太陽光発電を設置する際の角度、ベタ置きか角度をつけるか悩んでいます

Q
お客様からのご質問

Fと申します。

当家は、

  • 北北東向き ガルバニウム片流れ パラペットあり
  • 北隣は防災公園 北向いの家までは約60m

という条件です。

シャープのシステムで光害と発電量低下に了承して上で、1.5寸(10度以下)の勾配に取り付けは保証対象外と存じています。
保証対象外のものとして「金属屋根は除く」というのは確認が取れており、北面にベタ置きでも架台設置でも共に保証可能と確認が取れています。

1寸勾配で北向いが約60m離れていて間に防災公園があり、その防災公園には住宅が建つ可能性がきわめて低いと考えます。
その上で北面にベタ置き、もしくは架台設置どちらにするか悩んでいます。

パラペットがあるため架台を組んで南に向けても影は出来ます。
そのため架台分の金額をモジュールに回した方が1寸の勾配なので効果的かとも思っています。

下記にシステムを記載しますのでアドバイス願います。
提案は別々の会社です。

北北東設置
モジュール:NQ-198AC 32枚 6.33kW
パワコン:JH-G1C3P
価格:約230万円
架台設置
モジュール:NQ-198AC 24枚 4.75kW
パワコン:JH-40CD3P 3回路で設置のため
架台10度(勾配が5.7度なので実質4.3度南向き)
価格:約240万円
A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

ご質問有難うございます。
以前、太陽光発電の提案を受けています。価格等含めてメリットがあるのかアドバイスお願いします
にてご質問頂いたFさんですね。

「太陽光発電を設置する際にベタ置きか角度をつけるか」についてのご質問ですね。
シャープの太陽光発電システムに絞り込んでいらっしゃるのですね。

屋根勾配1寸(角度5.7度)の北北東向きという事ですので、予測発電量の計算をしてみました。
元になるデータの日射量データが方位は30度単位、角度は10度単位しかありません。
北北東設置の場合は、南を0度として150度と165度の平均、角度は0度と10度の平均で計算をしております。
同様に架台設置の方がは、南を0度として15度と30度の平均。角度は0度と10度の平均で計算をしております。

理論上の数値ではありますが、正直北北東設置をしたことも見たこともありません。
そのため、本当にこの発電量が出るのか全く自信もありませんし、保証もできません。
パラペットの影響値はどのくらいかわかりませんので考慮をしておりません。

そうした場合、北北東設置の場合は5,978kWh、架台設置が4,774kWhとなりました。
金額が架台設置の方が10万円高いという事ですので普通に考えれば北北東設置に軍配があがります。

ただ上でも書きました通り、方位角度が北北東1寸勾配屋根設置の場合に、本当に理論発電量がそのまま出てくれるのかがわかりません。

一つの参考にして頂ければと思います。

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