東芝の太陽光発電の設置基準を教えてください。
近々、外壁の塗装と屋根の葺き替えを検討しています。
これに合わせて太陽光パネルを設置しようと考えているのですが、何とか10kWを搭載したいと思い屋根の形状変更も考えています。
面積が少ないので東芝になると思いますが、それでも少し足りないので軒を張り出すことを検討しています。
お願いしている工務店さんはあまり太陽光発電には詳しくないので、東芝の設置基準を教えていただけたらと思います
インターネット上で探したデータでは東芝公式では無いところですが、
瓦棒金属屋根の場合の東芝の太陽光発電設置基準
- 傾斜:3寸勾配
- 棟:160~470mm以上
- ケラバ:250mm以上
- 軒:250~1170mm以上
とありましたがこの値は正しいでしょうか?
またこの値は絶対でしょうか?
例えば勾配2.5寸やケバラ200mmなどでは東芝の保証は得られないのでしょうか?
なおそのほかの基準は適合していると思われるのでここには記載しませんでした。
ご質問ありがとうございます。
「東芝で10kW以上の設置をしたいのだが、少し足りないので設置基準ぎりぎりで設置をしたいので、設置基準を教えてほしい」とのご質問ですね。
10kW以上で全量買取にできたらいいですよね。
まず屋根の形ですが、ケラバの事も書かれておりますので切妻屋根のような四角形の屋根と仮定して話を進めます。
結論から申しますと、東芝の設置基準では、ケラバからの必要離隔距離は200mmです。
次に棟からの必要離隔距離は勾配によって変動します。
ご指定の3寸勾配ですと470mmです。
次に軒からの必要離隔距離ですが、これは軒の出によって変動します。
考え方は架台支持部が外壁より軒側に出ないようにという事です。
ですので軒の出が450mmある場合は軒からの必要離隔距離は3寸の場合220mmとなります。
仮に軒の出が900mmとかの場合は690mmとなります。
最後に2.5寸での設置についですが、低勾配対応の架台が東芝は使えるようになっていますが、垂木固定限定の設置方式のため金属瓦棒の屋根は設置不可となります。
3寸以下の低勾配で設置希望の場合は屋根材は金属横葺板金か金属縦葺板金のどちらかのみとなります。