太陽光発電には蓄電池よりも電気自動車?ガソリン車とEVの燃費やコストを比較

日産リーフ

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このようなご案内を聞いている方は複数社からのお見積りを比較してみることを強くお勧めします。

太陽光発電と蓄電池をセットで購入する人が急増

蓄電池が安くなってきたこと、2019年問題(いわゆるFIT卒業)の話が聞かれるようになってきたこと、自然災害による停電などが頻発していることから太陽光発電と蓄電池をセットで導入する人が増えています。

しかしながら、太陽光発電システムと一緒に導入するなら蓄電池ではなくEV(電気自動車)の方がお得かもしれない事を解説したいと思います。

電気自動車の王道 日産リーフの脅威のスペック

日産リーフ
車種 日産リーフ S
全長 4,480mm
全幅 1,790mm
全高 1,540mm
最小回転半径 5.2m
駆動方式 前輪駆動
最高出力 110kW/3283~9795
最大トルク 320Nm/0~3283
価格(税抜) 2,917,000円

車に詳しい方が見るとわかるのですが、日産リーフはこのコンパクトなボディなのにこの最高出力と最大トルクは驚異的です。

同じ大きさのガソリン車で最高出力と最大トルクが一番大きいのは探した限りではベンツのB180という車でした。
いわゆるベンツBクラスと呼ばれるシリーズです。

img-76195-mercedes_benz_b180-01 メルセデス・ベンツB180
メルセデス・ベンツB180
車種 メルセデス・ベンツB180
全長 4,400mm
全幅 1,785mm
全高 1,545mm
最小回転半径 5.2m
駆動方式 前輪駆動
最高出力 90kW/5000
最大トルク 200Nm/1250~4000
価格(税抜) 3,640,000円

同型ガソリン車よりもリーフの方がパワーが強いのがわかります。
じつはこのベンツの金額は364万円(税抜)ですのでリーフ Sの291.7万円(税抜)よりも高額です。

電動自動車とガソリン車の価格比較

この記事では蓄電池とEV(電気自動車)の比較をしますが、その前にまずリーフと同スペックのガソリン車の価格を比較し、ガソリン車から電気自動車にする事でどのくらい金額が高くなるかを検証したいと思います。

しかし上で書いたようにリーフはコンパクトなボディに比してかなり強いパワーを持っている車なので、同じ大きさのガソリン車とリーフとではリーフが圧倒的に性能が優れているのでパワーの比較ができません。

しかしいくらパワーが強いと言っても、同じパワーを持つエルグランドなどの大型車とリーフを比較検討して購入するという事は想像しづらいので、やはりパワーは置いておいて同じ大きさのガソリン車と金額比較をしたいと思います。

リーフと同じ日産で現在一番売れているノートe-powerがちょうど大きさが似ていますしパワーもかなり大きいのでこちらを対象車として比べてみます。

img-76195-nissan_note-01 日産ノート
日産リーフと日産ノート 車両代比較
車種 日産リーフ S
電気自動車
日産ノートe-power S
ガソリン車
全長 4,480mm 4,100mm
全幅 1,790mm 1,695mm
全高 1,540mm 1,520mm
最小回転半径 5.2m 5.2m
駆動方式 前輪駆動 前輪駆動
最高出力 110kW/3283~9795 80kW/3008~10000
最大トルク 320Nm/0~3283 254Nm/0~3008
価格(税込) 3,150,360円 1,901,880円

日産リーフと日産ノートの価格差は1,248,480円で日産ノートの方がかなり安いです。
日産ノートが売れている理由がわかります。

電動自動車とガソリン車の燃料コスト比較

次に燃料コストの比較です。

日産リーフと日産ノートe-power 燃費比較
車種 日産リーフ S
電気自動車
日産ノートe-power S
ガソリン車
JC08モード燃費 120Wh/km 37.2km/ℓ
実燃費※JC08の70% 84Wh/km 26.04km/ℓ
電気代・ガソリン代単価 17.46円/kWh※1 150円/ℓ※2
1km走行あたり費用 1.46円※3 5.76円※4
1年間燃料費 6,509円 25,574円
5年間燃料費 32,545円 127,870円

※1 買電単価17.46円/kWhは東京電力のスマートライフプラン (オール電化向けプラン)
※2 ガソリン代150円/ℓは2018年11月現在の平均
※3 日産リーフ1km走行あたり費用=84Wh/km × 17.46円/kWh ÷ 1000Wh/kWh
※4 日産ノート1km走行あたり費用=150円/ℓ÷26.04km/ℓ
一般社団法人日本自動車工業会によれば実燃費は公表数値の約70% との事ですので、7掛けで計算。
月間平均走行距離370kmで計算。一般社団法人日本自動車工業会調べ

