地元で信頼できる蓄電池業者の選び方3選!蓄電池の悪徳業者を一覧で探す方法も紹介!ランキングの信ぴょう性は?
「結局、蓄電池はどこから買えば安心?」
「昨日来た訪問販売はお願いしても大丈夫?」
「価格も安心感も妥協したくない」
蓄電池を検討する際、「業者選び」は最も重要な検討事項です。
業者によって、
・提案価格
・提案可能メーカー
・工事の安全
・故障時の対応
・補助金の申請可否
・何年存続できるか
・etc
あらゆる項目で「できること」「できないこと」の違いがあります。
自分にとって、合っていない業者を選ばないために、そして明らかな悪徳業者を選ばないためにしっかりと本記事で紹介する点を押さえておいてください。
ソーラーパートナーズは、全国に展開する太陽光発電・蓄電池の工事会社ネットワークを運営する本部です。
創業時から安心して紹介できる業者の審査を続けて得たノウハウを踏まえて、信頼できる業者の選び方と業界内で「ヤバい」言われる業者を知る方法についてご紹介します。
蓄電池はどの業者に頼むべきか?
蓄電池の最重要検討事項は、間違いなく「業者選び」です。
なぜなら、蓄電池の検討で失敗している時には、業者選びの時点で既に失敗していることがほとんどだからです。
例えば、相場よりも100万円以上高い蓄電池を買ってしまった時は、訪問販売・ショッピングモール・家電量販店など価格が高いところで購入していたり、業者が販売店なら工事を下請けに投げて中間マージンが発生していたりといった原因があります。
まずは、どのような業者から購入すれば失敗のリスクを減らすことができるのか見てみましょう。
1.自社施工の業者を選ぶ
蓄電池はどの業者に頼むべきか?
一番多方面のリスクを選らすことができるポイントは「自社施工」であることです。
蓄電池の業者は大きく分けて2つあります。
ひとつが販売のみ自社で行い工事を下請けに投げる「販売会社」、もうひとつが販売から工事まで一貫して行う「工事会社」です。
販売会社で契約すると下記のようなリスクが発生しやすいのが特徴です。
・価格が高くなる
・営業マンに噓の説明を受ける
・会社が潰れてしまう
それぞれ詳しく説明します。
価格が高くなる
こちらは建設業全体でいえることですが、多重下請け構造によって、消費者の購入価格が上がることはよくあります。
販売会社も工事を下請けに会社に任せることによって、販売会社と工事会社の両方に利益が上乗せされるため価格が高くなります。
また、販売会社の求人情報を見ていただくとわかる通り、営業マンに歩合制で報酬を払うため、さらに歩合で払う費用が上乗せされます。
そのため、工事会社から購入する場合と比べて、同じ商品でも販売会社の方が100万円近く高いというのは珍しくありません。
注意すべきポイントとしては、営業マンも高く見せない工夫をしているということです。
例えば、蓄電池に加えて家の塗装のような全く別の工事を同時に提案して相場価格がわかりづらくしたり、見積書の上では大きな値引きをしているように見せたり、家電などのプレゼントや充実の保証を付加価値のように見せるケースなどがあります。
「もしかして、今聞いている提案がそうかも」と思ったらソーラーパートナーズのアドバイザーまでご相談ください。
営業マンに嘘の説明を受ける
販売会社の営業マンは、営業のプロなので売ることは上手いのですが、正しい知識を持っていないことがよくあります。
悪質な会社では雇った営業マンに研修の段階で商品に関して嘘の情報を教えているケースもあるため、意図的か意図的ではないか判断が難しく、親切な対応をしてくれたけど実は嘘だったということもあるため注意が必要です。
嘘の情報としてはよく聞くケースは下記のようなものがあります。
・インターネットでよく見る相場価格は適当に工事して保証もついてない危険な会社なので注意が必要
・家の環境ではこの蓄電池しか設置ができない(設置できても性能が低い)
最近の検討者はインターネットの情報を活用する賢い方が多いため、いかに自分の説明に説得力を持たせるかしっかりとシナリオを固めてから訪問しています。
しかし、検討者側からしたら、誰が正しいことを言っているのか判断するのは難しいと思いますので、複数社での比較検討は必須です。
会社が潰れてしまう
悪質な会社の間では、商品を売るだけ売って、会社を潰して設置後の責任から逃れるという手法が何年も前から存在します。
販売会社は工事会社と比べて、法人設立までのハードルが低いため、簡単に作って簡単に潰すということが容易にできてしまいます。
工事会社も簡単な工事だけなら特別な認可は必要ありませんが、しっかり根を張ってる会社は建設業許可を取得しています。
また、蓄電池の工事には第二種電気工事士の資格や、各蓄電池メーカーが発行するメーカーID(工事許可証)が必要です。
商品のメーカー保証を取得するための手続きを正しくしてもらったり、工事後の家の外壁や屋内電気工事の不具合があったときに、きちんと保証してもらうためには、リスクを抑えられる工事会社がおすすめです。
2.複数メーカーで提案できる業者を選ぶ
蓄電池はどの業者に頼むべきか?
