太陽光発電で電気代0円にはならない!業者は教えない本当のことを解説します

電気代0円にはならない理由

ご注意ください
「モニター価格」「工事代無料」
「~棟限定のキャンペーン価格」

上記のような魅力的な営業トークを使って、実際には非常に高額な提案をする悪徳企業が増えています。
このようなご案内を聞いている方は複数社からのお見積りを比較してみることを強くお勧めします。

太陽光発電で電気代はタダにならない!

「太陽光発電を導入したら電気代が無料になるんですよね?」
「家の電気を賄える容量を設置したいのですが何kW設置すればいいですか?」

このような質問をよくいただきますが、太陽光発電を導入しても電力会社に電気代を支払わなくてよくなるわけではありません。

これは設置容量をどれだけ増やしても変わりません。

この記事では「太陽光発電を導入しても電気代が無料にならない理由」について、詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 太陽光発電を導入しても電気代が0にならない理由
  • 太陽光発電の費用対効果の正しい考え方
  • どれぐらいの設置容量にするのが正解か
  • 電気代0に近づける方法
  • オール電化と太陽光発電の相性
  • 電気代を無料にする唯一の方法

多くの業者が「太陽光発電で電気代が0円になる」と説明している

驚くほど多くの方が太陽光発電を導入すると電気代が一切かからなくなると思っています

しかし、実際には太陽光発電を導入すると電気代は安くなるものの、支払いは発生します。
( 残念ながら実際に太陽光発電を設置している私の自宅にも、毎月電力会社から電気代の請求書が届きます。)

なぜ太陽光発電を導入すると電気代が無料になると思っている方が大勢いるかというと、多くの業者が「太陽光発電を導入すると電気代が無料になりますよ」という営業トークで提案をしているからです。

太陽光発電で電気代0円にできない理由は「日中しか発電しないから」

夜間や雨の日は電力会社から電気を購入する

太陽光発電を導入しても、電力会社への電気料金の支払いは発生します。

これは、ご家庭で使っている電気使用量より太陽光発電の発電量の方が多かったとしても変わりません。
なぜかというと、「太陽光発電が発電するのは日が出ている時間帯だけで、夜間や雨の日には発電しない」からです。

蓄電池を導入した場合を除き、電気は貯めておくことができないという性質がありますので、どんなに大容量を設置しても太陽光発電が発電しない夜間や雨の日には電力会社から電気を購入する必要があるのです。

日中の電気代削減は可能。売電もできる

太陽光発電の電気によって、日中の時間帯の電気代は削減することができます。

また、発電した電気が、ご家庭で利用する電気使用量を上回った場合には電力会社に電気を売ることができます。これがいわゆる「売電」です。

ちなみに、「売電収入」の明細書と「電気代」の請求書は別々の用紙に分かれて届きます。

電気代の削減金額の計算方法は以下の記事にまとめていますので、気になる方はご確認してみてください。

太陽光発電の費用対効果は経済メリットと導入費用を比較するべき

「売電収入」が「電気代」を上回れば「実質的に電気代0円じゃないか!」と思う方もいるかもしれません。それは確かにその通りです。

しかし、「売電価格が電気料金を上回るかどうか」という観点で太陽光発電の導入を判断するのはおすすめできません。

当たり前ですが、太陽光発電を設置するには導入費用が発生します。
費用を目いっぱいかければ、電気代が売電価格が電気料金を上回るようになるのは当然なのです。

太陽光発電の費用対効果は「売電価格が電気料金を上回るかどうか」ではなく、「経済メリット(電気代削減金額+売電収入)」と「導入費用」を比較して考えるのが適切です。

ちなみに標準的なシステムを標準的な価格で導入したときのシミュレーションは以下の通りです。
(設置場所は住宅用太陽光発電の導入件数日本一の愛知県で設定しています)

愛知県で太陽光発電を設置した場合の収支シミュレーション

電気代削減(年間) 売電収入(年間) 導入メリット(年間)
21,394円 180,836円 202,230円

収支シミュレーション(万円)

