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2社から受けている提案が真逆!?太陽光発電の提案、どちらが本当なの?

大阪府の方から太陽光発電のご相談を頂きました。
「図面で見積を出してもらったら各社言う事が違っていた。
その中の2社に現地調査をしてもらったにも関わらず、さらに言う事が違うので、もう誰を信用していいかわからないので相談に乗って欲しい」

との内容です。

もし「図面だけで見積もりを作ってもらって、各社言う事が違うのでどうしたらいいか」というご相談であれば、「現地調査してもらわないと本当の所はわからないですよ」とアドバイスをするところです。
ただ、現地調査してもらったにも関わらず言う事が違うとなると話は違います。

ミスをしているか嘘をついているか

実際に現地調査をして言う事が違うとなると、考えられる事は

  • どちらかがミスをしているか
  • 嘘をついているか

です。

今回、A社がパナソニックをすすめてきており、B社が東芝をすすめてきているとの事でした。
A社が「東芝だと16枚しか乗らないが、パナソニックだと18枚乗る」と言っています。
ところがB社ですと全く逆で、「東芝だと18枚乗るがパナソニックだと16枚しか乗らない」と主張し合っているとの事でした。

メーカーのパネルのサイズ・設置基準の違い

正直ここまで真逆の主張をしているという事は、どちらかのミスというよりもどちらかが嘘をついて、自分の進めているメーカーを販売しようとしているように思います。
パナソニックと東芝のパネルの大きさはそこまで大差ありません。

  • パナソニック 1580mm × 812mm
  • 東芝 1559mm × 798mm

つまりパナソニックの方が横幅が約2cm、縦幅が約1cm大きいだけです。

こう考えると、パナソニックの方が東芝よりも設置数が多くなるという事はなさそうな気がしますが、必ずしもそうとは限りません。
ここに併せてメーカーがそれぞれ定めている設置基準との関係が出てきます。
これが各メーカーで一律ではないのでややこしくなります。

切妻や片流れではパナソニック、寄棟では東芝

パナソニックと東芝は太陽光パネルの発電効率(変換効率)で常に首位を争うトップメーカーです。
ですので常に競争する形になるのですが、正直同じ枚数乗るのであれば性能的にはどちらでも良いと思います。
甲乙付け難いです。

ただ切妻や片流れなどの屋根ではよくパナソニックの方が設置枚数が多くなり、寄棟屋根であると東芝の設置枚数が多くなる傾向があります。

これはそれぞれ、

  • (屋根の端の部分)
  • 隅棟(寄棟屋根のななめの部分)

までの余白の取り方が違うからです。

パナソニックの方が棟までの余白の取り方が東芝よりも基準が厳しくなく、東芝の方が隅棟までの余白の取り方がパナソニックより厳しくないです。

ミスではなく嘘でした

今回のご相談者の方の屋根形状は変形の切妻というような形状でした。
切妻屋根(本を開いておいたような、昔からある長方形の2面の屋根)は通常南側の屋根が長方形の1面ですが、そこに段差がついて2面に分かれているという形をしていました。

そうなると東芝の方が枚数が多くなるという事はなかなかありません。
やはり2面に分かれていて小さい方の面に6枚設置する事になっているのですが、東芝の基準ですと棟までの余白の取り方から4枚しか設置する事ができないのが正解でした。
つまりB社が嘘をついている、という事がわかりました。

まとめ

今回のケースは、B社が東芝を売りたくて嘘をついてパナソニックを潰しにかかったという事ですので悪質です。
ここにそもそもの知識不足による勘違いや、ミスなども入ってくると本当に判別がつかなくなってきます。

先日などもとある他社提案メーカーを潰すために、野地板の合板に隙間があるのでこれだとこのメーカーしか設置できないと嘘をついて販売している会社がある事も耳にしました。
設置したいメーカーが設置できないと言われて納得できない場合は一度ご相談ください。
お調べ致します。

2社から受けている提案が真逆!?太陽光発電の提案、どちらが本当なの? への2件のコメント

  1. 山口 昇 より:

    一年位前にソーラーパートナーで紹介を受けた業者に切妻屋根に6×4=24枚を東芝で見積りをお願いしたら妻側の余剰寸法が足りないのでメーカー保証が受けられないので20枚しか乗せられませんと言われました、他の提案を頼んだら対応が悪いので地元の業者にお願いしたら24枚乗せて保障も受けられて現在も何の問題も有りません、埼玉のカタカナの業者でしたが使用メーカーで対応がかわるのでしょうか?

  2. ソーラーアドバイザー中村雄介 より:

    山口 昇様

    コメントありがとうございます。

    屋根とパネルとの余白の取り方の話であると思います。
    メーカーによって余白の取り方が違いますので、提案メーカーによってはパネルの大きさがほぼ同じでも設置枚数が変わってくることはございます。
    仮に提案メーカーが同じでも今回のケースのように乗せられないという会社と乗せられて、保証もおりるという会社が出てくるのもよくあるケースです。

    この場合の理由は2点考えられます。

    1. どちらかの会社が屋根の寸法を誤って計算している場合
    2. 規定を少しオーバーしているが写真の撮り方等で保証はおろしてもらっている場合

    この辺は少しグレーゾーンでお客様がたくさん設置したいという希望を叶えるか、それでも色々とメーカーが計算して作った規定を今後の家への負担を考えて融通を利かさないのか、どちらも理解はできるので悩ましい所です。

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