ソーラーパートナーズ

ソーラーパートナーズ独自の取組

太陽光発電の影でどれぐらい発電量が落ちる?電柱を再現して実験してみました。

こんにちは!
「太陽光発電と蓄電池の見積サイト『ソーラーパートナーズ』」記事編集部です。

太陽光発電を検討している人の中には「少し電柱などの影がかかりそうだけど大丈夫かな?」と心配している方も多いのではないでしょうか。

この記事では、影によって太陽光発電の発電量がどれぐらい落ちるのか、実験してみた結果を紹介します。

太陽光発電は電柱の影の影響をどれくらいうけますか?

以前は日当たりの良いお宅を中心に太陽光発電の導入が進んでいましたが、最近は、日当たりの良い悪いにかかわらず、幅広い方が太陽光発電に興味を持たれて導入を検討するようになったこともあり、
「少し影がかかるが、太陽光発電のメリットがでますか?」
というご相談が増えたように感じます。

そこで、社員の自宅に設置している太陽光発電で影がかかったときの影響を、実際にいろいろと実験してみました!

「木や電柱の影がかかるので太陽光発電の導入をためらっている」
という方は、ぜひこの実験結果を参考にしてみてください。

実験設備は東芝の単結晶の太陽光発電システム

今回実験した太陽光発電システムは東芝です。
240Wの太陽光パネル15枚で、合計3.6kW。

図のように太陽光パネル5枚で一つの回路を組み、合計3回路で構成されています。

今回の実験では、影をかけることでどれくらいの発電量に低下するかをみてみました。
ちなみに今回は、物干し竿に牛乳パックを電柱と同じ幅になるように取り付けて、影をかけます。

今回測定した値は以下の4パターンです。

  1. 影をかけなかった場合の発電量
  2. 太陽光パネル1枚に影をかけた場合の発電量
  3. 一つの回路内の5枚の太陽光パネルに影をかけた場合の発電量
  4. 3つの回路にまたがって3枚の太陽光パネルに影をかけた場合の発電量

1.影をかけなかった場合の発電量は2.4kW

1月のよく晴れた日の午前中に実験を行いました。
東南向きに設置しているので、お昼前頃が一日で最も発電する時間帯です。

実験したときには、特に影をかけなければ、2.4kWほど発電していました。

2.太陽光パネル1枚に影をかけた場合

まず手始めに、太陽光パネル1枚に頭一つ分程度の影をかけてみました。
太陽光パネルのセルでいうと、9つ分ほどの大きさの影になります。
その結果、発電量は2.3kWに低下しました。

影なしの発電量2.4kWに対して96%程度の発電量になります。
太陽光パネル1枚の一部分に影をかけたくらいなら、バイパスダイオードなどの技術もあるため、あまり発電量を低下させずに済むようです

3.一つの回路内の5枚の太陽光パネルに影をかけた場合

次に、5枚の太陽光パネルに、先ほどの棒を使って電信柱と同じくらいの太さの影をかけてみました。

影をかけた5枚の太陽光パネルは一つの回路を構成しているパネルです。
つまり、全部で3つの回路があるうち、1つの回路は5枚すべての太陽光パネルに影をかけて、残りの2つの回路には全く影がかかっていない状況になります。

その結果、発電量は1.6kWまで大きく低下しました
影なしの発電量2.4kWに対して67%程度の発電量になります。

全部で3つある回路のうち、1つの回路分がまるまる発電していないことになります。

4.三つの回路にまたがって3枚の太陽光パネルに影をかけた場合

最後に、3つの回路にまたがって3枚の太陽光パネルに影をかけてみました。
影の太さは先ほどと同じく、電信柱と同じくらいの太さです。

その結果、さきほどよりも影をかけた太陽光パネルの枚数は少ないにも関わらず、発電量は1.1kWとほぼ半減しました
影なしの発電量2.4kWに対して46%程度の発電量になります。

『一つの回路内の5枚の太陽光パネルに影をかけた場合』では一つの回路は全く発電していませんでしたが、他の2つの回路は通常通り発電していました。

ところが『3つの回路にまたがって3枚の太陽光パネルに影をかけた場合』では、3つの回路すべてに影の影響が出たため、なんと半分以下にまで発電量が落ちてしまったのです。

まとめ

やはり太陽光パネルに影がかかると発電量に影響が出ます
ですが、回路の組み方や影のかかり方によって、どれくらい発電量が低下するのかが大きく変わってくることが今回の実験で改めて確認できました。

影がかかる面積は、発電量が落ちる量と必ずしも比例関係にはないのです。

「うちは影がかかるが太陽光発電を導入したい」という方は、ご自宅の影のかかり方をよく観察し、できるだけ影の影響を受けなくてすむシステムの組み方を考えてみるとよいと思います。
ソーラーフロンティアのように影に強い太陽光パネルを選ぶのも良いでしょう。

なかには発電量がかなり落ちるため導入メリットが出ないこともあると思いますが、案外あきらめていた方にもチャンスが眠っているかも知れません。

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