設置費用がどのように回収されるかを示したグラフです。

年数費用導入メリットメリット(累計)
0年目170.8万円(設置費用)0.0万円0.0万円
1年目-20.2万円20.2万円
2年目-20.2万円40.4万円
3年目-20.1万円60.5万円
4年目-20.1万円80.6万円
5年目-20.0万円100.6万円
6年目-20.0万円120.5万円
7年目-19.9万円140.4万円
8年目2万円(点検費用) 19.8万円158.3万円
9年目(設置費用の回収完了) 19.8万円178.1万円
10年目-19.7万円197.8万円
11年目-9.6万円207.4万円
12年目-9.5万円216.9万円
13年目-9.5万円226.4万円
14年目-9.5万円235.9万円
15年目-9.5万円245.4万円
16年目2万円(点検費用) 9.5万円252.8万円
17年目20万円(パワコン交換) 9.4万円242.3万円
18年目-9.4万円251.7万円
19年目-9.4万円261.0万円
20年目-9.4万円270.4万円
(20年目以降もメリットは出続けます)
・設置費用は相場価格(2018年12月改定)をもとに算出。
・回収年数=設置費用÷導入メリット
・売電価格:26円/kWh(2018年度中に設置の場合)
・11年目以降の売電価格:11円/kWhと仮定。
・買電価格:26円/kWhを仮定(一般的な家庭の買電価格)
・8年ごとに訪問点検費用2万円を計上
・17年目にパワコン交換費用20万円を計上(20万円/台×1台)
・毎年0.27%ずつ発電量が劣化していくと仮定。
実際の発電量や設置費用は、屋根の方角や勾配、屋根材などによって変わります。
正確な発電量シミュレーションが必要でしたら見積り依頼をしてください。
 

容量を増やしたほうがお得になる可能性が高い

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冒頭でもご紹介したように、「家の電気を賄える容量を設置したいのですが何kW設置すればいいですか?」とご質問いただく方が多いのですが、 基本的には太陽光発電の費用対効果を最大化させるためには、電気使用量に関わらず設置容量を増やしたほうが有利です。

理由は以下の2点です。

設置容量を増やしたほうがお得になりやすい理由

  • 太陽光発電の電気が余っても売電できる
  • 設置容量を増やしたほうがkWあたりの単価が安くなる

「太陽光発電の電気が余っても売電できる」という点については先ほどご説明した通りです。

「 設置容量を増やしたほうがkWあたりの単価が安くなる」のは、上記の画像のように設置容量を増やした分パネルや架台、ケーブル代は高くなっても、その他の費用はほとんど変わらないのが理由です。

容量を抑えたほうが費用対効果がよくなる場合もある

現在売電価格が確定している2019年度の時点では、売電価格は購入している電力料金とほぼ同じぐらいの価格ですが、 今後売電価格が下がっていくのは間違いありません。
また、固定買取期間終了後は売電価格が電力料金よりも大幅に安くなるので太陽光発電で作った電気を自家消費する割合を増やしたほうがお得になっていきます。

設置容量を増やしたほうが「kWあたりの単価が安くなる」ということに加え、余った電気を蓄電池に貯めて自家消費するという方法もあるので、 総合的に判断する必要はありますが、設置容量を抑えて自家消費率を高めたほうがお得になる可能性もあるということは認識しておいてください。

電気代0円に近づけるために有効な3つの方法

電気代0円に近づけるために有効な方法1.蓄電池

それでも、「電気代を0円に近づけたい!」とお考えの方には蓄電池の導入をおすすめします。
蓄電池があれば、太陽光発電でつくった電気を貯めて夜間に使うことができます。

雨の日が続くと太陽光発電の電気を十分に貯めておくことができないこと、 蓄電池の瞬間的な出力に制限があることなどから、完全に電気代0円にすることは難しいですが、電気代0円にグッと近づけることが可能です。

また、蓄電池には平常時だけでなく停電時にも電気が使えるというメリットもあります。
経済メリットだけでなく、防災のことも考えたいという方には太陽光と蓄電池をセットでの導入は特におすすめです。

