【2026年】太陽光発電と蓄電池のセット導入率の推移 2025年は87.5%に
太陽光発電と蓄電池の見積もりサイト「ソーラーパートナーズ」を運営する株式会社ソーラーパートナーズ(本社:東京都新宿区、代表取締役:中嶋明洋)は、当社を通じて太陽光発電を導入したユーザーの成約データをもとに、「太陽光発電単体」と「太陽光発電+蓄電池」の導入割合を調査しました。
ソーラーパートナーズでは、太陽光発電を検討するユーザーが、実際の導入傾向を踏まえて設備を比較・検討できるよう、成約データをもとにした調査結果を公開しています。
今回の調査では、2023年から2025年までのセット導入率の推移を集計するとともに、最新の2025年成約データについて、地域別の傾向を詳しく分析しました。
その結果、太陽光発電と蓄電池をセットで導入した割合は2023年の75.1%から2025年には87.5%まで上昇し、2025年には東京都でのセット導入率が99.5%に達していることが分かりました。
調査対象:ソーラーパートナーズ利用者
調査方法:提携する全国の施工会社から報告された成約情報を集計
集計期間:2023年1月~2025年12月
集計区分:「太陽光発電+蓄電池」と「太陽光発電単体」
※Web媒体等で本調査を引用される場合は、出典を明記のうえ、ソーラーパートナーズへのリンク掲載をお願いいたします。
調査結果
1.セット導入率は2年連続で上昇、2023年から12.4ポイント増
太陽光発電と蓄電池のセット導入率を年別に見ると、次のように推移しています。
2023年:75.1%
2024年:85.2%
2025年:87.5%
2023年から2024年にかけて10ポイント以上の大きな伸びを見せ、2025年もさらに上乗せする形で、2年間の上昇幅は12.4ポイントとなりました。
「太陽光発電のみ」を選ぶ人は2023年の約4人に1人から、2025年には8人に1人まで減っています。蓄電池は太陽光発電と一体で検討される標準的な構成になりつつあります。
この推移から、太陽光発電単体よりも蓄電池と組み合わせて導入するケースが、年を追うごとに大きな割合を占めるようになっていることが分かります。
2.2025年は導入者の87.5%が蓄電池をセットで選択
最新の2025年成約データにおける内訳は、以下のとおりです。
太陽光発電+蓄電池:87.5%
太陽光発電のみ:12.5%
2025年に太陽光発電を導入した方の約9割が、蓄電池もあわせて導入していました。
この背景には、電気料金の高止まりがあると考えられます。2025年度の再生可能エネルギー発電促進賦課金(再エネ賦課金)は1kWhあたり3.98円と過去最高を更新し、燃料価格や為替の影響も重なって、家庭の電気料金は高い水準が続いています。
一方で、住宅用太陽光発電の売電価格は年々引き下げられてきました。
「発電した電気を売る」よりも「ためて自分で使う」ほうが家計へのメリットが大きい状況が定着したことで、太陽光発電を単体で導入するのではなく、蓄電池と組み合わせて家庭内の電力活用まで含めて検討する方が増えていると見られます。
3.東京都ではセット導入率99.5%
2025年の成約データを都道府県別に見ると、突出して高かったのが東京都です。
太陽光発電+蓄電池:99.5%
太陽光発電のみ:0.5%
東京都では、太陽光発電のみを選んだ成約はほぼ見られませんでした。
東京都は、住宅用の太陽光発電や蓄電池に対して全国でも際立って手厚い補助制度を設けています。本調査だけで補助制度とセット導入率の因果関係を断定することはできませんが、初期費用の負担を大きく軽減する支援があることで、蓄電池を同時に検討しやすくする要因の一つになっている可能性があります。
4.東京都を除いた全国でもセット導入率は77.7%と高い
東京都は補助制度をはじめ市場環境が他地域と大きく異なるため、東京都を除いた全国についても別途集計しました。
太陽光発電+蓄電池:77.7%
太陽光発電のみ:22.3%
東京都を除いた場合でも、約5件に4件が蓄電池とのセット導入です。
セット導入率の高さは東京都の補助制度だけで説明できるものではなく、全国に共通する傾向であることが分かります。
調査結果まとめ
・太陽光発電と蓄電池のセット導入率は、2023年75.1%→2024年85.2%→2025年87.5%と2年連続で上昇し、上昇幅は12.4ポイント
・2025年は導入者の87.5%がセット導入を選択。太陽光発電のみは12.5%
・2025年東京都のセット導入率は99.5%。東京都を除いても77.7%で、全国的にセット導入が主流
太陽光発電は、昼間に発電した電気を売るだけでなく、蓄電池と組み合わせることで夕方以降や夜間にも自宅で使うことができます。電気料金が高い水準で推移するなかで、こうした「電気を自給する」使い方を前提に設備を選ぶ方が増えていることが、今回の調査から読み取れます。
ただし、蓄電池の経済性や適切な容量は、各家庭の電気使用量や生活時間帯、太陽光発電の設置容量、導入価格、利用できる補助制度によって変わります。「多くの人がセットで入れているから」という理由だけで判断せず、ご自身の家庭に合った設備構成と費用対効果を確認したうえで検討することをおすすめします。






















