ソーラーパートナーズ
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ソーラーフロンティア 太陽光発電の相場価格・特徴を丸はだか!

太陽光発電のメーカー選びでお悩みではないでしょうか?

今回は、国内メーカーのソーラーフロンティアの太陽光発電に関して、相場価格や特徴を解説いたします。

ソーラーフロンティアとはどんな会社?

ソーラーフロンティアは出光興産株式会社の100%子会社の太陽光発電システムメーカーです。
昭和シェル石油が太陽電池の研究をはじめたことをきっかけとして、2006年に昭和シェルソーラー株式会社が設立されました。
2010年にソーラーフロンティアに社名変更し、2019年昭和シェルと出光興産が合併することにより、現在は出光興産の100%子会社となっています。

ソーラーフロンティアの太陽光発電の人気は?

現在の日本の住宅用太陽光発電市場において唯一シリコン系のパネルではなく、化合物系と呼ばれる製造の仕方が全く違うCIS太陽電池を採用しています。
国内メーカーの中では群を抜いてkWあたりの価格が安く、発電量も多いため野立ての産業用でも人気が出ました。住宅用でも性能が良いのに安いというポジションで2016年にはシェア10%を超えて各社の提案メーカーの1つには必ず入ってくる時がありました。
しかしさらに価格が安い海外メーカーの性能が年々上がってくるにつれ徐々にシェアを落とし、現在は全盛期の10分の1以下のシェアとなってしまっています。非常に特殊なメリットとデメリットがここまではっきりしているメーカーはないので、メリットでデメリットをカバーしきれなくなってしまったというのが要因だと思います。

ソーラーフロンティアの太陽光パネル生産撤退について

ソーラーフロンティアは2022年6月を目途に、宮崎の国富向上で生産しているCIS太陽電池モジュール(太陽光パネル)の生産から撤退すると発表しました。

他社からのシリコン系結晶パネルをOEM調達し、太陽光発電システムの販売自体は継続することもあわせて発表しています。

なぜ生産撤退にまで至ってしまったのか、メリットデメリットの章で詳しく解説したいと思います。

ソーラーフロンティアの相場価格

この相場価格は、陸屋根、瓦屋根、特殊工法などを含む全国の平均価格です。
太陽光発電はオーダーメイド商品で、設置条件や地域によって価格が異なります。
こちらの価格は参考程度にご確認下さい。

他のメーカーの相場価格一覧はこちら »

2021年1月改定
メーカー
(型式)
変換効率設置容量
(パネル枚数)
相場価格
(税込)
相場kW単価
(税込)
収支
ソーラーフロンティア(標準タイプ)
SOLAR FRONTIER

(SFK185-S)
15.1% 6.11kW (33枚)154.2万円25.2万円/kW 収支を確認 »
5.18kW (28枚)136.0万円26.3万円/kW 収支を確認 »
4.07kW (22枚)110.9万円27.3万円/kW 収支を確認 »
3.33kW (18枚)94.1万円28.2万円/kW 収支を確認 »
ソーラーフロンティア(smaCIS)
SOLAR FRONTIER

(SFM110-R)
13.9% 6.05kW (55枚)151.6万円25.1万円/kW 収支を確認 »
5.06kW (46枚)131.8万円26.1万円/kW 収支を確認 »
4.40kW (40枚)119.0万円27.1万円/kW 収支を確認 »
3.08kW (28枚)86.4万円28.0万円/kW 収支を確認 »
その見積り、ホントに特別価格?
価格の妥当性相談 受付中

太陽光業者の中には『特別価格』『モニター価格』というお得感のある言葉を使って、実際には大して安くない提案を行っている会社がいます。

他にも、太陽光発電と一緒にオール電化や蓄電池を提案している会社が、太陽光を安くしてオール電化や蓄電池をかなり高額にするケースも見られます。

ソーラーパートナーズではそのような悪徳業者に騙される人を一人でも減らし、太陽光業界を健全にするために『価格の妥当性相談』を受け付けています。

『価格の妥当性相談』は、お客様の見積価格が妥当かチェックするサービスです。
全国から集められた太陽光発電の価格情報と照らし合わせ、妥当な価格で提案が出ているかをチェックします。
あまりに高額な提案を受けている方にはクーリングオフをおすすめすることもあります。
設置後に後悔しないために、ぜひご利用ください。

