卒FIT後の太陽光発電の買取メニュー続々と発表 シェアリングエネルギー8円/kWh スマートテック10円/kWh

2019年の売電価格に関する情報はこちら solar-partners.jp

卒FIT後の買取価格の発表が続いています

2018年11月1日株式会社シェアリングエネルギーが、2019年11月以降に余剰電力買取期間が終了する、いわゆる『2019年問題』対象者の方々を対象に、太陽光発電の余剰電力(ご家庭で使い切れずに余った電気)を8円/kWhで買い取ると発表しました。

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余剰電k力買い取りサービス|シェアでんき

その他にも、既に株式会社スマートテックが10円/kWhで買い取るメニューを発表しており、電力小売事業者の株式会社エネットと提携する株式会社NTTスマイルエナジーも具体的な金額は決まっていないものの、卒FITそつふぃっと後の買取を行うとの発表をしました。

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SMART FIT|スマートテック

今後も続々と各社が卒FIT対象者向けの買取メニューを発表してくるのは間違いありません。
この記事では、既に太陽光発電を設置していて今後卒FITを迎える方が、いつ、どのように売電先を選んでいくべきか、解説します。

卒FITそつふぃっと』とは?

固定価格買取制度(FIT)の対象期間10年間(10kW以上は20年間)、いわゆる売電期間を終えて、売電先、売電金額が自由・相対契約に切り替わること。

2019年問題は卒FIT後の売電価格の問題

じつは2019年に、2009年度に運転開始したものと、それ以前から運転開始しているものを合わせると、56万件の住宅用太陽光発電の電力売電期間が終了し今までと同じ金額で売電することができなくなります。
これがいわゆる2019年問題です。

住宅用太陽光発電の累積導入量

2015年2月19日 「太陽光発電の現状と展望」自由民主党 再生可能エネルギー普及拡大委員会での説明資料| JPEA 太陽光発電協会

ただ、
2019年に売電期間が終了する住宅用太陽光発電は、もともと2009年に売電が始まった人ですので、終了するのは当然です。
何が問題なのかというと、売電価格が決まっていないことが問題なだけで、特段大きな問題ではありません。

この、決まっていなかった売電期間終了後(卒FIT後)の売電価格のメニューがここ最近続々と発表されてきているのです。

2019年問題の詳しい解説 solar-partners.jp

つまり、2019年問題はこれから太陽光発電を設置する人には当面は全く関係ありません。
ただ、太陽光発電の寿命は20年以上と言われており、売電期間が終了する10年後以降も当然使用できます。
つまり、卒FIT後にどのような売電メニューがあるかを把握しておくことで、卒FIT後の収益をより具体的に把握できるようになるので、これから設置する人にとっては非常に嬉しい情報なのです。

卒FIT後は売電先の電力会社を新たに選ぶ必要がある。

売電期間中と卒FIT後で電気の使い方は変えたほうがお得になる

まず前提として、太陽光発電で発電した電気の使い道は以下の2つです。

  • 太陽光発電の電気を自宅で使う(自家消費)
  • 余った電気をどこか売る(売電)

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売電期間中の売電価格が高い間は、自家消費を減らし売電量を多くするしたほうがお得です。

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卒FIT後に売電価格が安くなると、自家消費を増やし売電量を多くしたほうがお得になります。

卒FIT後も必ず引き続き売電を行うことになる

売電価格下落を軽減する方法として、有効なのが電気の自家消費です。
当然、売電をする分の電力を自家消費すれば、売電価格下落の影響はありません。

自家消費量を増やすための方策としては以下の3つがあげられます。

  • 蓄電地の導入
  • エコキュートの昼間利用
  • 電気自動車への充電
蓄電池とエコキュートについてはこちら solar-partners.jp
カテゴリ: 蓄電池

しかし、いずれの方法で自家消費量を増やそうとしても、エコキュートのお湯を沸かす必要がない時や、蓄電池が満充電の時、電気自動車が走行中の場合など、どうしても太陽光発電の電気を売電するしかないタイミングが発生します。
そのため、「卒FITを機に、これからは太陽光は自家消費するぞ!」と意気込んでいたとしても、原則的には必ず売電は続けることになります。

今まではほぼすべての方が東京電力や関西電力などの大手電力会社に売電をしていましたが、卒FIT後は大手電力会社が魅力的な価格での買取をしてくれるとは限りません。
卒FITを迎える方はご自身で売電先を選んで売電先を再契約をする必要があります。

