ローンで10kW以上の太陽光発電を設置した場合の確定申告の計算方法を教えてください。

Q
お客様からのご質問

10kW以上の太陽光発電の確定申告について教えてください。
https://www.solar-partners.jp/qa-3126.html
を読ませていただきました。

私は10.5kwの太陽光システムを380万円の15年ローンで設置しました。
ローンは固定金利の2.75%で、毎月の支払いは25,787円です。

発電シミュレーションをもとに売電額を計算すると、年間売電収入(全量買取)は53万円前後になりそうです。
そこでお聞きしたいのですが、ローンで設置した場合には確定申告の別の計算方法があるのでしょうか?

よろしくお願いします。

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

ご質問ありがとうございます。
「ローンで10kW以上の太陽光発電を設置した場合の確定申告の計算方法はありますか?」とのご質問ですね。
全量買取ですね。おめでとうございます。

10.5kWで53万円の売電収入という事は、年間14,021kWhの予測発電量という事ですので、とんでもない発電量ですね。
よほど日射量が良い場所で設置角度も良くパネル性能も良いものと思われます。

ローン購入であっても計算方法が変わるわけではありませんが、必要経費にローンの利息分を足すことができます。

今の計算式ですと、システム価格×減価償却率となっていますが、
これが(システム価格×減価償却率)+利息分となります。

今回は380万円を2.75%固定金利15年ローンですので利息分は841,771円です。
1年あたりだと56,119円です。

売電収入=530,000円
必要経費=(380万円×0.059)+56,119円=280,319円
雑所得=530,000円-280,319円=249,681円

20万円以上なので確定申告必要あり、という感じかと思います。

閉じる
ソーラーパートナーズ
お問い合わせ先