複数メーカーで提案できる業者を選ぶことで、既存の太陽光発電との不一致を防ぐことができるほか、家庭にとってことなるニーズに対応することができます。
実は複数メーカーで提案できる業者は意外と少ないという現実があります。
お見積書ではいくつか提示されていても、一番売りたい商品をお得に見せて誘導し、他の商品は実際にはほとんど扱えないケースもあります。
そのため、太陽光発電の出力がすごく小さいのに、蓄電池の容量だけすごく大きいというアンバランスな提案が出てくるのが、複数メーカーで提案できない業者の特徴です。
特に注意すべき点は、既存の太陽光発電と組み合わせる場合に太陽光発電を無視して、業者が売りたい蓄電池を提案されてしまうケースです。
業者が売りたい蓄電池の回路数が太陽光発電と合っていないと、せっかくつけた太陽光発電の電気が捨てられ続けてしまうことがありますし、太陽光発電と蓄電池のメーカーが合っていないと保証が無効になるメーカーもあります。
そのため、複数メーカーで提案ができる業者で提案を聞くことが大切です。
さらにいえば、希望のメーカーをあらかじめ聞いた上で会社を手配する見積もりサイトを有効活用することをおすすめします。
希望メーカーに合わせて会社を手配することができるため、効率的に見積もりを見比べることができます。
3.現地調査を行う業者を選ぶ
蓄電池はどの業者に頼むべきか?
蓄電池は設置場所はもちろん、太陽光発電との相性が重要な商品なので、見積もり前に現地調査をしてくれるかどうかで業者のスタンスをはかることができます。
この点に関しては、自分で手配する場合は一度業者に来てもらわないと善し悪しが判断できません。
しかし、上記の「複数メーカーで提案できる業者を選ぶ」の項目でも触れたように、売りたい商品を押し売りする会社は確認せずに見積もりを用意するため、信頼できる業者を選ぶうえで重要なポイントです。
設置後の後悔をなくすためには、手間を惜しまずに複数業者に来てもらって、ちゃんと現地調査をしているかどうか確認しましょう。
ソーラーパートナーズの7つの審査基準
ソーラーパートナーズでは、信頼できる業者と出会うために7つの審査基準を用意してるので業者選びの参考にしてみてください。
・販売から施工、アフターフォローまで自社で一貫して施工
・複数メーカー(3メーカー以上)から提案できる
・施工実績が100棟以上
・メーカー保証、工事保証に対応
・建築関連法規、消費者契約等の処罰実績がない
・現場経験5年以上の現場監督が在籍している
・第二種電気工事士以上の資格保有者が在籍している
蓄電池の悪徳業者の見分け方
蓄電池の悪徳業者は年々増加傾向にあります。
残念ながら、こちらのページで悪徳業者を会社名を出して紹介することはできません。
理由は、該当業者から弁護士を通じて、取り下げないと名誉棄損を根拠に訴訟をするという通知が届くためです。
名誉棄損は事実であったとしても適用されるため、トラブルを避けるために一覧として載せることはできません。
そのため、悪徳業者にはどのような特徴があるのかいくつか種類分けして紹介します。
今回は、大まかに3種類に分けて説明します。
- 相場よりも不当に高い価格で売り逃げする
- 過剰な広告で実態とは異なる価格や補助金で煽る
- 補助金の不正受給
相場よりも不当に高い価格で売り逃げする
一番わかりやすい悪徳業者のイメージはこちらではないでしょうか。
実際に弊社に相談が一番多いのはこのケースです。
訪問販売やショッピングモールなどで出会う業者の多くはこちらに分類されます。
売り逃げというと会社自体が無くなってしまうだけではなく、会社はあるのに連絡が取れなくなってしまうケースも含みます。
中には全国規模で実績がある会社なのに営業マンの入れ替わりが激しいために、修理依頼がたらいまわしにされてしまうこともあるため、販売実績や規模だけで安心して契約してしまうのは危険です。
