日照時間と発電量を使って出した日照発電指数で太陽光パネルの不具合を判断するのは正しいですか?
新築時約3kWのシャープ製ソーラーパネルを導入し4年が過ぎました。
パネルに異常がないかを知るために、気象庁発表の日照時間を使って「日照発電指数」(発電電力/日照時間)のデータを記録しています。
4年間の平均は1.70(309kW/183h)ですが、年度で見ると2011年は1.75、2012年は1.71、2013年は1.66と下降しています。
この指標でパネルの正常・異常を評価することは正しいですか?
適切な評価指標のご指導をお願いします。

ご質問ありがとうございます。
「太陽光発電の発電量チェック、不具合チェックの方法」についてのご質問ですね。
素晴らしい取り組みだと思います。
厳密に言えば日照時間は字の通り『日が照っている時間』ですが、太陽光発電システムの発電量を計算する際に使用するのは日照時間ではなく、日射量です。
日射量は要は日の強さです。
ただ日射量の定期開示データはありませんので、便宜上日照時間を指標として使うのはとてもよい案であると思います。
またこんな太陽光発電の発電量チェックのやり方は如何でしょうか。
当初販売店などから提示された各月の発電量があると思いますので、これを日照時間と併せてチェックする方法です。
- 当月の発電量とその想定発電量との比率
- 当月の日照時間とその月の平均日照時間との比率
この2つの比率が乖離しだしていないかをチェックするのです。
今回ご提示いただいたデータではほとんど発電量の低下は起きていないようですので不具合がある感じはなさそうですね。
今後もたくさん発電することを祈っております。