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トヨタが電気自動車に本格参入!太陽光発電に追い風?

トヨタ自動車が電気自動車に本格参入

2016年11月7日、日本経済新聞の一面トップに「トヨタ、EV量産へ」と大きな見出しで記事が出ました。

トヨタ、EV量産へ 各国環境規制に対応
HV・燃料電池車に続く柱 20年メド検討

トヨタ自動車が2020年までに電気自動車(EV)の量産体制を整え、EV市場に本格参入する方向で検討に入った。世界各地で自動車への環境規制が強まっているため。これまでエコカー戦略の中核としてきたハイブリッド車(HV)と燃料電池車(FCV)に続き、EVも主要製品として品ぞろえに加える。 EVの企画や開発を手掛ける社内組織を17年初めにも新設する。グループ企業の協力を得て早期の生産開始をめざす。

2016/11/7付日本経済新聞 朝刊

トヨタ自動車のエコカーといえば、「プリウス」に代表されるハイブリッドカーや、「ミライ」といった燃料電池車(FCV)のイメージでしたが、今後は電気自動車(EV)も量産していくそうです。

電気自動車は、日産自動車の「リーフ」や、三菱自動車の「アイ・ミーブ」が先行しています。
トヨタ自動車は他の自動車メーカーと一線を画し、電気自動車にはそこまで力を入れないエコカー戦略を描いているのかと思っていましたが、やはりこれからの時代は、電気自動車なしでエコカー戦略を描き切ることはできなかったようです。

トップメーカーのトヨタ自動車が電気自動車にも力を入れていくことは、太陽光発電にとっても追い風になりそうです。
今回は、電気自動車と太陽光発電の関係についてご説明したいと思います。

電気自動車は本当にエコカー?

まず、大前提として、電気自動車は本当にエコカーなのか見ていきたいと思います。
電気自動車は、電気の力で走る自動車です。
つまり、本当に「エコ」と言えるかどうかは、どのような電源を使って自動車の蓄電池を充電しているのかに左右されるわけです。
極端な話、二酸化炭素を大量に排出する石炭火力発電だけで電気自動車の電気を蓄えた場合には、あまり「エコ」とは言えないでしょう。

そこで、電気自動車がどのような電源から充電された場合、どれくらいエコなのかをまとめた資料があります。
この資料では、

  • 「2009年度の電源構成で充電した場合」
  • 「2012年度の電源構成で充電した場合」
  • 「太陽光発電で充電した場合」

上記3パターンの場合、電気自動車のエコ具合がどうなるのかを、他の自動車と比較しています。

出典:燃料電池車と電気自動車、どちらが「真のエコカー」なのか? JB PRESS

「燃料が得られる時点から、実際に車を走らせるための二酸化炭素排出量」を整理したこの資料を見ると、従来車のガソリン車やディーゼル車と比べ、電気自動車(EV)の二酸化炭素排出量が少なくエコであることがわかります。
一般的にはエコカーと認識されているハイブリッド車(PHV)も、電気自動車に比べると必ずしもエコとは言えなさそうです。

実際に、排ガス規制が厳しいアメリカのカリフォルニア州では、ハイブリッド車はエコカーの対象から外されてしまいました。
そういった状況も、トヨタ自動車が電気自動車に注力していく背景としてあるのでしょう。

※エコカーと太陽光発電の関係性について詳しく解説した当社コラムが御座います。
こちらも併せてご覧下さい。

関連記事
太陽光発電と電気自動車・燃料電池車などの「エコカー」の関係

電気自動車と太陽光発電はベストパートナー

さきほどの資料で注目すべきは、「太陽光発電で充電した場合の電気自動車」が圧倒的にエコだという点です。
考えてみれば当たり前のことですが、太陽の光だけで電気を生み出し、その電気を貯めて走る自動車は、それはもう、すごくエコなわけです。

充電する段階でも二酸化炭素を排出することなく、しかも走行しているときにも排気ガスを出さない、「究極のエコカー」なのです。

さらに、太陽光発電は、発電量がお天気任せという弱点がありますが、電気自動車と組み合わせることで、その弱点をカバーすることができます。
電気自動車には大きな蓄電池が載っていますので、たくさん発電したときに電気自動車に電気を貯めこんでおき、天気が悪いときに電気自動車の蓄電池から家に電気を供給できれば、いつでも太陽光発電由来の電気が使えることになります。

このような住宅と電気自動車の組み合わせを、「V2H(ブイツーエイチ)」といいます。
これは、「Vehicle(車) to Home(家)」の略です。

V2Hは未来の空想物語ではなく、既に実用化されています。
住宅メーカーのトヨタホームを傘下にもつトヨタ自動車が電気自動車に本格的に取り組むことで、V2Hの普及も一気に進むのではないでしょうか。

V2Hについてはこちらの記事をご覧ください。

関連記事
太陽光発電とV2Hをうまく組み合わせるメリット ZEHの実現に向けて

まとめ

トヨタ自動車のような大メーカーが電気自動車を量産するようになれば、それに伴って蓄電池の量産も進むことになります。
蓄電池の量産が進めば、その結果、蓄電池の価格が下がることになるでしょう。
この流れは、電気自動車を蓄電池として使う場合だけでなく、定置用蓄電池にも波及するでしょうから、定置用蓄電池の価格も下がることになると思います。

定置用蓄電池の価格が下がって普及が進めば、発電量が不安定という太陽光発電の弱点が補われるようになり、ますます太陽光発電が身近なものになるはずです。
このように、トヨタ自動車が電気自動車に本格参入することは、太陽光発電にとっても追い風になると思います。

これだけの追い風がある状況ですので、もしそろそろ太陽光発電を考えてみようかなという方がいらっしゃったら、どうせ買うなら売電価格が有利な今のうちに買った方がいいと思います。
ご興味のある方は、ソーラーパートナーズまでお気軽にご相談ください。