ソーラーパートナーズ独自の取組

日経新聞の太陽光発電が7%の記事の発電コストは低すぎませんか?

Q
お客様からのご質問

いつも様々な情報を提供下さりありがとうございます。
4月28日付け日本経済新聞5面で、“太陽光発電、30年で7%に”の記事に

「経済産業省は2030年時点の望ましい電源構成の原案を固めた。・・・
太陽光発電の今後の普及速度にブレーキがかかりそうだ。
発電コストの試算を公表した。大規模太陽光発電(メガソーラー)を1KW時当たり12.7~15.5円、とした。・・・・・・
太陽光発電、30年7%に コスト割高、抑制 電源構成で経産省方針

とありました。
かなり低い1KW時当たりコストであります。

今後の50KW未満の小規模発電の既に発電し売却している単価や新規発電の売却単価に影響が出るのでしょうか。
お忙しいところ誠に恐縮ですがご教示下さい。

A
ソーラーアドバイザーからの回答
norihisa-kofuji.gif
回答者
小藤矩久

ご質問ありがとうございます。
「発電コストが下がったことによる、今後の50kW未満小規模発電の既設およびシステムの売電単価に対する影響」のご質問ですね。

既設と新設というくくりではありませんが、もうすでに売電開始している案件に関しては、特に売電価格の変更はございません。
昨年度以前の買取価格を確保している場合にも、売電価格は変更されません。
ただ経済産業省から設備認定IDが発行され、電力会社さんに接続契約を済ませている場合に限ります。
なお変更申請を掛けた場合には容量によっては売電価格が下がりますのでご注意ください。

これから売電を開始しようという方に関しては、今年度(平成27年度)中であれば、住宅用33円or35円(管轄の電力会社による)、産業用27円で売電できるでしょう。

売電価格は年度ごとに見直されていますので、来年度も売電単価がある程度下がることが予想されます。
新規で太陽光発電システムの設置を検討されている方は、お急ぎになった方が良いでしょう。

ところで、「2030年時点での大規模太陽光発電(メガソーラー)の発電コストの試算を1kW時当たり12.7~15.5円」としたとの記事を目にされたとの事ですが、太陽光発電に携わる者として10円台前半と聞いて嬉しい気持ちになったのが記憶に新しいです。
ただ同時に、そこまでびっくりという数字でなかったのも事実です。

以前コラムにて弊社の中村が記述しましたが、2014年7月の時点で住宅用の発電コストは21円となり、グリッドパリティを達成しています。
グリッドパリティ到達!住宅用太陽光発電の発電コストが1kWhあたり21円に»

グリッドパリティとは、「再生可能エネルギーの発電コストが既存の電力のコスト(電力料金や発電コスト等)と同等かそれより安価になる事」を言います。

2014年時点でそのような水準ですし、12.7円でも夢ではないと思います。
あとは、海外のパネルに頼ることなく上記の水準を達成する事が重要になってくると考えております。