ZEH推進協議会が設立されました!ZEHの普及で太陽光発電が当たり前になる?

2019年6月12日の日経・NHKへの解説はこちら solar-partners.jp
カテゴリ: 売電

一般社団法人ZEH推進協議会が設立されました

現在、国はZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の普及を推し進めています。
ZEHについては以下で詳しく解説しています。

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国のZEH施策を背景として、ZEHビルダー等の事業者を支援してZEHの普及に促進を図ることを目的に、「一般社団法人ZEH推進協議会」が設立されました。

2017年7月27日(木)に開催された、ZEH推進協議会の設立記念講演会に参加してきましたので、そのときの様子をお伝えしたいと思います。

ZEH推進協議会の代表理事は小山貴史氏

代表理事は小山貴史氏

代表理事には小山貴史氏が就任しました。

小山氏は、九州で工務店経営をしている事業家ですが、一般社団法人全国工務店協会のZEH委員会で委員長を務めたり、経済産業省のZEHロードマップ検討委員会の委員も務めるなど、日本におけるZEHの普及促進を最前線で引っ張っている方です。

理事・事務局長は荒川源氏

理事・事務局長には荒川源氏が就任しました。
荒川氏は、業界唯一のZEH情報誌である月刊スマートハウスを発行している株式会社アスクラストの代表をされている方です。
以前は太陽光発電の専門誌の記者をされていたこともあって、太陽光発電やZEH関連の業界に幅広く人脈をもたれている方です。

前回、月刊スマートハウスの記事について取り上げましたのでよろしければご覧ください。

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カテゴリ: メーカー

さらに、芝浦工業大学の秋元孝之教授東京理科大学の植田譲准教授早稲田大学の田辺新一教授といった、国の有識者会議に召集されるようなすごい顔触れが顧問に就任するそうです。

これは、ZEHの普及促進に相当心強い組織となることは間違いなさそうです。

ZEH推進協議会の設立記念講演会は大盛況

講演会は、東京都文京区にある「すまい・るホール」で開催されました。
当日はかなり大きな会場が満席になるほどの大盛況でした。
事務局からの説明によると、講演会の定員が250人のところ、400人以上の参加申込みがあったそうです。
やはりZEHに対する業界内の期待は相当高まっているのだと実感しました。

ZEHを取り巻くさまざまな取り組み

記念講演として、国土交通省経済産業省環境省と、3つの省それぞれからキーパーソンとなる人物が登壇しました。
ZEHは、住宅なので国土交通省がからみ、エネルギーにも関わるので経済産業省がからみ、温暖化対策にもなるので環境省がからむという、複数の省をまたいで重要なものと認識されているのでしょう。

スマートウェルネス住宅の普及

国土交通省の講演では、住宅生産課の長谷川貴彦課長が登壇しました。
国土交通省では、「住生活基本計画」を策定し、スマートウェルネス住宅の普及を進めています。

スマートウェルネス住宅とは、エネルギー効率が良くて、健康的な生活を送ることができる住宅です。
ZEHは断熱をしっかりと施されていますのでエネルギー効率が良いことはもちろんですが、住宅内での温度差を少なくできるため、ヒートショックなど住宅内での事故を減らすこともできます。

ZEHのイメージ

2016年 ZEH支援事業調査発表会の調査資料より p.44 | 経済産業省

毎年入浴事故で2万人の方が亡くなっていますが、ZEHが普及することでこうした犠牲者を減らすことができるのです。
こういう観点からも、ZEHの普及は必要なんですね。

ZEHビルダー制度

続いて、経済産業省の講演では、省エネルギー対策課の吉田健一郎課長が登壇しました。
現在、ZEHビルダー制度を作り、ZEHビルダーが建てたZEHに補助金が出るようになっています。

ZEHビルダー制度

2016年 ZEH支援事業調査発表会の調査資料より p.13 | 経済産業省

この制度をしっかりと運営していくことで、ZEHの普及を進めていくそうです。
さらに、ZEH補助金制度を運営することで蓄積されるデータを公開していき、ZEHの普及促進をさらに進めていくとの展望も話されていました。

地球温暖化対策にパリ条約

最後に、環境省の講演では、地球温暖化対策課の松澤裕課長が登壇しました。
1880年から2012年に、産業革命で化石燃料を使うようになってから、地球の温度は0.85度上昇しました。

地球の温度は0.85度上昇

環境白書「第1章 地球環境の現状と持続可能な社会の構築に向けて」より | 環境省

このまま何も手を打たないと、2081年から2100年において平均気温が2.6から4.8度の上昇が見込まれるそうです。

2.6度とか4.8度と聞いてもあまりピンときませんが、気温が3度上昇するとさまざまな分野で不可逆的な影響が出てくるそうです。
「不可逆」ということは、一旦変化してしまうと、もう以前の地球に戻すことはできなくなってしまうということです。

そうならないためにも、世界各国で地球温暖化対策を進めるためにパリ条約が発効しました。
環境省としても、新築住宅だけでなく、建て替えやリフォームでもZEHを普及させ、地球温暖化対策を進めていきたいそうです。

国土交通省、経済産業省、環境省の話を立て続けに聞き、まさに国をあげてZEHを普及させていくんだという意気込みを感じることができました。

パリ条約についてはこちら。

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カテゴリ: エネルギー全般

2030年に向けたZEH普及の展望

記念講演会の後半では、ZEH推進協議会の顧問に就任した大学教授の方々や、国の役人の方々でパネルディスカッションが行われました。
パネルディスカッションのテーマは、「2030年に向けたZEH普及の展望」です。

ZEHを普及させることが重要であるのは間違いありませんが、そのためには「『ZEH』という技術を、日本の住宅文化にどのように適合させるかが大切」という話が出てきました。
また、「住まい手にとって良い住宅」でなければ、受け入れられませんので、住宅デザインの中に太陽光発電を取り込むなど、良い住宅を作っていかなければいけないという話もありました。

パネルディスカッションの最後に、ZEH推進協議会代表理事に就任した小山氏から、ZEHを建てる人と住まい手の「架け橋」となり、「三方良し」を実現していくといった抱負が語られました。

開始から3時間半にわたる記念講演会でしたが、あっという間に時間が過ぎるほど充実した内容でした。
これからのZEH推進協議会の動きに期待が膨らみます。

まとめ

今後、ZEHの普及が進むことは間違いない流れです。
普及が進む中で、住まい手が「ZEH」ということを意識しないまま、良い住宅を求めた結果としてZEHになっているという感じになっていくかも知れません。
住まい手が特段意識しなくても、ZEHに住むことが当たり前の世の中になると良いと思います。

ZEHを実現するためには、もちろん太陽光発電が不可欠です。
今後は、新築だけでなく、リフォームや建て替えでもZEHが当たり前になり、太陽光発電が住宅の屋根に載っているのが当たり前の世の中になると思います。
我々ソーラーパートナーズも、さらに努力を重ねていかなければいけないと、改めて思いました。

ZEHに関心がある方、太陽光発電に関心がある方は、お気軽にソーラーパートナーズまでご相談ください。

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(2019年4月19日更新)

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