太陽光発電の設置容量は4kWで検討するべき?4kWと最大設置の6kWで出る売電の差

鹿児島の方に太陽光発電の検討の状況を伺うアンケート電話をした際の話です。

ソーラーパートナーズではご相談に乗り、パートナー企業をご紹介させて頂いた後にその後の対応に不備はなかったかどうか等のアンケートを取っております。
今回はちょうどそのご連絡をした際に、
「4kWで検討していたが、メリットが少ないので太陽光発電の導入検討を取りやめたんです」
と仰る方がいらっしゃいました。

それは残念だなぁと思いつつも、もう少し話を聞いているとおやっ?と思う事が出てきました。

結論から言うと太陽光発電システムの導入を再検討して頂く事になりました。

4kWの太陽光発電システムで検討する必要性

この方よくよく話を伺うと屋根に最大で6kW以上設置ができそうな大きなご自宅をお持ちでした。
ではなぜ4kWで検討していたのかというと、そこには強い理由はなく、

  • 平均だいたい4kWくらいだと聞いたという事
  • 予算をおよそ200万円以内と考えていたという事
  • キリが良い数字であるという事

というような理由からでした。
メーカーの比較検討、販売会社の比較検討のやりやすさもあり、4kWピッタリでの検討を行ったようです。

確かに何か商品を買う時に、

  1. 予算を決めて
  2. スペックを確定し
  3. 最後に同スペックの商品間で比較検討する

ということを行うのは一般的です。
ですが、太陽光発電システムではこの検討の仕方は向いていません

現在平成26年度を迎え初期検討者の方が非常に増えてきておりますので、初心に返ってお伝えしようとおもいます。

『ガソリンをリッター満タンで買うか、2,000円分で買うか』とは違う太陽光発電

車にガソリンを入れる際に、「満タンで!」という時と手持ちが少なくて「2,000円分で!」というような時があると思います。
この場合、どちらもリッターあたりの走行距離に変化はありません。
このような場合は予算が一番重要な購入におけるポイントになります。
(車はそこまで詳しくないので厳密には違うのかもしれませんが…)

ですが太陽光発電システムの場合、kW数が増えると同じ商品でも効果は同じでは無くなります
それはひとえに今の太陽光発電システムを普及させるための仕組み、固定価格買取制度のお陰です。

つまり発電した電気を普段の電気代の単価よりも高い単価で買い取ってくれる(売電することができる)からです。

4kWの太陽光発電システム導入時の金銭メリット

太陽光発電システムを導入する際の金銭メリットは、原則として設置容量(kW数)が大きければ大きいほど大きくなります。
なぜなら、買い取りしてもらえる電気量(売電できる電気量)が増えるからです。

じつは、10kW以上の産業用は先ほどのガソリンの話と同じになります。
10kW以上の産業用は全量買取制度ですので、kWあたりに売電できる量は変わらないからです。

ところが、10kW未満の住宅用はガソリンの話とは違います。
10kW未満の住宅用は余剰電力買取制度といって、太陽光発電システムで発電した電気はまず自宅で使い、余った分だけ高く買い取ってもらえる(売電することができる)という仕組みです。
そのため、kW数が大きければ金銭メリットが大きくなるのです。

詳しく計算をして比較してみます。
まず太陽光発電システムを導入した際の金銭メリットの基本的な考え方は以下の通りです。

自家消費で節約した電気代 余った電気を売電した金額 太陽光発電の金銭メリット

仮に以下の条件で購入した場合、金銭メリットはどうなるのでしょうか。

  • 月の電気代:10,000円
  • 日中の電気使用割合:2割
  • 設置容量:4kW
  • 太陽光発電システム価格:180万円
  • kW単価:45万円

まず安くなる電気代は一ヶ月で約1,800円くらいです。
発電して余った電気を買い取ってもらった(売電した)収入は約11,000円となります。
この安くなる電気代1,800円と売電収入11,000円を足した12,800円が太陽光発電システムを導入した時の金銭メリットです。

自家消費で節約した電気代 余った電気を売電した金額 太陽光発電の金銭メリット
1,800円 11,000円 12,800円

180万円をローンで購入する場合を計算してみます。

  • ローン金額:180万円
  • ローン期間:15年
  • 金利:2.7%
  • 月々のローン支払い額:12,172円

先ほど計算した金銭メリットは、12,800円でしたので、月々のローンの支払い額よりも金銭的メリットの方が628円多くなります。

6kWの太陽光発電システム導入時のメリット

さて月の電気代等全く同じ条件の方が6kWの太陽光発電システムを270万円で購入した場合(kWあたりの金額を同じ45万円とした金額)を計算してみます。

  • 月の電気代:10,000円
  • 日中の電気使用割合:2割
  • 設置容量:6kW
  • 太陽光発電システム価格:270万円
  • kW単価:45万円

安くなる電気代はもちろん同じ一ヶ月で約1,800円。
ただ余る電気は多くなるので売電収入は11,000円から17,800円へと増えます。
合計の太陽光システム導入メリットは19,600円です。

自家消費で節約した電気代 余った電気を売電した金額 太陽光発電の金銭メリット
1,800円 17,800円 19,600円

270万円をローンで購入する場合を計算してみます。

  • ローン金額:270万円
  • ローン期間:15年
  • 金利:2.7%
  • 月々のローン支払い額:18,252円

先ほど計算した金銭メリットは、19,600円でしたので、月々のローンの支払い額と金銭メリットとの差額は1,342円と4kWの時の倍以上に増加します
これが太陽光発電システムは設置容量が大きければ大きいほうが良い理由です。

更にいうと4kWの太陽光発電システムと6kWの太陽光発電システムの販売価格が同じkWあたりの単価になることは実際にはなく、容量が大きい6kWの太陽光発電システムのほうが割安になりますのでさらにそのメリットの差は大きくなるのです。

まとめ

このような話を今回の方にもさせて頂いたところ認識を改めていただき、再度のご検討を開始して頂きました。
なんにせよ太陽光発電システムの導入検討者の母数を増やせたことに喜びを感じます。

4月、5月は市区町村の補助金が復活する時期ですし、住宅用の買い取り価格(売電価格)は1円しか下がらなかったので太陽光発電の検討を始めるには良い時期です。

今年度も役に立つ情報提供を心がけていきたいと思います。

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