電気代0円に近づけるために有効な方法2.電気自動車(V2H)

ちなみに、蓄電池と同じように電気自動車にも電気を貯めておくことが可能です。

更に電気自動車に合わせてV2Hという機器も導入すれば、電気自動車に貯めた電気を自宅に引き込んで使うこともできます。

もちろん、蓄電池と同様に電気自動車に貯めた電気も停電時に使えるので防災面でも役に立ちます。

電気代0円に近づけるために有効な方法3.HEMS

蓄電池やV2Hのように太陽光発電で作った電気を貯めておくことができるわけではありませんが、 太陽光発電と同時に導入されることの多いHEMSも電気代を0円に近づけること繋がる製品です。

HEMSを導入するとご家庭の電力使用状況を細かく「見える化」することができるようになります。

電力使用状況が「見える化」されると自然と節電意識が高まるため、結果的に電気使用量が減ると言われています。
また、HEMSは電力使用状況を「見える化」するだけでなく、家庭内のエネルギー使用が最適となるように、各機器を自動的に制御するという機能もあります。

政府もHEMSの導入を勧めており、2030年には集合住宅を含む全世帯にHEMSを導入することを目標としています。

太陽光発電はオール電化とも相性〇

また、蓄電池やV2Hの他に太陽光発電と相性の良い製品と言えばオール電化です。
オール電化を導入する場合、電力会社から購入する電気を深夜帯が割安な電気料金プランに変更します。

なぜなら、そのような料金プランに変更することで深夜の電気代が割安な時間帯にエコキュートでお湯を沸かすことができるからです。

しかし、この料金プランには日中の時間帯が割高になるという欠点があります。

そこで、太陽光発電の出番です。

日中の電気料金が割高な時間帯は、まさに太陽光発電が発電する時間なので、割高な電気を買わずに太陽光発電がつくった電気を使えばいいのです。

最近では深夜に電力会社から購入する電気だけではなく、太陽光発電でつくった電気でお湯を沸かせるエコキュートも発売されています。

電気代を0円にする唯一の方法 電力会社との契約をやめる

これまで、太陽光発電を導入しても電気代を0円にすることはできないと案内してきましたが、 一つだけ電力会社から購入する電気代を完全に0円にする方法があります。

それは「電力会社との契約をやめる」ということです。

「そんな極端な...」と思われるかもしれませんが、実際にフジイチカコさんという方が電力会社との契約を切ってエネルギーを自給自足する生活をされています。

フジイチカコさんの生活は「ソーラー女子は電気代0円で生活してます!」という漫画になっていますので、気になる方は是非読んでみてください。

太陽光発電だけでなく、エクササイズ用のエアロバイクを改造した自転車型人力発電機を活用したり、 太陽エネルギーで調理を行うことができるソーラークッカーで料理をしたりとフジイさんの奮闘ぶりがとても面白いマンガです。

ソーラー女子は電気代0円で生活してます! solar-partners.jp

まとめ

太陽光発電を導入しても、電力会社との契約をやめない限りは電気代が発生する理由はわかりましたでしょうか。

太陽光発電の費用対効果は「電気代が0円になるかどうか」ではなく、「経済メリット(電気代削減金額+売電収入)」と「導入費用」を比較して考えるのが適切だということは是非覚えておいてください。

また、電気代についての記事でしたのでお金の話ばかりになってしまいましたが、太陽光発電のメリットは経済効果だけではありません。

本来、太陽光発電は環境にやさしいことが一番の特徴ですし、停電時にも電気が使えるので防災時にも役立ちます。

先日北海道でブラックアウトが発生した際にも、「太陽光発電の電気が使えて助かった」という声が非常に多くありました。

ソーラーパートナーズでは太陽光発電を「健全に」普及させるために 無料で全国の優良業者の紹介をしています。
導入をご検討されている方はお気軽にご依頼ください。

※1㈱KADOKAWA刊、定価1200円(税抜)ⒸChikako Fujii,Sonoko Azuma2017

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(2018年12月10日更新)

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