太陽光発電を北面設置すれば10kW以上になるのですが、止めるべきですか?

Q
お客様からのご質問

北面設置はやはり無謀なのでしょうか?
光の反射による訴訟が多々有りと聞きました。

10kw以上にするには南面と北面に設置すれば可能なのですが、パネルメーカーのソーラーフロンティアからの回答でおすすめ出来ないとの事でした。
南面で6.2KWで切り妻屋根です。

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

ご質問ありがとうございます。
「北面設置すれば10kW以上になるのだが、止めるべきか?」とのご質問ですね。
情報が少ないなかではお勧めすることができない非常にナイーブかつリスクの高いご質問です。

全量買取制度が始まる以前は発電量が少なくなることから北面設置は極めて消極的でした。
また、そもそも北面に設置したところでその費用に見合うメリットを得る事はできませんでした。

反射光の問題が取りざたされてからは発電量の低下とあわせてそのこともお伝えして設置を断念するというケースがほとんどでした。

しかし最近はご相談者様のように

  • 発電量のデメリット
  • 反射光による近隣トラブルのリスク

を考慮したうえで、10kW以上設置した方が得られるメリットが大きいと判断できるケースが増えてきているようです。

北面に設置した太陽光パネルの発電量の低下については、確かに10kW以上になる事によって買取期間が倍になりますので許容できると思います。

そうすると後は反射光の問題です。
こればかりは近隣状況によるとしか言えません。
周囲の環境をしっかりと確認され、熟慮したうえで判断するようになさって下さい。

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