HIT230Wと東芝240WとCISの太陽光発電の発電量を比較して悩んでいます

Q
お客様からのご質問

お世話になります。現在、HIT230W(16枚3.68kW)と東芝240W(16枚3.84kW)とCIS(16枚3.42kW)で悩んでいます。
屋根は南向きですが、寄棟のため東西南の3面設置となります。
1kWあたりの価格(補助含まず)は、HIT約48万、東芝約46万、CIS40万です。

ネットの個人ブログや営業さんから得たデータをみると、(条件がよい場合なのかもしれませんが)1kWあたりの年間発電量は、HITで概ね1300kWh台、CISでは1500kWh台、東芝は不明、と見ています(一般には1000〜1100kWh、東芝やHITでその1.1倍といったところでしょうか)。

我が家は3面設置なので、そこまでは発電しないと思いますが、仮にそうなった場合、CISが5130kWh発電できることになり、年間発電量や費用償却期間でも優れている結果となります。
ただCISにそれだけの能力が本当にあるのでしょうか。
上記の比率(CISはHITの1.15倍の1kW当発電量)は妥当でしょうか。
CISはかなり冒険のような気がします。

また、今の東芝(サンパワーOEM)はHITと同程度の発電量が見込めると考えてよろしいでしょうか。
見解をお聞かせください。

あと、営業さん曰く、HIT系は真南面の設置に関してはどのメーカーよりも効率はいいが、東西設置にたいして非常に発電効率が悪い、国内メーカーの中でも群を抜いて悪い、と説明を受けました。
架台製作会社の検証データや、過去のクライアントの発電量データからもその傾向がみられたと言われます。

単結晶だったら東西設置での曇りや日陰でも多少は発電するがHIT系は完全にストップする場合が多い、ということらしいのですが、本当でしょうか。
また、別の営業さんは、7〜10年目くらいからハイブリットは単結晶に変化するので、長い目で見ると発電量がかなり低下するとも言われました。
これらは本当のことでしょうか。

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

発電量に関してのご相談ですね。
ご相談頂きました内容を見る限り、2種類の数値に悩まされている印象を受けます。

1つはメーカーの公表している数値に基づいた発電量、もう1つは実発電量です。
まずメーカーの公表している数値に基づいた発電量に関してご説明します。
これは一定の実験条件の中で、損失量を考慮し出てくる発電量です。
そのデータからは、東芝・SANYO・パナソニック3メーカーの発電量は同システム容量の場合、その他のメーカーの約1.1倍出る結果となります。
CISもメーカー発表の数値では上記の3メーカーより低い発電量となります。

もう1つは実発電量です。
これは、各地域で比較して設置している研究施設があったり、各販売店の営業の方から実発電量はデータ以上です、とご案内を受けるケースもあると思います。

どちらも、ご購入に関して検討資料となるデータです。
しかし私共では、メーカーの公表している数値に基づいた発電量を基準として考えております。
各メーカーの比較をする際はこのデータで比較しております。
その理由は、実発電量に関しては多いもしくは低いという情報が裏付けのない状態で横行している為、参考になりにくいからです。
今回のご相談にあったように、CISの実発電量は多いという話もございますし、またその逆のお話を聞く事もあります。
HITの性能が落ちる、落ちないという話も同様です。

私共の考えとしては、まずメーカー発表の数値に基づいた発電量でメーカー比較をし、決定後、参考として決定されたメーカーのお近くの地域での実発電量を聞かれることをお勧めします。
東西設置に関しても、メーカーで発表されている80~85%という数値を基準にしています。
ご相談でありましたHITの東西設置が弱いというお話は聞いたことがございません。

また、現在ご提案されている3つのお見積りは、率直に感想を述べますとかなり安いです。
3kW代でこの価格というのは、少し不安になるくらいの価格です。
それぞれの相場価格と比べるとかなり格安のご提案ですので、価格面で損をすることはどのメーカーでもないです。
ご納得されたお買い物となりますことを願っております。

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