太陽光発電のメリットが5つ書いてありますがメリットを実感できません

Q
お客様からのご質問

ソーラーパートナーズさんの太陽光発電のメリットに
5つ書いてありますよね?
(1)環境に良い
これは地球規模の事ですが・・
(2)電気代を削減できる。
それ以上に太陽光発電の設置費用がかかると思います。
(3)余った電気を売る事ができる。
ごく僅かな金額だと思いますが・・
月に約いくら位の電気が売れるのでしょうか?
350万位かかると月3万無いと回収できないし
3万あっても、それ以上ないと黒字にはならないと思います。
(4)補助金の支給
ごく僅かですね・・
(5)災害の備えになる
蓄電器が無ければ夜間は使えないと思います。
これを見て、メリットあるのかなと??
感じたのは私だけですか??

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

太陽光発電のメリットというのはなかなかイメージしにくいものだと思いますので、一点ずつ少し詳しくご説明いたします。

【メリット1:環境に良い】
これは確かに地球規模のお話です。太陽の光を電気に変える際、二酸化炭素を排出しないとてもクリーンなエネルギーですので、環境に優しいことがメリットとなります。お子様がいらっしゃるご家庭では、お子様たちの未来を考えて導入を検討している方もいらっしゃいます。

【メリット2:電気代を削減できる】
【メリット3:余った電気を売ることができる】
この二つのメリットで得られる収入で設置にかかった初期投資を10年~15年程度で回収できる家庭にはメリットが出てくるかと思います。屋根の面積や生活スタイルなどによってはメリットが出ないご家庭もあります。太陽光発電システムの導入を検討される際は家庭ごとの条件を正しく判断し、回収シュミレーションをたててから決定されることをお勧めします。

例えば昨年度の平均設置システム容量4kW近くでSANYOのシステムを設置した場合で考えてみます。 システム1式+基本工事費で現状ですと約235万円(税込)程度になります。国から約19万円の補助金が受けられますので、実質負担は216万円になります。月の電気使用量が平均10000円のご家庭で昼間の使用量が約2割くらいの場合、売電と昼間の電気代によるメリットは毎年16.7万円になります。10年後の売電価格が42円から24円に下がったと仮定して、約14.6年で初期投資の回収が終了します。15年目以降は毎年10.5万円がメリットになります。途中、システムの一部の交換があったとしても、太陽光パネル自体は20年~30年持つ商品ですので、十分メリットが得られるかと思います。また、この価格より安くご購入できたり、補助金を都道府県・市区町村から受けられた場合は、初期投資の回収は更に短くなります。

【メリット4:補助金の支給】
補助金の支給額は地域によってかなり差があります。補助金額は年々下がっていく傾向がありますので、補助金の恩恵を受けるためには、早めの導入の方がよさそうです。

【メリット5:災害時の備え】
太陽光発電は夜間に機能するものではありません。しかし、停電がしばらく続くような状況では、昼間だけでも電気の使用が一部できるということはかなりメリットとなります。テレビを見たり、携帯電話の充電ができるなど、震災時に太陽光発電システムが活躍したという話を多数聞いていおります。

以上のように、メリットがあるかないかという判断基準は個人個人違うので一概には言えませんが、一定の条件がそろっているご家庭に関しては設置をして損をすることはないシステムではないかと思います。

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