結局いくらもらえるの?平成26年度の国の蓄電池補助金の仕組み

この記事より新しい国の蓄電池補助金に関する記事があります。

関連記事 solar-partners.jp
カテゴリ: 蓄電池補助金

この記事は、「蓄電池の補助金金額決定のルール」を解説しております。
現在、国の蓄電池の補助金はありませんが、蓄電池についてお知りになりたい方は、ご相談窓口まで見積り依頼のご登録をいただければと思います。

平成26年度(2014年度)の国の蓄電池補助金の総予算は100億円!

  • 1住宅あたり最大100万円
  • 1事業所あたり最大1億円

蓄電池は、現在の厳しい電力需給状況での『需』『給』両面での負担平準化や、分散電源の促進における核となる重要技術であるとされています。

現在、日本企業の製造した蓄電池の世界シェアは18%ですが、政府は2020年までに世界シェアの50%のを取る事を目標に掲げました

目指すべき社会像として、国民一人一人がエネルギーの需要家であると同時に、エネルギーの生産者として再生可能エネルギーや蓄電システムを駆使することで、従来の「集権型エネルギー」から「分散型エネルギーシステム」に転換していくとしています。

そのために平成26年度(2014年度)から総予算100億円の大型補助金が始まりました。

国の補助金を受けられる蓄電池はリチウムイオン蓄電池に限定


蓄電池の種類は、リチウムイオン蓄電池以外にも、鉛蓄電池やニッケル水素蓄電池、NaS蓄電池などがありますが、補助金がもらえるのは、リチウムイオン蓄電池に限定されています。

リチウムイオン蓄電池は、家庭や事業所に設置する用途の他にも、電気自動車プラグインハイブリッドカーなどに搭載されており、今後用途が広がることが見込まれているため、補助金の後押しによるさらなる技術革新が期待されています。

なぜ国は蓄電池に巨額の補助金を支給するのか?

巨額の蓄電池補助金による国の目的は太陽光発電システムと同じで、蓄電池の価格を補助金がなくても普及する価格帯にまで下げる事です。

太陽光発電システムは補助金がなくても普及する価格帯になったため、平成26年度から国からの補助金が無くなったのです。

蓄電池の補助金がいくらもらえるかの計算方法は、ちょっと複雑です。

基本的な考え方は太陽光発電と同じで、目標価格と自己負担額の差を補助するということです。

「細かい仕組みや説明はいいから、いくらもらえるのかだけ知りたい」という方は以下のページをご覧ください。

補助金受給対象となる蓄電池の種類と金額一覧»

国からもらえる蓄電池補助金の計算方法

蓄電池の補助金を計算するときに使用されるのは3つの価格です。

  • 販売価格:販売店が提示する蓄電池の価格
  • 基準価格(A値):国が定める蓄電池の基準価格
  • 目標価格(B値):3年後の蓄電池の目標価格

これら3つの価格をもとに、支給される蓄電池補助金の計算方法が以下の3つの場合に分かれます。

  • パターン1:販売価格が基準価格より高い場合
  • パターン2:販売価格が基準価格より低い場合
  • パターン3:販売価格が基準価格より低く、かつ基準価格と目標価格の差が、販売価格の1/3以下の場合

これだけを見てもわけがわからないと思います。

販売価格は意味がそのまま分かると思いますので、基準価格(A値)と目標価格(B値)を一つ一つ解説していきます。

基準価格(A値):国が定める蓄電池の基準価格

基準価格(A値)というのは、「今は蓄電池はこのくらいの価格だよね」と、国が設定する相場価格のようなものです。

例えば、7.2kWhの蓄電池で4つの付加機能全てついていると、以下のようになります。

蓄電池部 基礎(システム・筐体等) 4つの付加機能による加算 基準価格(A値)
(20万円×7.2) 25万円 35万円 204万円

つまり、7.2kWhの蓄電池で4つの付加機能全てついていると、基準価格(A値)は204万円となります。

目標価格(B値):3年後の蓄電池の目標価格

目標価格(B値)というのは、「3年後には蓄電池の価格はこれくらいになって欲しいな」と、国が設定する目標価格です。

例えば7.2kWhの蓄電池ならば、以下のようになります。

蓄電池部 基礎(システム・筐体等) 基準価格(A値)
(8万円×7.2) 10万円 67.6万円

つまり、7.2kWhの蓄電池の目標価格(B値)は67.6万円となります。

蓄電池補助金の計算方法(3パターンの補助率)

