太陽光発電の抑制の対応で電圧の整定値を108から109に変更することは効果があるのですか

Q
お客様からのご質問

太陽光を増設したらほぼ毎時間抑制が発生するようになりました。

中電からは電圧の制定値108から109に変更してくださいと返答がありました。
これは抑制に本当に効果がある対応なのでしょうか?

設置業者は全くなにも対応してくれませんので増設の効果もあまり感じれません。

抑制が起きた場合どのように乗り越えていけばいいのでしょうか?

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

ご質問ありがとうございます。
「増設したらほぼ毎時間抑制が発生するようになり、中電から108Vから109Vに変更するように言われたが効果があるのですか?」
とのご質問ですね。

まず太陽光発電システムが電気を売る仕組みについてご説明いたします。
太陽光発電システムはご自宅のパワコンの電圧が電線側の電圧より高いように設定する事で、通常は電線側からご自宅の方向にしか流れないはずの電気を逆流(逆潮流と言います)させることで電気を売っています。
今回は、電線側(系統側といいます)の電圧が高くなっていて、逆潮流が起こらない状態です。

パワコンの整定値を108Vから109Vに上げるという提案を中電さんから受けたとの事ですが、これは良く行われる対応です。
たった1Vの差と感じられるかもしれませんが、これにより改善されるのではないかと思います。

ただ、それでも解決されないケースもあるかもしれません。
その時は再度電力会社に問い合わせしていただくか、腰の重い設置業者さんに動いていただくことになります。

いち早く増設の効果が得られることを祈っております。

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