのデータによると、過去1年間の福岡県全域の太陽光発電出力は6.3kWだったので、多くの方が上限まで申請できそうです。
注意点として、福岡市の補助金では、住宅用(家庭用)太陽光発電のみで申請することはできません。
必ず「蓄電池」「V2H」「エコキュート」の中から、いずれか1点以上+HEMS(既設の場合は不要)を同時に設置する必要があります。
発電した電気を家の中で自家消費するために市が設けたルールですが、太陽光発電を検討している方にとっても大きなメリットがあります。
蓄電池があれば光熱費が大きく減るだけでなく、停電対策にもなるので、市も上限40万円と大きな補助金を用意しています。
【太陽光発電に蓄電池は必要か?】
蓄電池がない場合、太陽光発電で発電した電気は家の中で消費され、あまった分は自動で売られてしまいます。現在は電気を売る単価より、電力会社から電気を買う単価の方が高いので、売らずに家の中で消費するのが一番お得です。また、政府が南海トラフ地震が警戒する中で、太陽光に蓄電池を組み合わせる方は年々多くなっています。
【蓄電池】2025年(令和7年)福岡市の蓄電池補助金はいくらもらえる?国の補助金とダブル狙い!
福岡市の蓄電池補助金は、機器費(税抜)の1/2で、上限は40万円です。
家庭用蓄電池は、容量(kWh)ごとに大きく価格が変わり、機器+工事費(税込)で約150万円から300万円が相場です。
そのため、蓄電池は一般的な容量帯(5kWhから15kWh)の商品なら上限額まで申請できます。
ちなみに、ソーラーパートナーズのデータによると、過去1年間の福岡県全域の蓄電池の平均容量は11.1kWhに対して約220万円(税込)です。
より自己負担を軽くするために、今年国から出ている最大60万円の補助金も併用しましょう。
しかし、国の補助金は事前に手続きを踏んだ一部の業者でしか申し込みをすることができないため、もし国の補助金を申請できる業者で見積もりを取ることを考えている場合は、ソーラーパートナーズまでご相談ください。
【蓄電池の目標価格とは?】
福岡市の蓄電池補助金は目標価格を設けています。目標価格というのは、蓄電池を導入する時に下回るべき価格です。目標を上回る価格で契約してしまうと補助金の対象外となってしまうので注意が必要です。福岡市の場合、対象機器費が1kWhあたり13.5万円(税抜)以下でないといけません。しかし、機器の中には対象機器費として計上されないものもあるため、不安があれば見積もり業者に問い合わせをしましょう。
2025年(令和7年)福岡市の太陽光発電・蓄電池補助金の申請期間
福岡市の太陽光発電・蓄電池補助金の申請受付期間は、令和7年5月7日(水)から令和8年1月30日(金)です。
申請が受理された後も、設置工事完了日から60日か令和8年2月27日(金)のいずれか早い日程までに補助金交付請求を間に合わせないと、補助金を受け取れない可能性があるためご注意ください。
2025年(令和7年)福岡市の太陽光発電・蓄電池補助金の申し込み順序
福岡市の太陽光発電・蓄電池補助金の申し込み順序は、下記の通りです。
1,交付申請書の提出
2,交付決定通知書が届く
3,設備設置・工事実施
4,補助金交付請求の提出
5,補助金額決定通知書が届く
6,補助金交付
この順序を見ていただくとわかる通り、工事前に交付申請を提出する必要があります。
交付決定前に工事をすると補助金を受ける資格を失ってしまうためご注意ください。
交付申請書提出の時点では見積書があれば問題ないので、比較検討の上、どの会社にお願いするか決まったときには、まず交付申請を業者に進めてもらいましょう。
しかし、訪問販売などによくみられる知識がない業者にお願いすると、申請の順序を誤って認識しているケースもあるため、業者選びが重要という点は押さえておきましょう。
2025年(令和7年)福岡市の太陽光発電・蓄電池補助金の注意点
太陽光発電と蓄電池でそれぞれ異なりますが、電気を自家消費してもらうための補助金という点で注意点は共通しています。
【太陽光発電】
- 全量売電ではないこと
- 電気系統に連係していること
- 蓄電池、V2H、エコキュートいずれかを同時に設置すること
- 新設既設問わずHEMSを設置していること
【蓄電池】
- 機器費が蓄電容量1kWhあたり13.5万円(税抜)以下であること
- SII(環境共創イニシアチブ)に登録されているシステムであること
- 新設既設問わず太陽光発電・HEMSを設置していること
2025年(令和7年)福岡市の太陽光発電・蓄電池補助金のよくある質問
福岡市だけで大きな補助金を出していますが、国の補助金と組み合わせてさらに自己負担を軽減することも可能です。この機会を逃さないよう、予算上限で締め切られる前に検討を始めましょう。国の補助金は申請可能な業者が限られていますので、検討している方はソーラーパートナーズまでご相談ください。
福岡市の補助金の予算は2億6950万円なので、仮に1回の申請で最大額の75万円の申請が続くと359件で打ち切られてしまいます。市の予算としては破格ですが、補助金が手厚い分消化スピードも速いので、早めに検討することをおすすめします。
福岡市の太陽光発電・蓄電池補助金をしっかり受け取るには
今回は、大盤振る舞いともいえる福岡市の太陽光発電・蓄電池補助金について解説しました。
しっかり受け取るためには、いくつも申請を出さなくてはいけませんが、決して無視できない大きな金額です。
しかし、毎年補助金絡みでのトラブルは後を絶ちません。しっかり申請してくれそうな良心的な業者にお見積りを出していただくことを強くお勧めします。
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