これで基準価格(A値)と目標価格(B値)が計算できました。

計算した基準価格(A値)と目標価格(B値)は以下の通りです。

  • 基準価格(A値):204万円
  • 目標価格(B値):67.6万円

あとはここに実際の蓄電池の販売価格と照らし合わせて3パターンの計算を行います。

  • パターン1:販売価格が基準価格より高い場合
  • パターン2:販売価格が基準価格以下の場合
  • パターン3:販売価格が基準価格より低く、かつ基準価格と目標価格の差が、販売価格の1/3以下の場合

パターン1:販売価格が基準価格より高い場合

基準価格(A値)の204万円よりも販売価格が高い状態ですので、仮に販売価格を210万円と置きます。

つまり、7.2kWhの蓄電池の販売価格が210万円だった場合、(210-67.6)×1/3となり補助金額が476,666円、自己負担額は1,623,334円となります。

パターン2:販売価格が基準価格以下の場合

基準価格(A値)の204万円よりも販売価格が低い状態ですので、仮に販売価格を200万円と置きます。

つまり、7.2kWhの蓄電池の販売価格が200万円だった場合、(200-67.6)×2/3となり補助金額が882,666円、自己負担額は1,117,334円となります。

パターン3:販売価格が基準価格より低く、かつ基準価格と目標価格の差が、販売価格の1/3以下の場合

基準価格(A値)の204万円よりも販売価格が低い状態ですので、仮に販売価格を200万円と置きます。

上の例の7.2kWhの蓄電池の販売価格が110万円だった場合、110×1/3となり366,666円です。

つまり、7.2kWhの蓄電池の販売価格が110万円だった場合、110×1/3となり補助金額が366,666円、自己負担額は733,334円となります。

 