リーフは電気代、ノートはガソリン代ですが1年あたりですと19,065円、5年あたりですとリーフの方が95,325円安くなります。

電動自動車とガソリン車のその他費用比較

次にいわゆる維持費と言われるものを比較します。
車両代、日々の燃料代以外にかかる費用です。

まず大きいのは日産リーフには国と東京都から補助金が合計60万円でます。
日産リーフも日産ノートも自動車取得税や重量税は軽減で免除されているのですが、自動車税は1年間で5,000円の差額があります。

またリーフはエンジン自体がありませんので、約1年に一回必要なエンジンオイルの交換代がかかりません。

日産リーフと日産ノートe-power その他コスト比較
車種 日産リーフ S
電気自動車
日産ノートe-power S
ガソリン車
コスト 自動車取得税・重量税 0円 0円
自動車税/1年あたり 29,500円 34,500円
オイル交換/1年あたり 0円 5,000円
自動車税/5年あたり 147,500円 172,500円
オイル交換/5年あたり 0円 25,000円
補助金 国 補助金 -400,000円 0円
東京都 補助金 -200,000円 0円
合計 -452,500円 197,500円

補助金の影響がかなり大きく、その他コストは日産リーフのほうが65万円もお得になります。

電動自動車とガソリン車の5年総額費用比較

車種 車両代 燃料費 その他コスト 合計
日産リーフ S
電気自動車
3,150,360円 32,545円 -452,500円 2,730,405円
日産ノートe-power S
ガソリン車
1,901,880円 127,870円 197,500円 2,227,250円
差額 1,248,480円 -95,325円 -650,000円 503,155円

上記3つの比較を合計すると、車両代で1,248,480円高かったリーフですが、補助金やランニングコストのおかげでその差額が、503,155円まで縮まりました。

つまり日産ノートe-powerではなく日産リーフを購入する事による5年間トータルでの費用総額は50万円高いという事がわかりました。

リーフを蓄電池に見立てると40kWhの蓄電池が50万円で買える衝撃価格になる

これまでの解説で、同じクラスのガソリン車との5年トータル費用の差額が50万円である事がわかりました。

リーフを蓄電池付き自動車と見た場合には、蓄電容量40kWhの蓄電池を50万円で買うことと等しくなります。

これは実はかなり衝撃的な価格です。
現在、蓄電池の一番売れ筋で大きな容量のものは9.8kWhですが、設置工事代とあわせて150万円を切るなどと言うことはありません。
蓄電池では1kWhあたり15万円を切ることは無いという事です。

ところが、リーフであれば1kWhあたり1万円ちょっとになります。
いかに破格かがおわかり頂けると思います。

電気自動車を蓄電池と同じ用途にするにはV2Hが必要

じつは、電気自動車を購入するだけでは蓄電池と同じような使い方はできません。
なぜなら蓄電池は電気を貯めておいて後で利用する用途のものですが、電気自動車は当然ながら、蓄えた電気で車を走らせることに使用するものなので、車に貯まっている電気を非常時に別の用途で使うことができないのです。

電気自動車を蓄電池と同じように使用するためには、通常の充電スタンドでは無くV2Hというシステムを入れる必要があります。

電気自動車を蓄電池にできるV2H solar-partners.jp

2012年に世界で初めてV2Hシステムを開発した、京都が本社のニチコン株式会社ですが、2018年9月27日に本体価格39.8万円のV2Hシステムを発表しました。

V2Hの設置工事代を15万円と見た場合、V2Hの費用は税込みで59万円です。
ここに日産リーフと日産ノートの差額の50万円を足すと、109万円で40kWhの蓄電池が手に入ることになります。

さらに進化させるにはトライブリットシステムという選択肢もある

非常時や車を使用していない場合は、上記のV2Hシステムで問題ありませんが、当然のことながら日中に車を使用してしまうと太陽光発電システムで発電した電気を電気自動車へ充電することはできません。

電気自動車も普段使いで乗りたい、さらに太陽光発電システムで発電した電気は 売電せずに貯めて朝晩などで使いたいという方は『トライブリットシステム』を導入すれば可能になります。

トライブリットシステムは太陽光発電と蓄電池と電気自動車をつなぐシステムです。

まとめ

蓄電池の代替として電気自動車が割安だから、わざわざ車を買い替えるというのは本末転倒ですが、太陽光発電システムを設置するというタイミングと、いざという時のための備えとして蓄電池を導入したい、車をそろそろ買い替えようかなというタイミングが一致した方で、かつ車に求める機能、大きさなどの希望が合致する方には間違いなく電気自動車(EV)はお勧めです。

車庫に1台分の余裕がある方は、中古のリーフを蓄電池代わりに購入するというのも1つの選択肢になると思います。

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(2018年12月10日更新)

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