京セラが太陽電池セルの電極構造で特許獲得
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京セラが太陽電池セルの基幹部品であるセルの電極構造について、国内特許を取得したと発表しました。
太陽電池セルの表面には、発生した電気を取り込むために縦横に電極線を埋め込んでいますが、京セラは2004年に横の電極線を従来の2本から3本に増やすなどした独自技術を開発して、新製品を同年末から生産を始めました。
その後他のメーカーも追随し、現在国内の結晶系太陽電池市場の約6割を3本構造が占めているとしています。
今回特許を取得したことで、今後は類似している製品を製造・販売しているメーカーに対し、特許侵害を警告し、ライセンス料支払や販売差し止めを求めていくとありました。
これは驚きです。
パッと思いつく3本電極のメーカーはシャープ、三菱、パナソニック、サンテックパワー、カナディアンソーラー。
どこまで特許侵害が認められていくのかこれから要チェックです。