東京電力などの大手電力会社の買取メニューは2019年4月以降に発表予定

経済産業省 資源エネルギー庁は、東京電力などの大手電力会社に対して、具体的な卒FIT後の買取メニューを発表するように通達をしています。
通達によると、大手電力会社は極力2019年1月~3月の間に、遅くとも2019年4月~6月の間にはメニューを発表することになっています。

一方で、大手電力会社以外の一部の電力小売事業者(新電力)が「大手の買取価格発表前に契約をしてもらおう!」という考えもあってか、前述したように、いち早く買取メニューを発表しています。

今後も各電力小売事業者が続々と卒FIT後の買取メニューを発表してくると思われます。

売電先を焦って決める必要はない

いち早く動き出した電力小売事業者はギフト券のプレゼントや期間限定でのサービスなども用意していて積極的に営業活動をしていますが、まだまだ焦って売電先を決める必要はありません。
なぜなら、一番早く卒FITを迎える方でも売電期間が終了するのは2019年11月と十分余裕があるからです。

2019年6月頃には東京電力、中部電力、関西電力などの大手電力会社の買取メニューも明らかになる予定ですので、電力会社の買取メニューが出そろってから判断するのが賢い方法です。

経産省の『どうする?ソーラー』がメニューを掲載予定

2018年10月25日、経済産業省資源エネルギー庁が住宅用太陽光発電設備の買取期間満了を迎える、いわゆる2019年問題対象者向けの情報提供サイト「どうする?ソーラー」を開設しました。

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どうする?ソーラー|経済産業省資源エネルギー庁

各社の買取メニューについても随時掲載予定という事ですが、省庁という立場上、あくまで各社のプランを列挙するだけで、どの電力会社が一番お得か、自分に合っているかといった解説までは期待できません。

経済産業省の卒FIT対策ページの解説はこちら solar-partners.jp

ソーラーパートナーズは卒FIT後の各社の買取メニュー比較ページを作成中です

そこで、ソーラーパートナーズでは、各社の買取メニューの比較と、様々な条件にあわせて、「どうするのが一番メリットがあるのか」を解説する特設ページを現在準備中です。
これから卒FITを迎える方は定期的に当ホームページをチェックしてみてください。

卒FITに便乗する悪徳業者に注意

残念ながら、2019年問題が世間で騒がれるようになるのに合わせて、卒FITを迎える方に対して「11年目以降は一切売電ができなくなるから蓄電池を買いましょう!」と法外な価格で蓄電池を販売する悪徳訪問販売会社が出てきているようです。

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どうする?ソーラー|経済産業省資源エネルギー庁

前述の『どうする?ソーラー』でも卒FITに関する過剰なセールストークについての注意喚起も記載されています。

例として記載された、注意が必要セールストークは以下の二つです。

注意が必要な営業トーク

  • 「0円買取となるため、蓄電池を付けなければ損をすることになる。」
  • 「0円買取となるため、当社と売電契約しなければ損をすることになる。」

売電価格が0円になることは実質的にはまずあり得ません。

業者から「売電価格が0円」というキーワードを聞いた場合には「怪しいぞ」と思って注意するようにしましょう。

また、2019年問題とは関係なく、これから新たに太陽光発電を導入する方に対しても、様々なセールストークで購入を迫る業者がいるのが現状です。

以下の記事に注意すべきセールストークについてまとめていますので、「自分のことかも」と思った方はソーラーパートナーズまでお気軽にご相談ください。

ご契約後のクーリングオフのご相談も承ります。

よくある怪しいセールストーク一覧はこちら solar-partners.jp
カテゴリ: トラブル・失敗

まとめ

卒FIT後に気を付けるポイントは以下の通りです。

  • 卒FIT後も必ず売電を続けることになる
  • 売電先を選ぶのは2019年4月以降で全く問題ない
  • 卒FITに便乗する悪徳業者に注意

我々ソーラーパートナーズは、悪徳業者が強引な営業で無理やり市場を押し広げていくのではなく、実際に太陽光発電を設置した方がメリットを感じ、そのメリットを周囲に伝えていただくことこそが、太陽光発電が健全な形で普及していくために最も重要なことだと考えています。

これから卒FITを迎える、世間に先駆けて太陽光発電を導入していただいた方々が不利益を被ることなく、決して惑わされることなく、今後もより多く太陽光発電のメリットを享受できるように、引き続き、早く、正確な情報を発信していきたいと思います。

ご不明な点がある方は、お気軽に弊社のソーラーアドバイザーまでお問合せください。

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