50kW太陽光発電の太陽光パネルは50kW分ではないのですか
Q
お客様からのご質問
50kW太陽光パネル発電所と50kW太陽光発電所との違いを教えて下さい。
A
ソーラーアドバイザーからの回答

回答者
中村雄介
ご質問ありがとうございます。
おそらくどちらも同じものを示すかと思うのですが、
仮に「【太陽光発電パネルの合計容量が50kWの場合】と【設備認定容量が50kWの場合】、それぞれの太陽光発電所の違い」
についてのご質問として、ご説明させていただきます。
ご説明に入る前に、設備認定容量のご説明をいたします。
設備認定容量(経済産業省が認可する太陽光発電システム容量)については、
「モジュールとパワーコンディショナーのいずれか小さい方の容量が設備認定容量(複数台のときは、各パワーコンディショナーについて小さい値を取り合計を取る)」になります。
※詳しくは、
太陽光発電を増設すると売電価格・売電期間・補助金はどうなりますか?»
リンク先の「太陽光発電を増設する時の注意点:10kW以上・10kW未満の考え方」をご参照ください。
よって、
前者の『太陽光発電パネルの合計容量が50kWの場合』は、パワーコンディショナーが50kW以上ですと設備認定容量は50kW、パワーコンディショナーが50kW未満ですと設備認定容量を50kW未満にすることができます。
50kW以上ですと高圧連系になり、費用負担が増大するため、50kW未満に抑える事が一般的です。
後者の『設備認定容量が50kWの場合』に関しては、太陽光発電パネルとパワーコンディショナーの小さい方の値の合計が50kWになる状態です。
これですと高圧になりますね。