DMMエナジー太陽光発電 メリットデメリットと相場価格、評判など詳しく解説

<<本記事のデータは2024年12月に更新しました。>>
こんにちは!
「太陽光発電と蓄電池の見積サイト『ソーラーパートナーズ』」記事編集部です。
太陽光発電システムのメーカー選びで悩まれていませんか?
今回は歴は浅いが、人気が出始めているDMMエナジーの太陽光発電に関して、特徴や相場価格を解説いたします。
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DMMエナジーとはどんな会社?
DMM英会話などのCMでおなじみのDMM.comグループが運営している太陽光発電と蓄電池のメーカーになります。
上場はしていませんがグループの売上高は2450億円を超える巨大グループです。
業界内での知名度や提案企業が少ないですが、太陽光発電の方は、DMM.make solarとして、そしてこの蓄電池はDMM.make smartの名称で展開しています。
DMMエナジーの太陽光発電の人気は?
住宅用太陽光発電のメーカーの中ではほぼ最後発なので、まだそれほどの人気はありません。
性能が良くて安価な海外メーカーのシェア伸長が著しいですが、いまだ残る国内メーカー希望の方達に対して、これから人気が出てくると予想します。
なぜなら三菱、東芝の撤退を受け国内メーカーのポジションが空いたところにエクソル、ネクストエナジーという国内の後発メーカーが入り込みシェアを伸ばしているからです。
この流れにのってDMMもこれからシェアを伸ばしていくと思われます。
DMMエナジーの相場価格
メーカー (型式) | 変換効率 | 設置容量 (パネル枚数) | 相場価格 (税込) | 相場kW単価 (税込) |
---|---|---|---|---|
DMMソーラー(標準タイプ) DMM.makesolar (DMM6-60PH-370J) |
21.3% | 6.66kW (18枚) | 173.8万円 | 26.1万円/kW |
5.18kW (14枚) | 142.2万円 | 27.5万円/kW | ||
4.44kW (12枚) | 127.9万円 | 28.8万円/kW | ||
3.33kW (9枚) | 100.4万円 | 30.2万円/kW |
他のメーカーの相場価格一覧はこちら
DMMエナジーを選ぶメリット
DMMエナジーのメリット1
蓄電池セットの場合に価格が安い
これはDMMの戦略なのだと思いますが、太陽光発電システムのみの場合と、太陽光発電システムと蓄電池がセットの時の、太陽光発電システムの仕入れ価格が違います。
太陽光発電システムだけの場合はそれほど安くはないのですが、蓄電池セットになると海外メーカーにも負けず劣らずの価格になります。
今や太陽光発電を購入する人の8割近くが蓄電池セット購入しますので、大きなメリットだと思います。
DMMエナジーのメリット2
30年モジュール出力保証
モジュール出力保証が30年というのは業界最長レベルです。
いま多くのメーカーが出力保証は長い期間を設けていますが一番長くて25年ですので、30年というはDMMを検討する上で非常に大きなメリットになります。
また出力保証値も30年間で87.4%と高水準です。同じように保証が30年間のカナディアンソーラーやエクソルも87.4%を保証しています。
30年モジュール出力保証
モジュールの公称最大出力が30年間規定値を維持することを保証します。
①保証開始日から1年間は、製品仕様書に記載されている出力※1の99%以上を保証します。
②保証日から30年までで、出力※1の87.4%以上を保証します。(2年目から30年目までの期間は、出力の年次の低下が0.4%を上回らないことを保証します。)
※1 公称最大出力の公差範囲内の最小許容値。
※保証・免責事項等詳細は、当社保証書に記載されております。
DMMエナジーのメリット3
世界トップレベルの変換効率
最新の型番DMM70-5MA-280N、280Wのパネルは変換効率が21.97%で、エクソルの22.8%、Qセルズの22.5%に次いで高水準です。これはN型のTOPconと呼ばれる新技術を用いられて製造されているからです。N型の特徴として、悪天候や高温時でも出力低下が起きにくいという強みもあります。
DMMエナジーのメリット4
全負荷蓄電池の強力ラインアップ
太陽光発電を購入する上で今や欠かすことのできない蓄電池ですが、DMMはハイブリッド型をファーフェイの全負荷型蓄電池LUNAシリーズ、単機能型を伊藤忠商事のスマートスターを標準セットにラインアップしており、万全の態勢を整えています。
DMMエナジーのデメリット
DMMの太陽光発電システムを考えるうえで最大のデメリットは370Wの大判パネル1枚しかないことです。
太陽光発電システムは設置容量が大きい方がお得になりますが、設置容量を大きくできるかどうかは太陽光パネルの変換効率の高い低いよりも、そのパネルの大きさ・形と自宅の屋根の大きさ・形との相性の方が大きく影響します。
そうなるとかなり大判のパネル1枚だけのラインアップだけですと、寄棟の屋根や、少し段差のある屋根など多くの屋根が相性があわないため、設置容量が稼げないということが発生してしまいます。
(2024年最新情報)最新型のDMM70-5MA-280Nでは、サイズがアップデートされて小型化しました。より屋根の空きスペースに合わせて柔軟に設置ができるようになったということです。正方形や台形のモジュールはありませんが、他社と比較してもコンパクトで使いやすいサイズ感になりました。
- 従来型:1692×1029mn
- 最新型:1336×954mn
DMMエナジーについて一番多い質問

ビジネス界隈ではDMMは非常に有名な会社で、会長の亀山さんは顔出しNGながらも度々インタビューなど登場します。
その事業展開は多岐にわたります。
DMM.comのサイトを見たらわかりますが、事業紹介のページには、「領域とわず、なんでもやる」と大きく書かれています。
少なくとも常に30以上の事業運営がなされている巨大企業です。
DMMエナジーを検討する際に注意すること
これまで見ていただいておわかりの通り、DMMはまだ住宅用太陽光発電市場での人気はこれからのメーカーです。
そうなると困るのが取り扱っている販売店も少ないことです。
A社からDMMでの提案を受けたので、B社との相見積もりをしたいにも関わらず、B社はDMMの取り扱いがないので比較できないということが起こります。
1社だけの提案を聞いて、勢いついて決断してしまわないことが大事だと思います。
動画
「2分でわかる!DMMエナジーのメリットデメリット」
DMMエナジーのメリット・デメリットを動画でもまとめてみました。
まとめ
DMMの太陽光発電・蓄電池についておわかりいただけたでしょうか。
ご自宅にあうメーカーはご自宅の屋根の形、大きさとそのメーカーのパネルの形、大きさとの相性で決まります。
最適なメーカーを選ぶこと、そして良い業者に出会うことを同時に行わなければなりませんので大変ですが、設置した後に後悔しないようにしっかりと検討するようにしてください。
最適な太陽光メーカーに必要なのは豊富な選択肢
お客様に最適な太陽光メーカーを選択していただくために、ソーラーパートナーズに加盟している太陽光業者は複数メーカーが提案可能な会社のみに限定しています。
『3メーカー以上の取扱い』という厳しい審査基準をあえて設けることで、太陽光発電に精通している業者しか加盟できないようにしています。
1つの太陽光業者の複数メーカーの提案を比較する事で、お客様はご自身に一番合った太陽光メーカーを選ぶことが出来ます。
複数メーカーの見積り希望の方は、お気軽にお問い合わせください。