特徴としては、訪問販売やショッピングモールなどで出会った業者が、見積提出時に即決やごく短い期限で契約を迫ることが多いです。
過剰な広告で実態とは異なる価格や補助金で煽る
ここ数年で増えていて、インターネット検索で見かけることが多い会社が分類されます。
特に関東のように都道府県から補助金が出ているエリアで、実際よりも多くの補助金がもらえると謳って集客しています。
このケースに関しては、毎年補助金を出している東京都からも過去に声明がありました。
- 「事前申し込みで70%も予算が終わっている。」
→令和6年度予算は、70%に達しておりません。 - 「補助金申請は、許可された業者に頼まないといけない。」
→許可・登録制度ではありません。 - 「最大300万円の補助、3万戸限定!」
→申請内容により助成金額が異なるため、最大300万円ではありません。
※これらの声明は
クールネット東京|蓄電池や太陽光発電のセールスなど誇大広告の案内には、特に注意をお願いします! から引用しました。
依然として、広告の文言や、広告から飛べるページに実態と異なる煽り文句が掲載されていることがあるために注意が必要です。
中には、弊社の情報発信や弊社と比較検討されると困る悪徳業者もいるようで、登録後に正しい情報発信をする会社をこき下ろす内容を発信しているケースも散見されます。
そのような特徴に心当たりがあれば、是非比較検討してみてください。
【暴露】蓄電池のおすすめ業者一覧を紹介しているサイトにもご注意ください!
インターネットの検索結果一覧でおすすめ業者を紹介しているページには、比較した上でランキング付けをしているサイトがあります。いわゆるアフィリエイトサイトというもので、掲載している会社から広告収入を得て誘導しています。サイトの作りがしっかりしていると、ちゃんと比較されているように感じますが、実態としては報酬が高い順に並んでいるため、おすすめ業者ランキングの一番上が本当におすすめとは限らないという点は押さえておきましょう。
補助金の不正受給
つい最近も、訪問販売で有名な会社が補助金の不正受給をして有名な訪販の会社が処罰を受けていました。
特徴としては、キャッシュバックがあると言われた場合は黄色信号で、提案価格の消費税分まで補助金を受給できると案内された場合、あるいは補助金分で全額負担できると言われた場合は、赤信号です。
今年東京都から発表された処罰の内容には下記のようなものがあります。
- 「不適切な助成対象経費の算定」(キャッシュバック分を除算せず補助金額を申請)
- 「契約書を二重に作成し、助成金を水増しして請求」
※これらの声明は
クールネット東京|-助成金申請手続きの不正行為には厳正に対処します- から引用しました。
その会社が処罰を受けるだけでなく、設置者も補助金の一部もしくは全額返還が求められ、悪質な場合は刑事罰もあります。
知らずに犯罪を犯してしまったとならないように、自衛のためにも比較検討で自分が適切な案内を受けているのか確認することは重要です。
全国の行政でも今年から比較検討しないと補助金が受けられないというルールを設けるところが多くなりました。
比較検討を異様に嫌悪する会社があれば、むしろ比較してみる方がいいでしょう。
本当に優良な業者を知るためには
ここまで読んでいただきありがとうございました。
業界の健全化のために、本当に選ばないで欲しい業者を把握しているもののお伝えできないことが心苦しく思います。
ただ、検索結果も口コミもどこまで信用できるのか疑問に思うきっかけとなったのではないでしょうか。
この記事を読んで、少しでもいい会社を選ぶ助けとなれば幸いです。
もし現在提案を聞いている会社が優良な会社かどうか知りたい場合は、弊社ソーラーパートナーズまでお見積り依頼をいただければ、お電話で知っている限りの情報はお伝えします。