来年度以降の太陽光発電の価格の動向はどうなるのでしょうか?

Q
お客様からのご質問

来年度は売電価格が30円台後半(おそらく)になるようですが、都合により今年度内はどうしても無理なので設置するとなると、はやくても来年度になります。そこで気になるのが来年度以降の設置費用の動向です。
売電価格が下がれば、設置件数が減る → パネルを含めた設置価格が安くなる。とはいかないでしょうか?
もし売電価格が37円になって、国の補助金がそのままなとしたら、今と同じぐらいの利益を得るには何%ぐらい価格が安くなれば同じぐらいになりますか?
それともう一つ、切妻屋根で南南東を向いています。充分8.5Kwはのせることができます。多結晶・単結晶・パワコンの台数・Kw単価等総合的に考えてスバリ一番オススメはどのメーカーの何Kwでしょうか?

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

ご質問ありがとうございます。

来年度の価格、気になりますよね。

太陽光発電のシステム価格ですが、一般的な商品と違い補助金との兼ね合いで決まってきます。
なぜならば今の制度上、国の補助金をもらう為には、太陽光発電システムの価格に上限設定として、1kWあたり55万円(税抜)以下、もしくは47万5千円(税抜)以下という決まりがございます。
販売する側はなるべく高く売りたいのですが、補助金がもらえないとなると当然お客様が「補助金がもらえる価格で売ってくれる会社から買います」となってしまうため、この上限価格設定に合わせて価格が下がっていきます。

ですのでどのくらいに下がるかというのは来年度の補助金の上限価格設定次第と言えると思います。

また国の補助金がそのままという事はありません。これは必ず下がるのですが、これまたまだ発表はなされていません。
2013年1月25日のブログに書かせて頂いた条件であれば、仮に補助金が下がらなかった場合、太陽光発電システムの価格が約8%程の低下であれば今と同じ位の利益になると思います。

次にご質問者様へのおすすめメーカーについてお答えします。
初期費用の増加は気にしないのであれば、ソーラーフロンティアの最大設置が一番投資回収が良くなるのではないでしょうか?
販売会社の得意不得意によっては京セラや三菱なども候補に入るかと思います。

初期費用もある程度おさえつつという事ですと、パワコン1台で上記同様の選択になるかと思います。

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