補助金受給対象となる蓄電池の種類と金額一覧

補助金の受給対象になっている蓄電池の一覧を記載いたしました。

それぞれの製品を基準価格と同額の販売価格で購入した場合の補助金額、自己負担額、自己負担額
(kWh単価)も記載しております。

蓄電池 蓄電容量 基準価格 目標価格 補助金額 自己負担額 自己負担額
(kWh単価)
デンソー
PLB-10D
1.0kWh 75万円 18万円 37.9万円 37万円 37万円
ソニー
ESSP-3001/10
1.1kWh 69万円 19.6万円 32.9万円 36万円 32.7万円
パナソニック
LJ-SA16A5K
1.6kWh 69万円 27.6万円 27.5万円 41.4万円 25.8万円
パナソニック
LJ-SA16A6K
1.6kWh 69万円 27.6万円 27.5万円 41.4万円 25.8万円
ソニー
ESSP-3002/10
2.2kWh 91万円 28.4万円 41.7万円 49.2万円 22.3万円
ソニー
ESSP-3002/14P
2.2kWh 101万円 28.4万円 48.3万円 52.6万円 23.9万円
シャープ
JH-WB1202
2.2kWh 106万円 28.4万円 51.7万円 54.2万円 24.6万円
シャープ
JH-WBP02
2.2kWh 106万円 28.4万円 51.7万円 54.2万円 24.6万円
シャープ
JH-WBP04
2.2kWh 101万円 28.4万円 48.3万円 52.6万円 23.9万円
エリーパワー
PPS-11
2.5kWh 95万円 30万円 43.3万円 51.6万円 20.6万円
エリーパワー
PPS-20
2.5kWh 95万円 30万円 43.3万円 51.6万円 20.6万円
蓄電池 蓄電容量 基準価格 目標価格 補助金額 自己負担額 自己負担額
(kWh単価)
パナソニック
LJ-SA32A5K
3.2kWh 113万円 45.2万円 45.1万円 67.8万円 21.1万円
パナソニック
LJ-SA32A6K
3.2kWh 113万円 45.2万円 45.1万円 67.8万円 21.1万円
ソニー
ESSP-3003/14P
3.3kWh 125万円 38万円 57.9万円 67万円 20.3万円
デンソー
DNHCLB-AHW4
4.1kWh 137万円 42.8万円 62.7万円 74.2万円 18万円
デンソー
TYHCLB-AHW4
4.1kWh 137万円 42.8万円 62.7万円 74.2万円 18万円
シャープ
JH-WB1201
4.4kWh 154万円 47.6万円 70.9万円 83万円 18.8万円
シャープ
JH-WBP01
4.4kWh 154万円 47.6万円 70.9万円 83万円 18.8万円
シャープ
JH-WBP03
4.4kWh 149万円 47.6万円 67.5万円 81.4万円 18.5万円
パナソニック
LJP25532050
4.7kWh 139万円 47.6万円 60.9万円 78万円 16.7万円
パナソニック
LJP255328050
4.7kWh 139万円 47.6万円 60.9万円 78万円 16.7万円
パナソニック
LJP1551050
4.7kWh 139万円 47.6万円 60.9万円 78万円 16.7万円
パナソニック
LJP25522
4.7kWh 139万円 47.6万円 60.9万円 78万円 16.7万円
パナソニック
LJP255228
4.7kWh 139万円 47.6万円 60.9万円 78万円 16.7万円
パナソニック
LJP25532
4.7kWh 139万円 47.6万円 60.9万円 78万円 16.7万円
パナソニック
LJP255328
4.7kWh 139万円 47.6万円 60.9万円 78万円 16.7万円
パナソニック
LJ-SF50A
5.0kWh 127万円 50.8万円 50.7万円 76.2万円 15.2万円
蓄電池 蓄電容量 基準価格 目標価格 補助金額 自己負担額 自己負担額
(kWh単価)
日本電気(NEC)
ESS-H-002006B
5.5kWh 169万円 55.6万円 75.5万円 93.4万円 16.8万円
日本電気(NEC)
ESS-H-002006B1-MH
5.5kWh 169万円 55.6万円 75.5万円 93.4万円 16.8万円
ソニー
ESSP-3005/18P
5.6kWh 171万円 56.4万円 76.3万円 94.6万円 16.8万円
エリーパワー
EPS-11
6.2kWh 184万円 59.6万円 82.9万円 101万円 16.3万円
東芝ライテック
ENG-B6630A1-N1
6.6kWh 192万円 62.8万円 86.1万円 105.8万円 16万円
東芝ライテック
ENG-B6630A1-N2
6.6kWh 192万円 62.8万円 86.1万円 105.8万円 16万円
ニチコン
ESS-U1SK
7.2kWh 199万円 67.6万円 87.5万円 111.4万円 15.4万円
ニチコン
ESS-U1N1
7.2kWh 199万円 67.6万円 87.5万円 111.4万円 15.4万円
ニチコン
ESS-SP2S
7.2kWh 199万円 67.6万円 87.5万円 111.4万円 15.4万円
京セラ
EGS-LM72A
7.2kWh 199万円 67.6万円 87.5万円 111.4万円 15.4万円
京セラ
EGS-LM72B
7.2kWh 204万円 67.6万円 90.9万円 113万円 15.7万円
デンソー
DNHCLB-AHW8
8.2kWh 219万円 75.6万円 95.5万円 123.4万円 15万円
デンソー
TYHCLB-AHW8
8.2kWh 219万円 75.6万円 95.5万円 123.4万円 15万円
パナソニック
LJP25533050
9.3kWh 233万円 85.2万円 98.5万円 134.4万円 14.4万円
パナソニック
LJP255338050
9.3kWh 233万円 85.2万円 98.5万円 134.4万円 14.4万円
蓄電池 蓄電容量 基準価格 目標価格 補助金額 自己負担額 自己負担額
(kWh単価)
フォーアールエナジー
EHB-240A020
12.0kWh 279万円 103.6万円 116.9万円 162万円 13.5万円
ニチコン
ESS-UA1SK
14.4kWh 343万円 125.2万円 145.1万円 197.8万円 13.7万円
ニチコン
ESS-UA1N1
14.4kWh 343万円 125.2万円 145.1万円 197.8万円 13.7万円
京セラ
EGS-LM144A
14.4kWh 343万円 125.2万円 145.1万円 197.8万円 13.7万円
京セラ
EGS-LM144B
14.4kWh 348万円 125.2万円 148.5万円 199.4万円 13.8万円
安川シーメンス
YSI2MS010H3-E015C-J1
14.9kWh 343万円 129.2万円 142.5万円 200.4万円 13.4万円
エリーパワー
SPS010Y2-015C-N3
14.9kWh 343万円 129.2万円 142.5万円 200.4万円 13.4万円
安川シーメンス
YSI2MS010H3-E030B-J1
29.4kWh 633万円 245.2万円 258.5万円 374.4万円 12.7万円
エリーパワー
SPS010Y2-030B-N3
29.4kWh 633万円 245.2万円 258.5万円 374.4万円 12.7万円
安川シーメンス
YSI2MS010H3-E045B-J1
44.1kWh 927万円 362.8万円 376.1万円 550.8万円 12.4万円
エリーパワー
SPS010Y2-045B-N3
44.1kWh 927万円 362.8万円 376.1万円 550.8万円 12.4万円
安川シーメンス
YSI2MS010H3-E060B-J1
58.8kWh 1221万円 480.4万円 493.7万円 727.2万円 12.3万円
エリーパワー
SPS010Y2-060B-N3
58.8kWh 1221万円 480.4万円 493.7万円 727.2万円 12.3万円

