太陽光発電設置における瑕疵担保責任保険とはどのような意味を成すのでしょうか

Q
お客様からのご質問

太陽光発電設置における、瑕疵担保責任保険とはどのような意味を成すのでしょうか。

いわゆる、ほぼすべての施工会社さんが入っている「工事補償」という意味でしょうか?

中には、倒産しても瑕疵担保責任保険があるから大丈夫、という事を言われる会社があるようですが、調べてみるとどうも的外れ(嘘)のように思えます。

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

ご質問ありがとうございます。
「太陽光発電設置における瑕疵担保責任保険とはどのような意味か?」というご質問ですね。
太陽光発電工事の保険にはいろいろありますので、混乱してしまいますよね。

太陽光発電には、「保険」や「補償」、「保証」など似たような言葉がいろいろと出てきます。
ここでは主に「工事保険」と言われるものにはどのようなものがあるかをご説明します。

「工事保険」には、

  • 建設工事保険
  • 生産物賠償責任保険(PL保険)
  • 瑕疵担保責任保険

と大きく3種類あります。

建設工事保険

「建設工事保険」とは、工事現場で発生する事故を対象にした保険です。
住宅用太陽光発電の場合は1日~2日で工事が完了することが多いですが、その1日~2日の間に不測の事態が起きた場合に補償してくれる保険が「建設工事保険」です。

生産物賠償責任保険(PL保険)

次に「生産物賠償責任保険(PL保険)」とは、設置後に発生した事故を対象にした保険です。
例えば、屋根に取り付けた太陽光パネルが風で飛んでしまって、お隣さんの窓ガラスを割ってしまった場合などに補償してくれる保険です。

「賠償責任」という言葉が入っている通り、事故が起きて第三者に賠償しないといけなくなった部分が補償の対象となります。

工事会社が加入している「工事保険」は、「建設工事保険」と「生産物賠償責任保険(PL保険)」の2つを指すことが多いです

この場合の「工事保険」は工事会社が倒産してしまった場合には補償を受けられなくなってしまうことが一般的です。

瑕疵担保責任保険

最後に「瑕疵担保責任保険」ですが、これは工事の不具合(瑕疵)のせいで雨漏りなどが起きてしまった場合に、修理にかかる費用などを補償してくれる保険です。

瑕疵担保責任保険は、工事の途中で保険会社による検査があり、万一工事会社が倒産してしまっても、保険期間中は保険会社が補償してくれるので安心です。
太陽光発電工事の場合、一般的な保険期間は5年間です。

瑕疵担保責任保険があればとても安心であることは間違いありませんが、瑕疵担保責任保険をつけるには多額の費用がかかってしまいます。
そのため、瑕疵担保責任保険まで入っている太陽光業者はまだまだ少ないのではないかと思います。

ここでご説明した内容は、あくまでも一般的な話となります
数多くの保険会社がさまざまな保険商品を用意していますので、保証範囲や保険内容なども多岐にわたります。

商談中の会社がどのような保険に入っているかは、個別に確認されることをお勧めします

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