太陽光発電5kWの費用相場はいくら?発電量・電気代削減額・蓄電池の目安も解説
太陽光発電5kWは、一般家庭で検討されることが多い標準的な容量です。
ソーラーパートナーズの相場価格では、
太陽光発電のみで131万円
約10kWhの蓄電池セットで250万円程度が相場になります。
この記事では、ソーラーパートナーズの成約データや他社提案データをもとに、太陽光発電5kWの費用相場、発電量、電気代削減額、蓄電池容量の考え方を解説します。
太陽光発電5kWは一般家庭に多い標準的な容量
ソーラーパートナーズの成約データでは、太陽光発電の平均設置容量は約6.3kW、中央値は約6.1kWでした。
5kWはほぼ平均的な設置容量といっていいでしょう。
ただし、「5kWならどの家でもちょうどよい」という意味ではありません。南向きに広い屋根がある家では6~10kW載ることもあります。
一方で都心部では屋根が小さく4kW以下になることも少なくありません。
太陽光発電は「何kW載せるか」だけでなく、「自宅の条件に合った容量か」で判断しましょう。
太陽光発電5kWの費用相場
太陽光発電5kWの費用を見るときは、まず太陽光発電単体なのか、蓄電池込みなのかを分ける必要があります。
同じ5kWでも、太陽光発電だけの見積もりと、蓄電池をセットにした見積もりでは総額が大きく変わります。見積書の一番下にある総額だけを見ると、高いのか安いのか判断しにくくなります。
特に最近は、太陽光発電と蓄電池をセットで提案されるケースが増えています。電気代対策や停電対策を考えるとセット提案自体は自然ですが、価格を比較するときには内訳の確認が欠かせません。
ソーラーパートナーズの成約データでは平均約311万円
ソーラーパートナーズの成約データでは、5kW帯の成約金額は平均約311万円、中央値は約305万円でした。
| 区分 | 蓄電池 約10kWh | 蓄電池 約13kWh | 蓄電池 約16kWh |
|---|---|---|---|
| 税抜 | 224.9万円 | 256.6万円 | 332.3万円 |
| 税込 | 247.4万円 | 282.3万円 | 365.5万円 |
太陽光パネル単体では約131万円が相場価格となります。
営業会社の5kW提案価格では平均約383万円
他社提案データを見ると、5kW帯の提案価格は平均約383万円でした。
ソーラーパートナーズの成約データより高く見えますが、これは営業会社には中間マージンが含まれているためです。
5kWの太陽光発電に蓄電池は必要?
5kWの太陽光発電に蓄電池が必ず必要というわけではありません。
ただし、昼間に発電した電気を夜にも使いたい家庭や、停電時の備えを重視したい家庭では、蓄電池を組み合わせる価値があります。
太陽光発電だけの場合、昼間に使い切れなかった電気は売電に回ります。蓄電池があれば、その電気をためて、夕方以降や夜間に使えます。電力会社から買う電気を減らしたい家庭にとっては、この「ためて使う」仕組みが大きなポイントです。
一方で、蓄電池を入れると初期費用は上がります。停電対策をどこまで重視するか、夜の電気使用量がどれくらいあるかを見ながら判断しましょう。
10kWh〜15kWh前後の蓄電池を組み合わせるケースが多い
ソーラーパートナーズの5kW帯の成約データでは、10kWh、13kWh、15kWh前後の蓄電池を組み合わせるケースが多く見られました。
10kWh前後は、夜間の電気代対策を考える家庭で検討しやすい容量です。13kWh前後になると、自家消費と停電対策のバランスを取りやすくなります。15kWh前後は、停電時にもできるだけ普段に近い生活をしたい家庭で検討されやすい容量です。
ただし、容量が大きければよいという話ではありません。蓄電池が大きくなるほど価格も上がります。夜に使う電気が少ない家庭で大容量の蓄電池を入れると、せっかくの容量を持て余すこともあります。
太陽光発電5kWの発電量はどれくらい?
太陽光発電5kWの年間発電量は、約5,000kWh前後がひとつの目安です。
たとえば、1kWhあたりの電気代を31円として、発電した電気をすべて自宅で使えた場合、単純計算では年間約15.5万円分の電気に相当します。
ただし、実際の発電量は地域や屋根の方角、日当たり、パネルの種類によって変わります。南向きで日当たりのよい屋根なら発電しやすく、東西向きの屋根や影がかかる屋根では発電量が下がります。
5kWという容量は同じでも、家によって結果は同じではありません。見積もりを取るときは、価格だけでなく、年間発電量のシミュレーションも必ず確認しましょう。
電気代削減額は「昼間にどれだけ使えるか」で変わる
太陽光発電の電気代削減額は、昼間にどれだけ自家消費できるかで変わります。
昼間に在宅している家庭では、エアコン、洗濯機、食洗機、調理家電などに太陽光の電気を使いやすくなります。買う電気が減るため、電気代削減の効果を感じやすいです。
一方で、日中はほとんど家にいない家庭では、発電した電気をその場で使いにくくなります。この場合、売電が増えるため、思ったほど電気代が下がらないと感じることがあります。
| 自家消費の考え方 | 年間5,000kWh発電した場合のイメージ |
|---|---|
| 昼間にあまり電気を使わない | 売電が多くなり、電気代削減額は伸びにくい |
| 昼間に在宅時間がある | 発電した電気を使いやすく、電気代を下げやすい |
| 蓄電池と組み合わせる | 昼間に余った電気を夜に使いやすい |
5kWの見積もりで後悔しないために確認すべきこと
5kWの見積もりで後悔しないためには、総額だけで判断しないことです。
太陽光発電は、同じ5kWでも業者によって提案内容が変わります。パネルメーカー、蓄電池の有無、工事内容、保証、足場代の扱いによって、見積もり金額は大きく変わります。
特に訪問販売などで「今日契約すれば安くなる」と言われた場合は、一度冷静に比較しましょう。太陽光発電は高額な買い物です。急いで決めるより、自宅に合った提案かどうかを確認する方が後悔を防げます。
- 蓄電池込みの見積もりか、太陽光単体の見積もりか
- 蓄電池容量は何kWhか
- 全負荷型か特定負荷型か
- 足場代や電気工事費が含まれているか
- 保証期間と保証範囲は明記されているか
- 発電シミュレーションが自宅の屋根条件に合っているか
見積書は慣れていないと分かりにくいものです。金額だけを見て決めず、「何にいくらかかっているのか」を確認しましょう。
まとめ:5kWは標準的な容量だが、価格は条件を分けて比較することが大切
太陽光発電5kWは、一般家庭で検討しやすい標準的な容量です。ソーラーパートナーズの成約データでも、平均設置容量は約6kWでした。
太陽光発電で後悔しないためには、1社だけの見積もりで判断せず、複数社の提案を比較することが大切です。総額だけでなく、パネル容量、蓄電池容量、工事内容、保証まで確認しましょう。
まずは、自宅の屋根に5kW前後の太陽光発電が合うのか、設置した場合にどれくらい発電して、どれくらい電気代を抑えられるのかを確認するところから始めてみてください。
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