「AAプレミア・AAプレミアライト」の評判を解説!AIKO×アップルツリーのN型ABC(バックコンタクト)で高性能、軽量防眩モデルは上乗せ補助金対象。

こんにちは!
「太陽光発電と蓄電池の一括見積りサイト『ソーラーパートナーズ』」です。
今回は、株式会社アップルツリーとAIKOソーラーが共同開発したパッケージ製品「AA PREMIER」 と 「AA PREMIER Lite」 をご紹介します。
「AA PREMIER」は3つの特徴を持つ、ハイスペックな太陽光パネルです。
AA PREMIERの特徴
- 高性能なN型ABCパネル:発電効率23.1%
- 安心の長期保証:30年目でも89.40%の出力を保証
- 重量を半分以下に抑えた軽量・防眩モデル「AA PREMIER Lite」
トップクラスの発電性能と保証を備えながら、価格は抑えめでコストパフォーマンスにも優れており、2025年に最注目の太陽光パネルと言っても過言ではありません。
ぜひメーカー選定の有力候補としてご検討ください。
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AA PREMIERとは?話題のAIKOソーラーを用いたパッケージ
「AA PREMIER」は、環境商材を手がけるコンサルティング会社「株式会社アップルツリー」が独自に組んだ住宅用太陽光発電パッケージです。これまで各メーカーの代理店として豊富な実績を持つ同社が、世界トップクラスの太陽光パネルメーカー “AIKOソーラー”の最新パネルを採用している点には注目すべきでしょう。
AIKOソーラーは海外では太陽光パネルメーカーとして5本の指に入り、その性能は「28か月連続で変換効率世界1位を記録する」程ですが、これまで日本の住宅用市場ではまだほとんど出回っていませんでした。2024年にアップルツリー社と協業して参入を加速、2025年では売れ筋の商品の一つとなることが予測されています
製品画像 | 製品名 | セルタイプ | 公称最大出力 | 変換効率 | 重量 | サイズ(mm) |
---|---|---|---|---|---|---|
![]() |
AA PREMIER | N型ABC | 460 W | 23.1 % | 21.5 kg | 横 1,757 × 縦 1,134 × 奥行 30 |
AA PREMIERのメリット①発電効率23.1%
「AA PREMIER」にはN型ABCモジュールが用いられています。
これまでの住宅用太陽光パネルで主流だった Perc技術を代表としたP型セル には、高温時に出力が低下しやすいという課題がありました。そこで開発されたのが次世代の N型セル です。
太陽光パネルにN型セルを用いるだけでも最新技術なのですが、今回注目すべきポイントは「AA PREMIER」はただのN型セルではなくN型ABCの技術を採用しているということです。
ABCとは「バックコンタクト構造」のことです。太陽電池モジュールの表側にあるバスバー(電極)を裏面に集めることで、光の遮断ロスを最大60%も削減しています。
昨年売れ筋だったハンファジャパンや長州産業の太陽光パネルの発電効率が21~22%台だったことを考慮すると、「AA PREMIER」の発電効率23.1%は驚異的な数値と言えるでしょう。
AA PREMIERのメリット②部分影に強い設計
AIKOソーラーの実証試験では、N型ABCセルが従来のN型「TOPCon」と比べて約30%も発電量を向上させることが確認されています。
従来パネルはセルの一部に影がかかると、並列接続された他セルの出力まで低下するという弱点がありました。
しかN型ABCはまるで「面」ではなく「点」で影を捉えるように電流を逃す独自技術を採用。影の影響を局所化し、発電ロスを最小限に抑えられます。
日本の住宅は建物間の距離が近く、隣家や電柱による部分的な日陰が発生しやすい環境です。そのため、コストに見合わず太陽光パネルの導入を諦めるケースも少なくありませんでした。
しかしN型ABCセルを採用した 「AA PREMIER」は、これまで住環境の関係でこれまで導入を躊躇していたご家庭にも優れたコストパフォーマンスを提供できる、新しい選択肢となりました。
太陽光パネルの一部をテープで覆ったうえで、接続した噴水で発電量を比較
(左)ABCは発電量を維持し噴水が上昇(右)TOPconは発電量が減少
(左)ABCの発電量減少は限定的 (右)TOPconは広範囲で発電量減少
落ち葉などの遮蔽物があった場合、通常セルの温度が上がり、例えばTOPconでは160℃、P型パネルでは150℃程になります。一方でN型ABCモジュールは電流を逃す仕組みにより100℃以下。火災リスクの低減にも役立ちます。
AA PREMIERのメリット③安心の長期保証:30年目でも89.40%の出力を保証
「AA PREMIER」の大きな特徴として挙げられるのが品質保証の充実です。
太陽光パネルは設置してすぐに利益が得られるものではなく、5年・10年掛けて初期費用を回収する中長期の投資商品です。だからこそ、安心して長期間の運用ができる保証体制が欠かせません。
「AA PREMIER」は出力保証30年・製品保証25年・システム保証20年と網羅しています。
特に注目すべきは出力保証の値です。
ソーラーパートナーズの住宅用太陽光パネルの成約実績で最も選ばれている ハンファジャパンと長州産業、いずれも業界屈指の人気メーカーですが、AA PREMIER はその両社と比べてもさらに長い出力保証を掲げています。
メーカー | 製品名 | 出力保証期間 | 最終年の出力保証 |
---|---|---|---|
長州産業 | Gシリーズ | 25年 | 72.0% |
ハンファジャパン | Re.RISE G3 | 25年 | 88.9% |
アップルツリー(AIKOソーラー) | AA PREMIER | 30年 | 89.4% |
アップルツリー(AIKO)の「AA PREMIER」は、89.4%という業界トップの出力保証値でありながら、保証期間は人気2社を上回って驚異の30年間。
もし実際の出力がこの89.4%の値を下回れば、メーカーは補償コストを負担しなければなりません。そのリスクを抱えてでもこの出力保証値を掲げられるのは、製品品質に揺るぎない自信がある証拠と言えるでしょう。
軽量モデルのAA PREMIER Liteのメリットとは?
