ソーラーパートナーズ独自の取組

最安値で売る会社は、なぜ赤字になってまで太陽光発電を最安値で販売してしまうのか?

太陽光発電最安値のホントのところ

大阪府の方から太陽光発電の相談を頂きました。
「A社とB社で同じ提案をしてもらっているのに、総額で20万以上の開きがある。
価格の安いA社は高いB社が悪いといい、価格の高いB社は安いA社が悪いと言っていて判断がつかない。
安すぎても怖いし、高く買うのも嫌なので、身動きが取れなくなって困っている。
相談にのってほしい。」
という事でした。

結論から言うと今回のケース、システム内容や金額を聞いて、
「価格の安いA社の方が安過ぎるので危ないのでは」
という回答をさせて頂きました。

最安値で販売している会社の仕入れ価格と販売価格

私たちは優良工事会社ネットワークの本部として、共同購入の窓口で各メーカーと交渉をしております。
当然、現在の仕入れ値の最安値等も把握しており、どの会社が大体いくらで仕入れをしているという事まで把握しています。

今回は

  1. 安い金額を提示していたA社がどれくらいの仕入れ値なのかを知っていたという事
  2. 別方向の確かな筋から仕入れた情報として、この会社が粗利7万円で販売するケースがある事を知っていたという事

の2点から、A社は危ないのでは、という事を伝えさせて頂きました。

粗利が7万円で事業として成り立つのか?

粗利が7万円というのは事業として成り立ちません。
仮に営業マン一人が月に5件の販売を成功させていたとして、この営業マンの月給が35万円だとそれだけで終わりです。

事業を行うには営業マンの人件費以外にも、経営陣の役員報酬や営業マン以外の事務の方の給料もかかります。

人件費だけでなく、会社の事務所の賃料もあります。
事務所の光熱費も水道代もあります。

当然、全社員の通勤にかかる交通費やお客様のところへ向かう営業マンの交通費もかかります。
給料以外にも各社員の社会保険代もあります。

諸々消耗品代もあります。
そしてもちろん広告費だってあります。

これら費用を除いた後に残るのが利益です。
この利益が源泉となり、次なる投資ができるわけです。

ではなぜ粗利7万でなんて販売してしまうのか?

ずばり資金繰りが悪いからです。

毎月毎月やってくる支払いをクリアするために、薄利でも販売をしなければならなくなっている状態になっているのだと思います。

利益をとれていない、つまり会社に剰余金がない状態にも関わらず、先月や先々月に販売した分の仕入れ額の支払いはやってきます。

例えば、200万円の太陽光発電を粗利7万で販売したら仕入れ額は193万円。
5件分でその月の仕入れの支払い額は965万円です。

先月も5件販売していて今月その売り上げがお客様から入金されたとしたら1,000万円です。
この1,000万円の入金が滞ったらこの会社の自転車操業は止まります。

滞ったら倒産です。

このような状態で潰れてしまう太陽光発電の会社が特に今年度後を絶ちません。

法外な高値で売る訪問会社もよくないですが、安すぎる値段で売る会社も良くないという事を、本当に理解してほしいと最近特に思います。

最安値で売る会社は、なぜ赤字になってまで太陽光発電を最安値で販売してしまうのか? への2件のコメント

  1. 伊妻辰彦 より:

    初投稿です、嬉しくて聞いてもらいたい話しです3月中旬サニックスさんと契約、取り付けし現在2カ月目です、売電金額が2回目の通知が42000円でした。1回目が15000円でしたのであまりの金額ですのでご報告させていただきました。

  2. ソーラーアドバイザー中村雄介 より:

    伊妻辰彦様

    コメント有難うございます。
    そしておめでとうございます。
    10kW超えてるのでしょうか?凄いですね。
    ますます発電する時期ですのでもっと増えそうですね。
    曇りの日や雨の日にイライラしないように気を付けるようにしないとですね。

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