まとめ

蓄電池は非常に高価な商品です。

日本のエネルギー事情を考えた時に、太陽光発電システムをはじめとする再生可能エネルギーの普及は急務であり、その相棒としての蓄電池の普及がこれからの課題となっています。

そのため国は、太陽光発電システムが補助金を必要としない普及価格帯にまで下がったのを見計らって、今度は蓄電池の大型補助金を開始しました。

蓄電池を導入することは、非常時の電源としての安心にプラスして、日本のエネルギー問題の助けにもなります。

太陽光発電を設置するのであれば、ぜひ一緒に蓄電池も検討していただきたいと思います。

ソーラーパートナーズは、太陽光発電と相性のいい蓄電池の実績が数多くあります。
蓄電池は普及し始めてまだ日が浅いため、充分な知識をもたないまま、良い話だけをもちかけて販売している業者がたくさんいます。

実績豊富な企業から、蓄電池や太陽光発電の正しい説明を聞いてみたいとお考えの方は、ソーラーパートナーズまでお気軽に見積り依頼してください。

どこよりも「的確」で「お得」な情報をお届けいたします。

ソーラーパートナーズに見積り依頼する(無料)»

蓄電池補助金に関連する記事

蓄電池補助金に関連するQ&A

人気記事ランキング


見積り依頼はこちら

わずか1分!しかも無料見積り依頼
郵便番号と設置場所を選ぶだけ!

1分で入力完了!見積り依頼 (無料)

ステップ1 郵便番号を入力してください必須

※郵便番号がわからない場合はこちら

ステップ2 希望商材を選んでください必須

見積もり依頼で相場価格表プレゼント!