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再エネ先進国ドイツに行ってきました(前編)「環境都市フライブルク」編

視察旅行でドイツに行ってきました。

かねてより行きたいと思っていた太陽光発電の先進国ドイツを視察してきました。
今回の視察ではいろいろなところを回りましたが、特に印象深かった「環境首都フライブルク」の視察レポートをお届けします。

環境首都フライブルクってどこ?

「フライブルク」と言われても、ピンとくる人は少ないかも知れません。

フライブルクは、ドイツ南西部にある人口23万人ほどの都市で、環境政策で先進的な取り組みをしていることで知られています。
ヨーロッパ自体、環境政策が進んでいますが、その中でもフライブルクは、都市環境保護キャンペーンや自治体コンクールで何度も受賞していることから、「環境首都」と呼ばれるようになりました。

フライブルクはドイツ南西部にあります。フランスとスイスの近くです。引用:Google Earth

そんな先進的な取り組みを視察しやすくするために、フライブルクでは「グリーンシティマップ」という視察用案内地図を発行しています。
今回は、このグリーンシティマップを片手に、先進的な取り組みをしている施設をいろいろと見てきました。

ドイツ南部で一番高いソーラービル

駅前にそびえるソーラービル

フライブルク中央駅の目の前にそびえるこの高層ビルは、壁面に240枚もの太陽電池モジュールが敷き詰められています。
写真では、ビルの左側の一部が太陽電池モジュールの並ぶ列となっていて、ビルのデザインにもマッチしています。

太陽光発電設備としては、南ドイツの中でも、最も高さのあるものだそうです。
このビルの太陽光発電は、毎年24,000kWh以上の電力を生み出してくれているそうです。

ただ、ビルの下層階に設置されている太陽電池モジュールに影がかかっていました。
普段の私たちの相談業務では「影になる箇所には設置しない方がいいですよ」とアドバイスしていますので、どうしても気になりました。

おそらくこちらのビルでは、単なる発電設備としてだけではなく、デザイン面や環境に対する姿勢面なども考慮した上でこのような設置にしたのだと思います。
金銭メリットという一つの見方だけにとらわれていては、こんな発想はできませんね。

ドイツらしい、おしゃれなソーラー集合住宅

カラフルな集合住宅の屋根に太陽光パネル

アパートの最上階からシースルー型の太陽光パネルが

フライブルクでは、カラフルな集合住宅が立ち並ぶ街のいたるところで太陽光発電を見かけることができました。

屋根面をまるごと太陽電池モジュールで覆ったおしゃれな集合住宅や、最上階の庇(ひさし)がシースルー型の太陽電池モジュールになっている集合住宅など、デザイン面にも配慮された太陽光発電がたくさんありました。

日本ではまだまだシースルー型の太陽電池モジュールの普及が進んでいませんが、フライブルクを見て、今後はもっと出てくるかも知れないと感じました。

世界で最も歴史のあるプラス・エネルギー・ハウス

この貯水タンクのような建築物は、「ヘリオトロープ」というフライブルクの名物ともなっている建物です。
この建物は、ロルフ・ディッシュ氏というフライブルクの建築家の住居です。
ロルフ・ディッシュ氏は、ヘリオトロープ以外にも、環境に配慮した建築物を数多く手掛けていて、さまざまな環境賞や建築賞を受賞している有名な方です。

ヘリオトロープの屋上には追尾型太陽光発電が設置されていて、小さな面積でも効率良くエネルギーを生み出すことができます。
また、この円筒形の建物自体、コンピュータ制御により回転させることができます。
寒い日には、窓がたくさんついている面を太陽に向けて熱を取り込むことができ、逆に暑い日には、断熱性の高い壁を太陽に向けて熱を遮ることができます。
このような仕組みで、暖冷房に必要なエネルギーを最小限にとどめています。

ヘリオトロープでは、消費するエネルギーの3倍以上のエネルギーを建物自体から生み出しているそうです。
「ゼロ・エネルギー・ハウス」ならぬ、「プラス・エネルギー・ハウス」というわけです。

フライブルクは自転車利用が多い

屋上に太陽光パネルのついた駐輪場


いたるところに自転車専用レーンが

自転車が本当にたくさん走っていました

フライブルクでは自転車移動がさかんです。
街を歩いていても、自転車に乗っている人をたくさん見かけます。
それもそのはずで、街の中心部は一般車の進入が禁止されているため、長距離移動するなら自転車路面電車しか選択肢がないのです。

その分、自転車で動きやすいように、自転車専用レーンが整備されていたり、駐輪場がたくさん用意されていたりします。
フライブルク中央駅のすぐそばにも、円柱型の格好いい駐輪場があります。
しかも、その駐輪場の屋上には、円形のシースルー太陽電池も設置されています。
当たり前ですが、自転車だと排気ガスも出ませんし、駐輪場の太陽光発電でエネルギーも創ることができます。
すごくエコですね。

自動車の排気ガスを減らす取り組みとしては、自動車の排気ガス規制強化よりも、自転車の活用促進の方が効果がありそうです。
ヨーロッパでは自転車活用促進に関する政策がかなり進んでいるそうですが、日本でも今後もっと広まっていくかも知れませんね。

まとめ

環境首都フライブルクを視察してみて、太陽光発電をすごく自由な発想で設置しているなぁと感じました。
しかも、デザイン性もあります。
今回ご紹介しきれなかった太陽光発電の設置事例などもいろいろとフライブルクで見てきて、日本でもまだまだ面白い導入事例が出てくることを確信しました。

日本もドイツに負けない太陽光大国に

ドイツで様々な事例を目にして、太陽光発電のさらなる可能性を感じました。
ソーラーパートナーズは、「太陽光発電の健全な普及をけん引」をミッションとしています。

地球環境と日本のエネルギー問題解決のために、頑張りたいと思います。

「ドイツでそんなに普及が進んでいるなら、自分もそろそろ考えてみようかな」という方は、ぜひソーラーパートナーズまでご相談ください。

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