平成29年度の売電価格確保のための駆け込み時期に入ります

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今年もそろそろ駆け込み時期に入ります

関東では8月は雨が続いたこともあり、暑い夏を感じないままいつの間にか秋に入ってしまったような気がします。

秋になると、太陽光発電業界では駆け込みで導入する方が増える時期になります。
太陽光発電で発電した電気のうち、自宅で使い切れなかった余剰電力を買い取ってもらえる単価、いわゆる売電価格は、毎年度見直されることになっているので、売電価格が高いうちに太陽光発電を導入しておこうと考える人が増えるためです。

特に、今年度(平成29年度)は駆け込みで太陽光発電を導入する方が増えるのではないかと予測しています。
それは、翌年度(平成30年度)の売電価格目標が既に設定されているためです。

平成30年度の売電価格は決定済

太陽光発電の導入費用が安くなっているのに合わせて、毎年太陽光発電の売電価格も安く設定されてきました。

一度確定した売電価格は10年間固定されるので、先に太陽光発電を買っておけば、翌年度以降に売電価格が下がっても気にする必要はありません。

そのため、年度末が近づくと、売電価格が下がる前に太陽光発電を買おうと考える人が増えるわけです。

その一方で、これまでは翌年度の売電価格がいくらになるのかは、年度末に調達価格等算定委員会の意見書を見てみるまではっきりとはわかりませんでした。

そのため、売電価格が下がらないという可能性も否定できなかったわけです。
それでも年度末には駆け込み需要が発生していました。

ところが、平成29年度はこれまでとは状況が違います。

実は、平成30年度の売電価格目標が、既に国から公表されているのです。

住宅用太陽光発電の平成30年度の売電価格目標は、出力制御対応機器の設置義務が有るか無いかによって売電価格が異なり、設置義務がない場合は26円/kWh、設置義務がある場合は28円/kWhと公表されています。

平成29年度の売電価格と比べて、1kWhあたり2円下がるという目標価格が既に国から発表されているのです!

これまでの「売電価格が下がるかも知れない」という状況から、今年度は「売電価格が2円下がる見込み」という状況になったわけですから、駆け込み需要が激しくなるのも無理ありません。

これから年度末にかけて、忙しくなりそうです。

売電価格が2円下がるとどうなる・・・?

では、売電価格が1kWhあたり2円安くなってしまうと、太陽光発電の購入者にどれくらいの影響があるのでしょうか。
具体的な数字で考えてみたいと思います。

住宅用太陽光発電の一般的なシステム容量である5kWのシステムを導入したと仮定してみます。

①5kWの太陽光発電の年間発電量の計算

国が発表している平均的な発電量は、1kWのシステムあたり年間1174kWh設備利用率13.4%)です。

そこで、ここでは5kWのシステムを導入して、年間5800kWhの発電量が得られると想定してみたいと思います。

②年間売電量の計算

太陽光発電の発電量のうち、余剰売電比率を国の想定値に合わせて70%と仮定すると、年間4060kWhの電気を売電できることになります。

③平成29年度価格と平成30年度価格での、年間売電収入の差

この売電価格が1kWhあたり2円下がるということになりますので、一年間で8120円も売電収入が減ってしまうことになります。

④売電期間10年間の売電収入の差は?

住宅用太陽光発電の売電期間は10年間ですので、10年間で考えた場合には、実に81200円もの売電収入が減ってしまうことになるわけです。

逆に言うと、今年度中に導入が間に合えば、来年度導入するのに比べて81200円も多くの売電収入が得られることになります。

全く同じシステムを導入しても、年度がずれるだけでこれだけの収入差が出てしまうんですね。
そう考えると、年度末が迫る時期に、駆け込みで太陽光発電を導入する方が増えるのもうなずけます。

平成29年度の売電価格に間に合わせるには

改正FIT法による制度改正について| 資源エネルギー庁

それでは、今年度(平成29年度)の売電価格に間に合わせるためには、いつまでに太陽光発電を買えばよいのでしょうか。

今年度(平成29年度)の売電価格に間に合わせるには、平成30年3月31日(土)までに、電力会社との接続契約を結んだ上で、国の事業計画認定を受けなければいけません。
昨年度(平成28年度)は、国は1月20日までに申請がないと3月31日までに認定が下りないよと事前に発表し、実際にその通りになりました。

今年も同じように、1月後半頃に、事実上の申請期限がくることが予想されます。

さらに、国の認定を受ける前に、電力会社との接続契約を結ばなくてはいけないことを考えると、年末までに導入決定をしておくのが無難だと思います。

これから検討を行う方は、見積りを取って、比較検討して、業者選定して、契約する、という一連の流れを越えなければいけません。

そう考えると、そろそろ締切を意識して動いた方が良さそうですね。

まとめ

翌年度の売電価格目標が明示されたのはこれまでになかったことです。

これがどのような影響をもたらすのかはわかりませんが、普通に考えると駆け込み需要を激しくさせる方向に影響があるのではないでしょうか。

駆け込み時期になると慌てて選定して、後悔する人が必ず出てきてしまいます。
まだ今なら冷静に判断できますので、導入をお考えなら少しでも早めに動いて、納得のいく太陽光発電選びをしていただきたいものです。

太陽光発電の導入を検討している方は、ぜひソーラーパートナーズまでお問い合わせください。

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(2017年10月23日更新)

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