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3.6kWの太陽光発電が2.6kWくらいしか発電しませんが発電量が少ないのではないでしょうか

Q
お客様からのご質問

今年3月に「SANYO HIT(N230SJ16)3.6kW他すべて純正品」を東西の屋根に8枚8枚に分けて設置しました。

天気の良い時に発電モニターを見ていると、最高でも2.6kW位しか発電しません。
また売電電力料も月に117kWで4.800円位にしかなりません。

東西に設置時は効率約85%:3.0kW位発電すると伺いました。
発電量が少ないと思うのですが何処か不具合でも有るのでしょうか?

また、今年の横浜市の天気ではこれ位の発電量なのでしょうか?
他のお宅は如何な物でしょうか?

ご教示よろしくお願いします。

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

シミュレーションを計算してみたところ、発電量や出力は特に故障などがあるわけではなく、現在の値がおおよそ正しい数値なのではないかと思われます。

太陽光発電システムは太陽電池モジュールだけではなく、パワーコンディショナーや配線などによるロスがあるため、実際の発電力は設置容量と同じにはなりません。

年間予測発電量などを算出する際に加味されるロスは、通常以下の4つです。

  1. 太陽光パネルの設置方角・設置傾斜角度によるロス
  2. 温度によるロス
     (HITの場合の温度補佐係数によると年間約9%ロス)
  3. パワーコンディショナーによるロス
     (HITの場合の変換効率95%なので5%ロス)
  4. その他のロス
     (受光面の汚れ・配線・回路などで5%ロス)

つまりご質問者様の場合、東西に3.6kWのパネルを設置していますので、年間平均で

3.6kW×85%×91%×95%×95%=2.51kW

程度の出力になります。

発電量については、設置面の角度によっても変わりますが、ご質問者様の設置状態と横浜市の日照量をもとに計算すると、少なく見積もっても月平均で244kWh程度は発電していると思われます。

このうち117kWhを売電していると127kWhは日中に使用していることになります。

また、太陽光発電を付けたことによるメリットは、売電金額だけではなく、日中に節約している電気代も含まれます。
日中に節約している電気代は、

24円/kWh×127kWh=3,048円(都市ガス)
30円/kWh×127kWh=3,810円(オール電化)

となりますので、月8,000円程度のメリットは出ているのではないかと思います。

太陽光発電によるメリットを増やすために、日中の電気使用量を節約してみると、よいかもしれません。