太陽光発電の増設を別メーカーでしたせいか系統連系立会検査の日程が決まりません。

Q
お客様からのご質問

屋根上太陽光発電1月中に増設分工事も終わり問題なく稼働しているのですが・・・

当家に太陽光発電を設置したのは、2012年12月 7.28kWでした。
そちらは問題なく運用し現在に至っています。
メーカーはQセルズ。

その後、違う業者に産業用野立を依頼。
前述の屋根設置業者が”野立の実績がない”と見積もりを辞退したため違う業者に依頼。
小さな問題はあるもののそちらもうまく運用。
現在に至っています。

その野立業者が、こうつぶやきました。
「屋根上も10kW以上なら現買取単価維持で20年買い取りがしてもらえる。」

それに乗り細かく話 を聞いてみる。
増設はOK?すでにもらった補助金は?とか思いつく疑問は全て聞き適切なる回答を得ました。

それで今年1月北側屋根に効率が悪いのを覚悟の上設置してもらいました。
東京電力宛の電力受給契約も提出してもらいました。
(大抵当たり前ですよね。)

その後、いつまで待っても連係立会検査の日取りが決まりません。
増設分発電電力も売電できていますし、今のところ実害はないのですが。
10年以降の買い取り、法的な違法性など考えると一寸引っかかっています。
夜はよく眠れますが・・・もしかしてそんな悠長な問題じゃない!?

業者にことあるごとにプッシュしているのですが、要領を得ません。
つぶやくように一言「メーカーが違うから東京電力がごねている・・・」
この一点が問題なのでしょうか。

増設分は、設備発電量、見栄え(設置面積) などからコンパクトにまとまるパナソニックにしたのでした。
233W×13枚=3.029kW

よきアドバイスがありましたらご教授ください。

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
折原太一

ご質問ありがとうございます。
「太陽光発電の増設を別メーカーでしたせいか、系統連系立会検査の日程が決まりません。何か良い方法はありませんか?」とのご質問ですね。

連系日がなかなか決まらないと本当に不安ですよね。
更に増設とのことですので、売電期間は最初のシステム連携日から20年です。
いち早く連系日を確定させたいところです。

方法としては、工事会社を通さずに直接東京電力に聞くのが一番です。
電気工事会社を通さずに、契約者ご本人が連絡をした方が、要望が通りやすいです。

その上で「増設を別メーカーでしたことは連系日の遅延の原因になるのか?」という部分ですが、別メーカーであることは関係ありません
私も東電に連絡して確認してみましたが、連系が遅れる原因は多々あるのでどの案件か確認できたら回答できますと言われております。
ですので繰り返しになりますが、いち早く東電に直接ご連絡して、申請が出ているタイミングなども確認するのが宜しいかと思います。

あまり考えたくはないですが、工事会社さんが連系の手続きを後回しにしているだけかもしれません。
連系日が早めに決まることをお祈りします。

ただこれとは別に1点気になることがございます。
今回のシステムは7.28kWの既存システムに3.029kWを増設しております。

増設分のパナソニックのパワコンがもし2.7kWであった場合は、計算上はパネルの出力合計とパワコンの定格出力の小さい方を採用しますので2.7kWの増設という計算になってしまいます。
7.28kW+2.7kW=9.98kWと10kWを超えませんので20年に買取期間が増える事はありません。
杞憂であればいいのですが・・・。

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