次にご紹介するのは、屋根への負担を大幅に軽減した軽量モデル 「AA PREMIER Lite」 です。近年の太陽光発電市場では、
- 建物への荷重を抑えたい
- カーポートなど多様な場所に設置したい
といったニーズが高まり、一部のメーカーから軽量タイプのパネルが登場しています。
製品画像 | 製品名 | セルタイプ | 公称最大出力 | 変換効率 | 重量 | サイズ(mm) |
---|---|---|---|---|---|---|
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AA PREMIER Lite | N型ABC | 450 W | 22.5 % | 8.6 kg | 横 1,762 × 縦 1,134 × 奥行 30 |
AA PREMIER Liteのメリット①パネル1枚あたり8.6kgと軽量
先に紹介した通常モデルの「AA PREMIER」と比較すると、太陽光パネル一枚辺りの重さは半分以下です。
- AA PREMIERの重量:21.5kg(1枚)
- AA PREMIER Liteの重量:8.5kg(1枚)
軽さの理由は太陽光パネルの表面にあります。
通常の太陽光パネルでは表面のカバーにガラスが使われていますが、「AA PREMIER Lite」では特殊な樹脂を使用。これによってカバー面の95%の軽量化に成功しています。
AA PREMIER Liteのメリット②太陽光の反射率を0.5%以下に低減
また「AA PREMIER Lite」の特徴は軽さだけではありません。カバーに凸凹のある樹脂を使用したことで、太陽光の反射率を0.5%以下に抑えています。
近年、発電量を最大化するために北面の屋根へもパネルを設置するケースが増えていますが、従来製品では反射光が隣家の窓に差し込み、近隣トラブルになるリスクがありました。
「AA PREMIER Lite」なら反射光を最小化しながら屋根全面にパネルを敷設できるため、北面設置の懸念を解消しつつ発電量を最大化できます。例えば東京都内のような狭小地や密集住宅でも安心して導入可能です。
(左)AA PREMIER Liteに反射光はほぼない(右)従来製品には反射光がある
AA PREMIER Liteのメリット③補助金が上乗せ支給される場合も
自治体によっては太陽光パネルに補助金を支給していますが、「優れた機能性を持つ製品」にはさらに上乗せ補助が適用される場合があります。
例えば東京都の事例を見てみましょう。
基本補助(既存住宅)
- 3.75 kW以下:15万円/kW(上限45万円)
- 3.75 kW超〜50 kW未満:12万円/kW
上乗せ補助(高機能パネル)
- 認定システムに対し、8万円/kWを追加支給
たとえば5kWの太陽光パネルを設置する場合:
- 基本補助:12万円 × 5 kW = 60万円
- 上乗せ補助:8万円 × 5 kW = 40万円
- 合計:100万円
「AA PREMIER Lite」は軽量性・低反射性といった機能性が評価され、東京都から上乗せ補助金の対象として認定されています。
N型ABC(バックコンタクト)パネルの性能比較
ここまでにご説明した通り、「AA PREMIER」の最大の特徴は、N型ABCパネル(バックコンタクト)が採用されている点です。ここでは同じN型で主流である「TOPCon」との性能差について、メーカーが公表しているデータをもとに詳しく見ていきましょう。
N型TOPCon | N型ABC(AA PREMIER) | |
---|---|---|
年間発電量 | 4,326kWh | 5,379kWh(24%増) |
投資回収年数 | 9.29年 | 7.92年(1年4カ月短縮) |
ライフスパン利益 | 237万円 | 318万円(34%増) |
このシミュレーションは、福岡県での設置を想定し、設置面積22.5㎡、傾斜5°で北・南方向を想定しています。電気料金は31円/kWh、売電料金は15円/kWhで試算されています。
特に注目に値するのは、発電量の差でしょう。TOPConも十分に優れた最新技術ですが、N型ABCパネルはさらに24%の発電量向上が見込めるという驚きの結果となっています。
投資回収年数やライフスパン利益は設置費用によって変動するため、あくまで目安と捉えるのが良いでしょう。例えば従来製品でも補助金を利用することで投資回収年数が5年以下になる事例もあります。
AA PREMIERの相場価格はいくら?
