フランスが電気自動車社会への転換を表明! G20ハンブルクサミットが開催

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G20ハンブルクサミットが開催!

2017年7月8日(土)にドイツのハンブルクで開催された、主要20か国による首脳会議、いわゆる「G20ハンブルクサミット」が閉幕しました。

G20とは、先進国だけでなく、新興国も加えた、下記の国と地域のトップが集まる、重要な会議です。
G20サミットの参加国

Teilnehmer | G20

G20はもともと2008年に発生したリーマンショックを機に、世界の主要国が集まって協議する場として始まりました。
G20では、経済問題や金融問題をはじめとして、発展途上国の開発援助や、地球温暖化問題などについても議論される場になっています。

アメリカの孤立が際立ったG20ハンブルクサミット

今回のG20ハンブルクサミットは、パリ協定の離脱を表明したアメリカの孤立が際立つこととなりました。

アメリカのパリ協定離脱については、こちらをご覧ください。

パリ協定で孤立したアメリカが主張する対北朝鮮制裁でも、他国の同調が得られない状況となり、アメリカの孤立がパリ協定だけでなく、さまざまな問題に波及する様子が見られました。

アメリカの孤立が際立つ一方で、日本はEUと経済連携協定(EPA)で大枠合意をしたことを、G20開催に合わせて発表しました。
これまで世界を主導してきたアメリカの存在感は落ち、中国やEUが今後の世界を動かしていくことになりそうです。
そんなEUの中心国の一つであるフランスが、今回のG20に合わせてすごい発表を行いました。

フランスは2040年までにガソリン車・ディーゼル車の販売を禁止へ

G20の開催に先立ってフランスが発表した方針が、業界に衝撃を与えました。

それは、2040年までにガソリン車とディーゼル車の販売を禁止するというものです。
フランスにはルノー、プジョー、シトロエンという大手自動車メーカーがあるにも関わらず、その主要製品であるガソリン車とディーゼル車の販売を禁止し、電気自動車の普及に本腰を入れるというのです。

フランスの発表を受けて、世界的な総合情報サービス会社であるブルームバーグは、2040年には全世界の新車販売の半分以上が電気自動車になるだろうとの予測を出しました。
これからの世の中では、排気ガスを出すガソリン車やディーゼル車はどんどん少なくなっていき、電気自動車に移行していくことになりそうです。

フランス以外でも普及が進む電気自動車

今回衝撃的な発表を行ったのはフランスでしたが、電気自動車の普及という面では、実はノルウェーオランダの方が先行しています。

欧州主要国の概要とEVの状況(2015年時点)
ノルウェー オランダ
乗用車保有台数(万台)* 260 800
EV保有台数(台) 70,820 87,530
乗用車に占めるEVの割合(%) 2.72 1.09
*オランダは2010年、フランスは2014年時点のもの

欧州でも電気自動車拡大と今後の展望 | 株式会社三井物産戦略研究所

2015年末時点のデータになりますが、ノルウェーでは国内の乗用車が260万台あるのに対して、そのうち7万台が電気自動車です。
電気自動車の比率でいうと2.7%となり、世界一を誇ります。

オランダでは国内の乗用車が800万台あるのに対して、そのうち8万7000台が電気自動車で、電気自動車比率は1.1%となっています。
ノルウェーにしてもオランダにしても、税金や有料道路、駐車場などで、電気自動車がさまざまな優遇を受けられるようにすることで、電気自動車の普及を促進しています。

他にも、インドが2030年までに自動車販売を全て電気自動車にする方針を発表したり、中国でも電気自動車の普及に力を入れています。

どうやら電気自動車の普及が進むことは、世界的な潮流といって間違いなさそうです。

電気自動車の充電は再生可能エネルギーで

電気自動車がこれだけ注目されているのは、もちろん地球温暖化対策のためです。
排気ガスを出すガソリン車やディーゼル車を電気自動車に変えれば、地球温暖化対策につながるわけです。

電気自動車が環境に良いといっても、充電する電気が環境に悪ければ意味がありません。

  1. 東日本大震災発生前の電源比率(電源構成:09年度)
  2. 原発が止まり火力発電所の割合が大きくなったときの電源比率(電源構成:12年度)
  3. 太陽光発電のみ

以上の3種類の電気で、充電した場合の電気自動車の環境負荷を比較してみると全然違うことがわかります。

燃料電池車と電気自動車、どちらが「真のエコカー」なのか?| JB PRESS

フランスは2022年までに石炭火力発電も停止

フランスは、2022年までに石炭火力発電を停止する方針を掲げています。
しかも、原子力発電の比率も下げていく方向です。
そうなると、電気自動車のエネルギーを賄うには再生可能エネルギーしかありません。
再生可能エネルギーで作った電気で電気自動車を充電すれば、これは最高に環境に良くなります。

低炭素社会への移行が進み、原発依存度低下が進む中での電気自動車の普及は、再生可能エネルギー、とりわけ太陽光発電の普及がセットになっていくことは間違いないと思います。

まとめ

電気自動車の普及に伴って、太陽光発電の普及が今後さらに進むことになりそうです。
これまでガソリンをエネルギー源にしていた分野が、電気をエネルギー源にしていくことで、ますます太陽光発電の重要度は増すことになります。
しかも、電気自動車に搭載されている蓄電池は、太陽光発電の弱点である電力供給の不安定さをカバーしてくれます。
電気自動車は太陽光発電にとって、とても心強いパートナーというわけです。

電気自動車については、以下の記事をご覧ください。

今後、電気自動車とセットで普及が進んでいくことが間違いない太陽光発電の導入を検討される方は、お気軽にソーラーパートナーズまでご相談ください。

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(2017年9月18日更新)

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