ソーラーフロンティアのメリット

メリット1
世界に誇る純国産のCIS太陽光パネル

世界に誇る純国産のCIS太陽光パネル ソーラーフロンティアは昭和シェル石油株式会社の100%子会社として1993年に事業をスタートしCIS薄膜系太陽電池の研究を始め、2006年に事業化を実現しています。

ソーラーフロンティアは、太陽光メーカーの中では数少ない国内生産をしている国内メーカーです。
宮崎に工場を持ち、1年間で1GWの生産ができる体制を整えており、2015年4月からは、年間生産能力150MWの東北工場が稼働開始しています。

CIS薄膜系太陽電池は一般的なシリコン系太陽電池とは一味違った黒を基調とするパネルで、2007年にはグッドデザイン賞特別賞を受賞。

メリット2
高性能で発電量が多いのに安い

太陽光発電は発電する電気の量で金銭的メリットが決まるため、発電量が重要です。
全メーカーを4kWで統一した時の年間予測発電量を比較したのが下のグラフです。

年間予測発電量 ソーラーフロンティアの年間予測発電量は1位で、高性能グループの中では値段も一番割安です。
ソーラーフロンティアのCIS太陽光パネルには光照射効果と言って、出荷太陽光を浴びたあと出力が上がるという珍しい特性があるのが一番の理由です。

これだけ見るとソーラーフロンティアが一番良いメーカーと思えてしまいますが、そうとは言えないところが難しいところです。

ソーラーフロンティアのデメリット

デメリット1
発電効率は低いのでかなり広い屋根が必要

一番目のグラフは4kWにシステム容量を統一した時の年間予測発電量を比較したグラフですが、このグラフはその4kWを設置するのに必要な面積をメーカーごとに表したものです。

京セラのサムライとソーラーフロンティアの必要面積が多いのわかります。

4kWに必要な面積

京セラのサムライはそもそも変換効率を求めたものではなく、デザイン性を重視したパネルです。
他の太陽光パネルと比べても1枚当たりの大きさが圧倒的に小さくなっており、複雑な屋根に綺麗に無駄なく設置する事を目的としています。
そのサムライとほぼ同じ面積が必要となってしまうのがソーラーフロンティアの1つめのデメリットです。

デメリット2
パネルが重い

現在ソーラーフロンティアの最新のパネルが190Wで1枚18.5kgです。
そして比較対象としてカナディアンソーラーの最新のパネルは375Wで1枚20.5kgです。
カナディアンソーラーが14枚設置で5.25kW、パネル総重量287kgとなるのに対し、ソーラーフロンティアは27枚設置で5.13kWと若干容量小さいにも関わらず、パネル総重量は499.5kgと倍近い重さになってしまいます。

ここで1つ目のデメリットの合わせ技でこの2つ目のデメリットがきいてきます。ソーラーフロンティアは容量を稼ぐためには変換効率が低いので設置枚数が多くなります。結果として総重量は重くなるのです。

ソーラーフロンティアについて一番多い質問

Q
影に強いから曇りや北面でも発電するって聞いたんだけど…
A
他のパネルと同様に発電量は低下します。
回答者
中村 雄介

これは影に強いという話と日射量が少ない曇りや北面がどこかで合体してしまった話だと思われます。
確かにソーラーフロンティアのCISパネルは他の結晶シリコン系パネルに比べて影に強いです。
どう影に強いかというと、一部の太陽光パネルが影で遮られても影響が少ないという特徴です
ただ、一部に影が落ちるのと曇りや北面で日射量が低いというのとは全く話が違います
曇りの日や北面は南面に比べて暗くなっているので、影が落ちているように見える事から影に強いソーラーフロンティアというような話にどこかですり替わってしまったものと思われます。
北面は影が落ちているのではなく、日が当たっていない(日射量が少ない)ので、いくらソーラーフロンティアでも日射量が少なければ当然発電量は小さくなってしまいます。

