ソーラーパートナーズ

ソーラーパートナーズ独自の取組

太陽光発電システムにおける「抑制」発生についての疑問

Q
お客様からのご質問

すでに太陽光発電システムを我家に導入して、まもなく1年になる者です。

そこで、最近発電された電力が抑制され、終日これが続き、極端に発電量と売電量が落ちてしまいました。
しかし、「電力需給契約」の中に(一方的に)「電圧上昇による抑制によっての発電の減少については補償しない」とされています。
これはあくまで電力会社の自己都合によるものを“パワコン”の機能を利用して責任逃れをしているものと考えられます。

供給電圧は電気事業法で明確に規定されていますし、違反しているのはこの「供給電圧の上昇」であるのは明らかで事実です。
何故このようなことが平然と行われているのが理解できません。

悪いことに売電量は減少する上に、高価な買電量が生じてしまうもので“踏んだり蹴ったり”です。
さらに、電気事業者としては、この「供給電圧の上昇」を悪用すれば可能なので、許容出来るものではないと考えます。

今後、もちろん、電気事業者には供給電圧に関する改善は求めますが、どうも完璧な改善は困難なようです。
ご意見をお聞かせください。
よろしくお願い申し上げます。

A
ソーラーアドバイザーからの回答
回答者
中村雄介

「パワコンの電圧抑制」とは、電力会社からの供給電圧がパワコンで設定されている電圧を上回った場合に、パワコンが発電を減少、停止させる現象です。

電力会社からの供給電圧は101V±6Vと定められており、パワコンの電圧の設定値は通常107V以上に設定されています。

その為、単純に考えると電力会社からの供給電圧が、パワコンの電圧の設定値を超える事はないはずですが、様々な理由により電力会社からの供給電圧がパワコンの設定値より高くなり、抑制がかかってしまうことがあります。

確かに、太陽光発電を設置している方からすると、供給電圧の上昇により、抑制が起こる事はご納得いただけないものかと思います。

しかし、全ての家庭に基準値以上の電圧で電気を供給しないといけない事や、電圧というものがそもそも不安定なものであるという事もあり、電力会社側でこれを完璧に予防することは現状難しいようです。

抑制が起こってしまった後の改善方法としては、大きく分けて2通りあります。

  1. 電力会社からの供給電圧を下げてもらう方法
  2. パワコンの設定電圧を上げる方法

です。

ご契約された販売・工事会社さんにご相談していただければ、販売・工事会社さんが上記の2つの方法をとり、抑制がかからないようにしていただけると思いますので、一度ご相談していただく事をお勧めいたします。