「AA PREMIER 」(AIKOソーラー)の製品はまだ日本市場に出回り初めてから日が経たないため、統計的な相場価格の算出はできていません。
いくつかの成約実績をもとに、大まかな参考価格を掴んでみようと思います。
これらの価格は税込みの成約金額です。補助金による減額分は含んでいません。
成約事例①東京都 | 成約事例② | 成約事例③ |
---|---|---|
太陽光発電 4.05kW | 蓄電池(オムロン) 12.7kWh | 合計金額 327万円 |
太陽光発電 6.75kW | 蓄電池(カナディアンソーラー) 13.3kWh | 合計金額 367万円 |
太陽光発電 7.1kW | 蓄電池(ニチコン) 14.9kWh | 合計金額 398万円 |
国内の住宅用太陽光パネルの中でも最高クラスの変換効率と長期保証を兼ね揃えている「AA PREMIER」ですが、その分「価格が高い」ということはなく、他メーカー製品と同等、もしくは安めの相場価格であることが分かりました。
見積り価格が同等であれば、より性能や保証が優れた製品を使いたいと思うことは当然のこと。
「AA PREMIER」はその点で現時点で国内最高峰の性能を持っているため、コストパフォーマンスを重視される方にはおすすめの選択肢になるでしょう。
AA PREMIERのデメリット:向いていない人は?
ここまで「AA PREMIER 」、「AA PREMIER Lite」は性能面・価格面ともに優れており、オススメな製品だとお伝えしました。
一方で太陽光パネルは住宅環境や重視するポイントによって向き不向きがある製品です。どういった人が「AA PREMIER」に向いていないかを紹介します。
向いていない人①屋根のサイズが合わない
日本の住宅は屋根が複雑で狭いことが多く、太陽光パネルのサイズによっては十分に敷き詰めることができない場合があります。
特に海外メーカーのパネルは海外基準で作られているため、日本の住宅にサイズが合わないケースも少なくありません。
そのため、小型パネルのラインナップが豊富なメーカーを選んだ方が設置の自由度やトータルのコストパフォーマンスが良くなることがあります。
「AA PREMIER」もパネルサイズに限りがあるため、屋根の形状や広さによっては他メーカーの方が適している場合があります。
- AA PREMIER:1757×1134×30mm
- AA PREMIER Lite:1762×1134×30mm
向いていない人②海外メーカーを採用したくない
AIKOソーラーは海外の太陽光パネルメーカーであり、場合によっては海外産を選びたくないと考える方もいるでしょう。当社にもそのようなご相談は一定数寄せられ、その場合は日本メーカーの長州産業やシャープをご提案しています。
一方で、AIKOソーラーはもともとは太陽光パネルの心臓部とも言える「セル」のメーカーとして知られ、これまで多くの日本メーカーの太陽光パネルの内部にその技術が使われてきた歴史があります。
また海外メーカーゆえに品質面の課題を感じる方もいると思いますが、同社の中国工場(佛山・義烏・天津・珠海・済南)はいわゆるスマート工場として自動化が進み、その製造品質は世界的に高く評価されています。
例えば最近では下記の認定を受けています。
- ドイツ、イタリア、スペイン、スイス、イギリスでEUPD Researchより「TOP BRAND PV 2025」の認定
- 2024年、BloombergNEFよりTier1太陽光パネルメーカーの認定
AA PREMIERの蓄電池ラインナップ
電気代高騰が進み、電気の自家消費が注目されるようになり、今では約8割の方が太陽光発電システムに加えて蓄電池を導入しています。
「AA PREMIER」も蓄電池にいくつかのラインナップを用意しており、太陽光パネルとセットで導入することが可能です。
- オムロン マルチ蓄電プラットフォーム(全負荷・特定負荷)
- ニチコン トライブリッドT3シリーズ(全負荷)
- カナディアン EP Cube(全負荷)
全負荷対応のパッケージを組めば、停電時に全ての部屋や家電に電力供給ができ、普段通りの生活を維持することができます。
特定負荷であれば必要な家電だけに電力供給できます。例えば冷蔵庫、エアコン、スマホの充電などの重要度の高いものを優先して利用することが可能です。
まとめ
この記事のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 最高クラスの発電効率:AA PREMIER 23.1 %、Lite 22.5 %(N型ABC 採用)
- 部分影に強く、都会でも設置しやすい
- 30 年出力保証 89.4 %&製品 25 年・システム 20 年の長期保証
- Lite は 8.6 kg の軽量樹脂パネルで屋根負担を半減、反射 0.5 %以下
- 格安ながら補助金上乗せ対象でコスパ抜群
- 最高クラスの発電効率:AA PREMIER 23.1 %、Lite 22.5 %(N型ABC 採用)
- 部分影に強く、都会でも設置しやすい
- 30 年出力保証 89.4 %&製品 25 年・システム 20 年の長期保証
- Lite は 8.6 kg の軽量樹脂パネルで屋根負担を半減、反射 0.5 %以下
- 格安ながら補助金上乗せ対象でコスパ抜群
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