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10kW以上の太陽光発電であれば余剰買取より全量買取のほうが得なのではないですか?

Q
お客様からのご質問

いつも楽しく読ませていただいております。
既設の戸建てに10kw以上を年度内に設置を検討しているものです。


の質問の回答に
「全量買取より余剰買取の方が良い」とあり、その理由として
「新築すれば電気使用量が多くなるので・・・」とありました。

電力の購入価格は20~25円/kwhですが、売電価格は34.56円/kwhですので、発電した分は34.56円で全部売って、20~25円で買って使った方が10~15円のメリットが出るのではないでしょうか。

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

ご質問ありがとうございます。
「10kW以上の太陽光発電であれば余剰買取より全量買取のほうが得なのではないか?」とのご質問ですね。

これは非常に面白いのですが、全量買取だからといって電気を使いすぎると、逆転してしまいます。

過去の記事でも書きましたが、余剰買取の『節電意識によって下がる電気代』は、設置済みの方に伺っている感じですと平均1割程度ですので、

  • 全量で普通に使用した場合の電気代:10,000円
  • 余剰で節電意識で下がった場合の電気代:9,000円

という前提で計算してみます。
(※余剰の電気代は自家消費分を差し引く前の金額です。)

詳しい条件は下記の通りです。

想定 全量で普通に使用 余剰で電気節約
設置容量 10kW
電気代/月 10,000円 9,000円
買電価格 25円/kWh
日中使用割合 20%
日中電気使用量/月 63kWh
売電価格 34.56円/kWh
売電制度 全量買取 余剰買取

今回問題となるのは、

  • 全量で普通に使用した場合の電気代
  • 余剰にしたために失ったメリット

のどちらが多いか、ということです。

全量で普通に使用した場合の電気代

1割程度削減されるということなので、『余剰で電気節約』よりも多く支払う電気代は1000円/月となります。

余剰にしたために失ったメリット

日中電気使用量は63kWhですので、全量にしなかったことで損するお金は、

(34.56円/kWh-25円/kWh)×63kWh=602.28円

つまり余剰にしたことで損をしている金額は602円/月しかありません
また、先の質問では「新築で気が大きくなって電気を多く使ってしまう」ことも想定していますので、この差はさらに大きくなります。

もちろん一番いいのは10kW以上の全量買取にして節電意識もしっかり持っていただくことです。
余剰の場合は太陽光発電システムのモニターに自家消費分が表示されるため節電意識が働きやすいのですが、待機電力の削減やこまめに電気を消す、などはモニターがなくても十分できると思います。

太陽光発電の節電意識による電気代削減については以前コラムでも書いていますので、よろしければそちらもご覧ください。
電気代は4段階で下がる!太陽光発電を導入すると電気代が下がるメリットについて考察 »

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