ソーラーフロンティア太陽光発電を設置した方の口コミ・評判

ソーラーパートナーズ認定企業でソーラーフロンティアの太陽光発電を設置した方のお客様の声をいくつかご紹介します。

ソーラーフロンティアを選ぶべきなのはこんな人

ソーラーフロンティアが特におすすめなのはこんな人です。

屋根面積がかなり大きい人

ソーラーフロンティアはkW当たりの発電量は優れていますが、㎡あたりのkW数は稼げないメーカーです。ですからある程度のkW数をかせぐことのできる屋根面積の大きい家であればメリットを享受できます。

どうしても影の影響がでてしまう人

ソーラーフロンティアは化合物系パネルとしての影がパネルの一部にかかっても、シリコン系パネルよりも落ち込みが低く抑えられます。

太陽光発電システムは影のかからない場所に設置することが原則ですが、どうしても一定時間電柱の影がかかるなどの場合には、ソーラーフロンティアは発電量の低下を一番抑えられますのでオススメです。

ソーラーフロンティアを選ばない方がいい人

選ばない方がいいというのは語弊があるかもしれませんが、他の選択肢も合わせて考えた方がいいのはこんな人です。

屋根面積が小さめの人

選ぶべき人のところにも書きましたが、ソーラーフロンティアはシリコン系パネルの他メーカーと違い、化合物系パネルです。同じkWを設置できるのであればそこから得られる発電量も大きく、かつ割安なのでオススメなのですが、シリコン系のパネルと比べて同じkW数を設置するのに必要な屋根面積がかなり大きくなります。

つまり屋根面積が限定される場合には設置容量が小さくなってしまうためオススメできません。

自宅の屋根に設置するものですから毎日のように目にします。見るたびに何十年もずっと不安をひきずるのはあまりに体によくありません。

重さが気になる人

屋根上に設置する太陽光パネルは一戸建ての構造計算に影響を及ぼすほどの重さではありません。

しかしその中でもソーラーフロンティアのパネルは㎡当たりの重さが大きいです。そして㎡あたりのkW数が小さいため、結果として大きい容量を設置する場合する場合は全体でかなりの重量になってしまいます。

毎日屋根をみるたびに、重さが気になるというようであれば精神衛生上もよくありませんので、何十年と使うものですから別メーカーにした方がよいかもしれません。

まとめ

ソーラーフロンティアの特徴をまとめると、以下のようになります

・世界に誇る純国産のCIS太陽光パネル

・高性能で発電量が多いのに、安い

・発電効率は低いので、かなり広い屋根が必要

ソーラーフロンティアは他の結晶系太陽光パネルとは違った化合物系ということもあり、独特の見た目と強みで一部の太陽光発電マニアでは非常に人気があります。
ただ、生産撤退も発表されましたので、今後結晶シリコン系のパネルを使ったシステムを発売してきた時にどのような人気になるのか気になるところです。

複数のメーカーで比較して、ご自身に一番合った太陽光メーカーを見つけていただきたいと思います。

最適な太陽光メーカーに必要なのは豊富な選択肢

お客様に最適な太陽光メーカーを選択していただくために、ソーラーパートナーズに加盟している太陽光業者は複数メーカーが提案可能な会社のみに限定しています。
『3メーカー以上の取扱い』という厳しい審査基準をあえて設けることで、太陽光発電に精通している業者しか加盟できないようにしています。

1つの太陽光業者の複数メーカーの提案を比較する事で、お客様はご自身に一番合った太陽光メーカーを選ぶことが出来ます。
複数メーカーの見積り希望の方は、お気軽にお問い合わせください。